テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#創作BL
灯依
393
⚠︎暴力
「 カット。
はい、一旦休憩入ります~。 」
カットがかかる。
現場の緊張感は一気にほぐれ、俺の肩の力も抜ける。
「 目黒さん、タオルどうぞ! 」
「 すみません、…ありがとうございます。 」
冬にも関わらず、雨に打たれた俺とお相手の女優さん。
「 温水にしてもらってるとは言っても、さすがに寒いですね~笑 」
穏やかに笑う彼女。
「 ですね、笑 」
俺は、当たり障りのない答えを返す。
俺の現場での会話はいつもそんなもの。
いつ誰に聞かれているか分からないため、変な事を言わないように
細心の注意を払って。
「 目黒さん、この後YouTube撮影です! 」
「 あ、はい。わかりました、!」
今日は久しぶりのすのちゅーぶ撮影だ。
ふっかさんと、照くんと、
康二。
俺は康二を思い出すと、体が火照る。
「 は~…この癖、ほんと嫌…。」
見慣れた事務所の廊下。
レッスン室から聞こえるリズミカルな足音と、わちゃわちゃする声。
俺はいち早くメンバーに会いたくて足を速めた。
「 おつかれ、! 」
撮影部屋のドアを勢いよく開けると、
長い間、気を張っていた俺の体が、頭が、
優しくほどかれた。
「 お、めめ。お疲れ様。」
ふっかさんの、俺の情けない姿を包み込んでくれるような暖かい笑顔と、ふわっと入り込んでくる優しい声。
「 めめ、おつかれ。 」
照くんのくしゃっとした目元、少し上擦っている声。
そして、
俺が今一番欲していた
「 あっ、めめ! おつかれさん!! 」
向井 康二
犬みたいに走って近づいてきて、可愛い関西弁で俺を翻弄する。
愛おしくて、目が回りそうだった。
「 康二、久しぶり。会えて嬉しい、、」
「 …俺もやで! めめと会えんくてめっちゃ寂しかった、!」
今すぐ抱きしめたい。
キスしたい。
触れたい。
俺の頭の中は、そんな穢れた事でいっぱいだ。
「 んっ、…めめ、耳触らんといてよっ、笑 」
「 あっあぁ…ごめん、! 」
思わず、康二の弱い耳を触ってしまった。
康二は、赤くなりながら、俺の手を制す。
顔の影が落ちた首筋が、やけに色っぽく見える。
俺は釘付けだった。
「 おいお~い。そこのおふたりさん。 」
俺はふっかさんの呼びかけで、正気を取り戻した。
「 30分後に撮影始めるからね~? 」
「 ぁ…はい… 」
恥ずかしくて顔もあげられない。
康二は、俺の手を取った。
「 めめ、ちょっと来て? 」
「 ぇ、あ、うん…」
in トイレ
「 康二、どうした? 」
康二は、歩いてる間も無言で俺の手を引っ張るばかりで、俺に顔を見せてくれなかった。
「 めめっ、」
突然 強い力で個室に押し込まれる。
「 えっ、なにっ…、!? 」
康二は無理やり入ってきて、鍵を閉めた。
「 こ、康二…? 」
前に立ちはだかる康二
「 …めめ、キスしよ。 」
頬に手を添えられ、顔が近づいてくる。
「 ぇっ、……んっ、… 」
久しぶりの彼の感触。
貪るようなキス。
「 …ふっ、ぅ…ん、 」
呼吸がままならない。
苦しい。
俺は康二の胸を押した。
「っはぁ、…ん…、康二…急にどうしたの、」
そう聞くと、表情が曇る。
「 めめ、…キスシーンあったって聞いた。 」
「 ぁ…うん、…あったけど…、 」
彼の指が俺の唇に触れた
「 …俺だけのもんやのに、…上書き、 」
唇が触れ、舌が侵入してくる。
「 んぁっ、…ふっ、んんっ、…!! 」
生暖かくて、ねっとりとしたキス。
必死に康二の舌について行く。
康二の手は服の中に入ってきた。
「 んぁっ、! 」
腹筋をなぞる彼の指
「 っ、康二…、なんで、… 」
「 …俺以外に触られたんやろ、 」
康二は、真剣な顔で訴えてきた。
「 俺のもんやって印つけなあかんやん。 」
首に噛み付いた。
「 ぅあっ、康二、そこはだめっ、」
康二の息が肌に当たる度に
声が漏れる
「 ぁっ、康二っ…、ちょっと…っ、」
康二は顔を上げ、
「 めめっ、… 」
俺のズボンに手をかけた。
「 ぇっ、康二…!? 」
康二はしゃがんで、俺のものを扱いた。
体格に見合わない大きな手、長い指。
恥ずかしさと気持ちいいという俺の本能が入り交じり、顔が見れない。
「 ぁっん、…いや、やめてっ… 」
「 めめ、顔見してや。 」
「 むり、むりっ… 」
康二からの視線が痛い。
「 はっ、ぁ…うぁ、 」
俺が身体を震わせると康二は立ち上がり言った。
「 蓮、舐めて。 」
「 …、 」
ズボンのチャックを下ろし、彼のものを触る。
久しぶりに彼を感じられた瞬間。
ふと彼を見上げると、満足気に俺を見ていた。
「 …偉いね。 」
「 んっ、…ぁ、 」
彼の匂いが俺の中に流れ込んでくる。
くらくらしてしょうがない。
康二は俺の頭を撫でていた。
俺は自分のものに触れようとした。
「 …。 」
すると突然、俺の頭を押さえつけ、腰を振り始めた。
入ってはいけない所まで入ってくる。
嗚咽が止まらない。
「 ぅ“、お“っ…ぁ“っ、! 」
「 んふふ、可愛ええねぇ。 」
「 ぁ“っ、ぉえ“っ、 」
苦しいはずなのに、
大好きで大好きでたまらない彼からそう言われると、嬉しくなってしまう。
「 俺の許可もなく触ったあかんやろ?
暫くしてへんかったから、忘れてもうた? 」
「 ん“っ、ぅ“ぁ、っ… 」
涙が溢れた。
彼の期待に応えられない自分が情けなくて。
彼にたくさん教えてもらったのに、この短期間で忘れてしまうなんて、俺なんかクソだ。
彼はするすると俺の口から抜いた。
「 蓮、泣かんで?
俺、怒ってる訳ちゃうねん。蓮はよぉ頑張ってるで。 」
「 ん“、っ…ごめん、ごめんなさぃ、… 」
「 気にしんでいいねん。
早く済ませへんと、ふっかさんたちに怒られるから自分で慣らして? 」
恥ずかしいけど、康二が言ったことは絶対だ。
「 ん“っ、ぁっ…康二っ、 」
康二は俺が慣らしているのをじーっと見つめている。
自分の指じゃ中々奥まで届かなくて、焦らされている気分だった。
「 康二、…早くっ、 」
「 まだ全然慣れてへんやろ。
痛い思いさせんのは嫌やねん。もうちょい頑張って? 」
「 うぅ、… 」
優しい目でそう言われると、従えざるを得なくなる。
シーンとした空間に、水気を帯びた音が響く。
恥ずかしくてありゃしない。
「 はぁ、はっ…康二、苦しい、 … 」
「 ん、いい子やね。 」
頭を撫でてくれる。
わしゃわしゃと雑なのに、暖かい手。
ますます彼が恋しくなった。
康二は俺を立たせて、ドアに持たれかけさせた。
「 …蓮、体熱すぎ。笑 」
「 は、恥ずいからっ…、 」
俺の中に指が入ってきた。
「 ぁっ、なんで、指なのっ…、 」
「 蓮の可愛い顔、ちゃんと見たい。 」
「 っ、嫌…恥ずかしいっ、…んっ… 」
康二の指が、俺の中を這うように気持ちの良いところ探してくる。
首に手が添えられ、喉仏をなぞられた。
「 蓮、可愛ええね…。
このまま、俺だけのもんにしてしまいたい。 」
「 ぁっ、ん…、俺は康二以外見えてないけど…、ふっ… 」
康二がピタッと止まった。
少し間があき、俺の中に太くて長いものが入った。
「 ぁ“っ、! 」
「 中、あつっ…笑 」
「 バック嫌っ、おかしくなるっ“…! 」
「 蓮、いつの間にそんなん言えるようなったん? 誰かと練習したん? 」
「 康二っ、ぁ“、 」
喉仏を押されて声が出ない。
苦しい。
俺は必死で頭を横に振った。
「 はぁ“っ、くるし“っ…、 んっ、 」
「 …苦しい?
蓮はそれが好きやろ。俺にどんだけされても離れへんのは、そういう癖があるからやん。 」
「 ちがぅ、康二が好きだから、っ…すき、だいすき…っ、! 」
苦しいのに、彼を求めてしまう。
でも、そういう癖があるんじゃなくて
康二が
向井康二が好きだから、求めているんだ。
「 …ほんま、可愛すぎて殺してしまいそうやわ。 」
「 んっ…康二になら、…殺されてもいぃ“、 」
果てるのが止まらない。
でも俺は、出ないんだ。
康二にたくさんやってもらっていたら、出なくても果てれるようになった。
「 …殺してまうよ。 」
「 いぃよ、ころして“っ、 」
濃厚なキス。
息ができなくて、意識が朦朧としながらも
幸せで仕方がなかった。
「 ん、く“っ…ぅ“あっ、 」
「 ちゅ、っ…ん、 」
康二の腰が速くなる。
何度も気持ちの良いところを重点的に突かれて、立て続けに果てる。
「 あぁ“っ、きもちぃ“っ…、」
「 出すでっ、…ん、ちゅ“っ、 」
俺の中に、注ぎ込まれた。
首には彼の跡がたくさん。
俺は幸せに包まれていた。
「 めめ、撮影いける? 」
「 はぁっ、…はっ…..ご褒美くれる、? 」
「 …なにがいいん? 」
「 …….康二の家行きたい、 」
康二は少し笑って、答えた。
「 …ええよ。 いっぱい可愛がったる。 」
コメント
1件
康二の独占欲がすごくてドキドキしました……。「俺以外に触られたんやろ」って嫉妬からああいう形になるの、関係性の深さを感じますね。めめの「康二になら♡♡♡れてもいい」って心情も、支配と愛情が混ざってて切なかったです。アイドルとしての表の顔と、二人だけの空間のギャップがたまらない2話でした。続き、めめの家に行く話も気になります!