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#腐男子
光
142
もか@リムるな危険
1,213
スワロウテイルの事務所。時刻は現在、12:00
恵美まどかのTurn
~前回の続きから~
二人とも目をそらしたはいいが、気まずかった。誠一のよく響く声が僕らを呼ぶ。「恵美ー!司波ー!ご飯できたから、運ぶの手伝ってや~!」僕はめんどくさいし、動きたくないから「え。やだ。僕はパス」司波仁は、無言ですたすたと誠一のもとまで歩く。普段僕の言うことなんてあんなに聞かないのに。少し嫉妬してしまった。だから、僕も誠一のもとまで歩く。それを見た誠一が「恵美が……手伝うやと….!?どないした!?具合悪いんか?なんか変なもんでも食ったんか!?」それを見ていた司波仁が「ぷっ」と笑う。僕と誠一はあっけにとられる。「….え?」思わず僕の口から驚きの声が出た。だって、あの仏頂面の司波仁が笑ったんだぞ。こんなことで。僕はふにゃっと笑った。自分では気づかなかったが、多分そんな顔をしていた気がする。誠一が「……..へ?」間抜けな声が響く。司波仁は顔が緩んでいたのにすぐ気づいたのかいつもの顔に戻るが、さっきと、まとっていた空気がなんとなく違うのがわかる。健三が慌てて飛んできて「ああああああああああ!まどかさんの!!!神の笑顔!!!今すぐ撮らせて下さああああい!」誠一がそれに対して「お前なぁ、気色悪い声だすなや。」このやり取り、どっかでも見たような…….。司波仁のほうをちらっと見てみると、健三の頭のねじが外れた様子にドン引きしている。めったに感情を顔に出さないから、少しばかり面白かった。
スワロウテイルの事務所。時刻は現在、12:00
司波仁のTurn
~前回の続きから~
慌てて目をそらしてしまった。少し申し訳がない。そんなことを考えていると恵美まどかの記録者(オカンのほう)がどうやらご飯ができたらしく、運ぶのを手伝ってほしいと俺と恵美まどかに声がかかる。恵美まどかはパスした。俺は昔からばあちゃんに「よその家で、ご飯を頂くときは、なにもしないで食べるのはやめなさい。働かざる者食うべからずですよ、仁。」友達ん家に遊びに行くたびに言われていた。その言葉がよほど体に染みついていたのだろうか?考える間もなく体が勝手に動く。縦人にも大地にも言われてたからな。おっさんからも。その少し後に恵美まどかが来る。珍しい。それを見た記録者(オカンのほう)が、びっくりしてすごく心配していたのが面白く、思わず声が漏れた。そのあと二人のリアクションで気づいた。笑っていたと。その騒ぎを聞きつけた恵美まどかの記録者(恵美まどかの絶対的信者のほう)が笑った恵美まどかを見て頭のねじが多分全部飛んだ。心配するほど変な声を出しながら恵美まどかの笑った顔を連写している。俺はドン引きせずにはいられなかった。でもさっきの恵美まどかの笑みは、確かに可愛かった。
~ここで一旦終わり~
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3件
続き楽しみにしてます! 仁とまどかの絡みが最高です!
ぐぇッ!(尊死)
このエピソード、めちゃくちゃ良かったです!同じ場面を恵美さんと司波君の二人の視点で描く構成が面白くて、それぞれの心の動きが丁寧に伝わってきました。 特に「仏頂面の司波仁が笑った」という出来事を、恵美さんが「面白い」と感じ、司波君自身も「恵美まどかの笑みは確かに可愛かった」と認めるところが、二人の距離が少し縮まった感じがしてじんわりきました。健三さんの騒ぎ方も相変わらずで、スワロウテイルの温かい雰囲気が伝わります。続きが楽しみです!