リクエストの隊晴
(Dom/Subパロ)
「ねぇ晴明くん」
「は、はい、?」
僕は今目の前にいる、いつもの余裕そうな表情を珍しく少し崩している隊長さんに懇願されるような声色で名を呼ばれた
「僕とさ、」
プレイしない?
「……えッ、?」
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事の発端は数時間前
「うあ”ぁぁん!学園長ぉ、!隊長さんがぁぁッ」
「うわっ、泣きつかないでくださいよ」
僕は自身の上司である学園長に縋り付くように泣きついた。これにはちゃんとした、ちゃんとした理由があるのだ。決して僕が泣き虫なだけではない、いや泣き虫だけども!!
「んで、何です?アイツがどうしたんですか?」
「うぅ、実は隊長さんをさりげなく誘おうとしたら失敗してしまって……」
「はあ、そんな事でしたか……」
そんなこととは失礼な。
僕の想い人の為に頑張って試行錯誤してビビりな僕が勇気をだして実行したのに。
そんな事とは失礼な!!!
「うるさいですよ」
「え”!?僕何も言ってません!!」
「顔がうるさかったんです」
そんなぁ、とまた学園長に泣きつこうとしたら
ふわり、と優しく、しかししっかりと後ろから僕のことを誰かが抱きしめてきた。
あ、この匂い…………
「僕の大好きな匂いだ、」
「え〜?晴明君ったら僕の匂い大好きなの〜?」
やっぱり、隊長さんだった。
てかこの距離なに!?近すぎて心臓が飛び出そう!!今絶対顔赤い、!!
(こっち見ないでぇ〜!!、)
「…………」
グイッ
「ぅえ、!!?」
隊長さんが急に黙ったと思ったら急に腕を引かれてどこかに連れていかれた。
しばらく十数分間歩くと隊長さんはある建物の目の前で足を止めた。
その建物とは、
「らっ、らぶほ……、???」
「さ、行くよ」
「ちょ、ぉ、!?」
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ドンッ
「ひぇッ…………」
「ねぇ晴明くん、あっちゃんと何話してたの?」
「あ、え、?み、見てたんですかっ、」
「うん。だから君があっちゃんに抱きつくところもちゃぁんと、見てたよ?」
ね?と壁に僕を押し付けて話しかけてくる隊長さんはいつもと違って圧がこわい、
怒ってる、??
「ぁ、あのっ、隊長さん、もしかして怒って_
「ねぇ晴明くん、」
「は、はい、?」
「僕とプレイしない?」
__そして今に至る。
って!!何僕は丁寧に説明してんだ!!てか誰に説明してんだよ!!それよりも隊長さんをどうにかしないと!!でも隊長さんから誘ってくれるだなんて好都合だ…………
なんて了承の言葉をかけよう????
「ぅぁ、あの、えと、その、ッ」
「ねぇお願い、晴明くん、」
隊長さんが僕の両手を優しく握り懇願するような声色で僕の耳元で告げる、
「プレイしよう、?」
僕は無意識のうちに軽く頷いてしまった
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「ね、晴明くん。” おいで? “」
「ッ、はい、」
僕はベッドに腰掛けている隊長さんの元にゆっくりと歩み寄る。
コマンド、隊長さんに初めてコマンド使われたッ
「ん、いい子だねぇ、よしよし、」
「んッ、隊長さん、。♡」
隊長さんの近くに歩み寄ってからすとん、と床に座ると隊長さんは甘い声色で優しく、暖かい手で頭を撫でてくれた
うれしい、もっと褒めて欲しい………♡
そんな僕の願望を読み取ったのか、隊長さんはにこ、と口角を上げては僕の顎を優しく掴んで軽く持ち上げた
「晴明くん、僕のコレ、” 舐めて? “」
「ふぇっ、♡」
いつズボンをおろしたのか、そんな疑問なんてすぐに吹っ飛んだ。隊長さんの大きい逸物が目の前にさしだされては、頭がフリーズしかける
な、なめなくちゃッ、
「んッ、ふ、ぅっ♡」
「ふふ、かぁわい」
隊長さんに喜んでもらおうと、必死に大きい逸物を口の中に控えめに招いては舌でちろちろ、と舐める。すると隊長さんは僕の頭を優しく撫でてくれた
顔があつい、耳まであつい、いや、全身が痺れるようにじわじわと熱が上がっていくような……
「晴明くん、もっと” 舐めて “」
「ん”っ、♡ぁ、ッんぐ、♡」
コマンドをまた使われては口を更に大きく開いて、喉まで招き入れて、裏筋をゆっくりと舐めるように頭を動かす
「はぁッ、晴明くんじょーず……」
隊長さんの気持ち良さそうな顔を見ては目が合い、そのまま優しく頭を撫でられては背中をなぞるように撫でられた
「ッ、ふぁッ、んぐ、??♡♡♡」
あれ、?僕今、イッてるッ、??♡♡
「ん、晴明くん勝手にイッちゃったの?」
「んぁ、ご、ごめんなさ、」
ずる、と口から逸物が引き抜かれてはすぐに謝罪の言葉を告げた。
隊長さんに幻滅されちゃうッ、
もうだめだ、と涙目になって必死に泣かないよう、唇を噛みしめていると隊長さんの軽く笑った声がした
「……ふふっ、ホントに晴明くんは可愛いなぁ、」
「ぁ、え、?隊長さん、??」
「ねぇ晴明くん、”おいで”」
「ッ、はい……♡」
両腕を広げる隊長さんの胸にそっ、と体を寄せて本能のままに隊長さんの背中に控えめに手をまわして抱きしめた。
隊長さんのいい匂い………♡
「もう僕以外の人に抱きついちゃダメだからね、」
「……へ、?」
今、なんて、???
「ぁ、あのっ、隊長さ、むぐぅ、!?」
先程の言葉について聞こうと口を開き、言葉を発そうとしたが隊長さんからの口付けによってそれは叶わなかった
あっ、舌はいってきた、っ♡
「んっ、んぅ♡ふっ、ぅうッ!♡♡」
「ん…晴明くん」
「ふ、はぁっ、♡はぁ、ん、ぇ?♡」
頭まわんない…………♡♡
ただ隊長さんに名前を呼ばれたのは理解できたので隊長さんの顔を、あまり焦点の合わない目で見つめた
そして、隊長さんは僕が見たことのない、今までで一番妖しく、綺麗な笑みを浮かべて_
「これからは僕だけを見てね?♡」
「ぁうっ、♡♡」
僕では到底測りきれない程の独占欲を、言葉にして囁いたのであった__
隊晴のリクエストありがとうございました!
とても大遅刻をかましてしまいましたリクエストしてくれた方には申し訳ないです。。
隊晴って見たりする事はあるんですけど書いたことはなかったので色々勉強になりました!ෆ
コメント
4件
きゃ...きゃわいいッ♡♡ 独占欲強めな隊長さん好き 晴明君も誘おうと頑張ってたんだね、 ありがとうございますッもう人生に悔いなし꒰ঌ( ´ཫ`)໒꒱