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ダンディさんが嫉妬しちゃう話が書きたかった…なぜこうなった!
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注意
•moonflower ダンディ×アストロ
(カプ要素薄いかもです…)
•設定、口調や性格諸々ほとんど想像です
•シリアス 救いはない
•長い!(長い!)※長い!/nagai!
↑長い!短編集かこれ!?
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A.
ガコンガコンと揺れるエレベーターの中。
エレベーターは、僕を乗せて下へ下へとどんどん下のフロアに向かっていく。
僕の気持ちは置き去りにしたまま。
なんで、こうなってしまったんだろうか。
合計で5人エレベーターに乗っていたのに、今や僕1人だけ_
シェリー、vee、スプラウト、ペブル…みんなみんな僕の親しい友人だった。
だけど…
シェリーは、上半身と下半身を千切られて離れ離れになって、身体の所々からイコールが流れ出していた。
veeは、腹に怪我を負わされて、イコールが溢れて止まらなくなってしまい、前の彼女からは想像できないような怒り狂った顔つきになった。
スプラウトは、左目と口からイコールが止まらなくなってしまって、左腕は膨れ上がって大きな鉤爪が生えてしまった。
ペブルは、身体がぐんと大きくなって、大きな牙と爪が生えて、大きくなった舌をだらんと垂らしていた。 それは、まるで獲物を狙う猛獣のようだった。
…そうして、Twistedになった彼らは僕を狙いに来るようになった。
大粒の黒い涙を赤く充血した目から流して、変異した両腕をこちらに伸ばして…、
まるで、助けを求めてるみたいで。とても、とても僕には直視できなかった。
そうやって、何回もTwistedに変異した友人に追われて…。
束の間の休息であるエレベーターの中で、俯いて いつからか僕は震えていた。
こわい、こわい、怖い、怖い、怖い!!
彼らが僕に追い縋ってくる姿が忘れられない。こわい。
助けて、助けてって赤色の眼で訴えかけているみたいで顔を見れない。コワイ。
ゔー、ゔーって唸り声がまるで生き残った僕を恨んでいるみたい。怖い。
…もう、顔を上げられない。
…ス…ロ
呼んでる。誰かが呼んでる。
アス…ロ
やめて。やめて。もう呼ばないで。
その時、ピンポーンとエレベーターが目的地に着いた音が鳴り響いた。
はっと顔を上げれば、もう声なんて聞こえてこなかった。…大丈夫、怖くない。
…… 怖いけれど、行かなければ。そうして僕は重い足取りで抽出機に向かった。
背後から赤い視線を感じてふと振り返ると、もうエレベーターは閉まっていた。
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また、エレベーターに帰ってきた。この抽出作業ももう慣れてしまった。
…慣れたくなんて、なかったけれど。
ア……ロ
ア…トロ
また、まただ。呼んでる。僕の名前を。 もう友人は誰一人残ってないのに。
うるさいうるさいうるさいうるさい
🌘「…うるさい!黙ってよ…。」
もうこれ以上聞きたくなくて、つい叫んでしまった。
でも、声はピタリと止んだ。…よかった。
早く、また抽出作業を終わらせなければ。またピンポーンと音が鳴り、扉が開く。
そのフロアは見慣れた場所で安心した。今回は早く終わるだろう…。
一歩、足を踏み入れる_
「…そっかぁ。そんなこと、言うんだね」
背後から、声がする。でもエレベーターは閉まっていて声の主は分からなかった。
でも…どこか見知った声。誰だろう?だって、親しい友人はもう_…
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さっきの声が頭から離れない。 ぐるぐる、ぐるぐる。頭の中で声が反響する。
このフロアに来てから、なぜかTwistedの足音が大きく感じる。
ドスドスと歩く音がいつもより不気味で気持ち悪い。
でも、マシンを探さなければ。早く、早く早く早く早く早く早く早く早く早く。
このフロアから抜け出さなければ。
ドスドス、どすどす。
近くから足音がする。
🌼「…あは、アストロみーつけたっ。」
🌘「…ぇ」
そうして、とぼとぼと歩きながらマシンを探していると、声をかけられた。
_ちょうど、僕の後頭部のあたりから。
🌘「ぁ…な、なんで……え…?だ、…、ダンディ…?」
僕に声をかけてきたのは、僕の一番の友人…ダンディだった。
さっきまで他の四人のことばかりで忘れていた。…僕の初めてできた友人なのに。
でも今の彼の姿は、見知った姿じゃなかった。
熊みたいに大きくて、長い爪の生えた身体。赤く染まった目。
大きい口に鋭い牙、……真っ黒な液体がついた顔。 ……全部、ぜんぶしらない。
どうして?どうしてこうなった?なんで?なんで、どうして?
やだやだ、理解したくない。
🌼「アストロってばひどいよ!
僕はあ~んなにも君を励まそうと何度も呼んだのにさ…」
「”うるさい!”だなんてさ。僕、ちょっと傷ついちゃった。」
🌘「ぁ、あ…ちがう、…ちがぅ、くて…それは、」
うまく話せない。
いつもの彼からは感じられない圧があって、怖くて怖くてたまらない。
はっ、はっと口から息が漏れてしまう。
🌼「…も〜、そんなに怯えないでよ!アストロ〜!」
「…でもさ、アストロが悪いんだよ。」
「だって、僕の事無視するんだもん。」
「…あ、でも」
「やっと、2人きりで話せるね!」
🌘「…は、ぁ?」
🌼「だって、みんなの事邪魔だったんだもん。」
「でも、友達が傍にいなくなったらアストロは悲しむでしょ?」
「でも今は僕がこうやって傍にいる。これでもう悲しくないよね!」
🌘「…なに、ぇ…、?…なにいって、…?」
🌼「だ~か~ら~、僕はアストロと2人きりでいたい。
アストロは1人だと寂しい。」
「でもこうやって僕がフロアにでてきたら、
2人きりで話せるしアストロも寂しくないでしょ?」
「一石二鳥ってヤツだよ!」
何、言ってるんだろう。
理解できない。理解したくない。理解する必要があるのか?やだ、いやだ。
でも、分かってしまう。今、絶対に起きてはいけない事が起こっていること。
_それは、僕が原因だという事も。
そう気付いてしまった僕は、逃げたくて逃げたくてたまらなくなって。
走り出した。
🌘「_ッ!」
🌼「あ、ちょっと待ってよ!何処に行くの!?」
逃げても、いつか捕まることはわかってる。
だって、エレベーターはもう開かないのだから。でも目を逸らしたかった。
今は、この現実から。
変わってしまった友人から。
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ちょっと雑談
•絵文字多量注意!
ダンディさんがTwisted dandyになるのはテープを渡してくれないのもあるけど、”お友達”に無視されているから怒ってなっちゃった説が好きです。
小説もそれベースで書いてます…🙏
むぎちゃです‼️
前作30いいね超えありがとうございます🫵🫵
あの、ほんとに、嬉しくてェ゙……🥹 コメントも読み返したりします🙋
尊敬様からのコメント見て悶えてます…_(┐「ε:)_ 嬉しいネ…。
あと、コメントの際は全然タメ口大歓迎です👍
最近は1人でTwisted veeのケツ追いかけ回してて寂しいです😑💭
メイン買いたい…😣
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コメント
9件
誰かフレンドなりませんか〜!?!?!?