28番目のお客様

目を開けると、そこは森の中だった

Kr｢うぉ、なんだこれ……！？｣

Sha｢あれ、、きりやん……？｣

俺たちは寝ていたのか横になっていた。

Kr｢……？なにこれ、手紙？｣

Sha｢え？なにそれ……あれ、俺も持ってる｣

右手に握りしめていたのは4枚の手紙と1枚の写真だった。

その写真を見ると全く知らない人達の顔が映っていて、知っているのは俺とシャークんと……きんときだけ

Kr｢……ん？あれ、、きんときは……？｣

Sha｢……確かに、、｣

シャークんと写真をまじまじと見る

なんだろ、こいつら。

会ったこともないのに……まるでどこかであったことのあるような……少し安心するような……心が暖かくなる感じがする

俺はこの感情が分からずにいるとシャークんが言った

Sha｢まぁよくわかんねぇけど家帰ろうぜ。寒いし｣

Kr｢あ、あぁ、だな。家帰るか。｣

家に帰っている時に人通り手紙に目を通す。

nakamu？とか、

ブルーク？とか

スマイル……？とか

あときんとき。の

全く知らない人達からも手紙があった。

手紙の内容にはまた

Day Dream CIRCUSで会おうね。

とか

Day Dream CIRCUS以外でも会えるといいね

とか

アースって名前かっこいい！

俺の名前と交換しよ！

とか

意味のわからないことばかりだった

なんで、アースって名前を知っているのか

Day Dream CIRCUSとはなんなのか

うーんと、首を傾げてばかり

すると肩をポンポン、と叩かれる

Sha｢おい、家ついたぞ。｣

Kr｢あ、まじ？じゃ、またな｣

Sha｢おう、また。｣

家に入り、靴を脱ぐ。

一体この手紙は なんなんだろ。と不思議に思いながら家に入ってリビングに行く

Kr｢ただいま〜母さん。なぁ父さん聞いてよー｣

と、話しかけようとすると母さんも父さんも……オマケに姉ちゃんまで驚いたように目を見開いてあわあわとする

Kr｢……？｣

俺は状況が全く理解出来ず、解説を求めたところどうやら俺は１週間、行方不明になっていたらしい

なんだそれ、と笑ったけどどうやらネタではなかったみたいだ

ニュースをつければ俺が行方不明になったというニュースばかり、

あれ？行方不明って俺以外もいるの？

〜〜

Sha｢ただいま。｣

家に入ってゲーム機を取ろうとゲーム部屋に向かうと父さんがいた。

珍しいなぁと思い、新作のゲームがないか聞こうと声を出したら父さんは俺を見て泣き出した

話を聞いたところ、俺は1週間も行方不明になっていたとの事。

最初はなんかの冗談かと思ってたけど、父さんが泣くなんて嘘じゃないな。と思い新聞とかも漁ってみた。

結果、これは結構ニュースに採り上げられていて、ただ事ではないと理解することが出来た。

ちなみにきりやんにも聞いてみたらきりやんも行方不明になっていたとの事。

そして、最後に不思議なことと言ったら

同じ日に行方不明になった人2人がまだ行方が分かっていないということ。

(しばらく投稿してなくてすみませんでした)