━━━━━━━━━彼が、欲しかった
「天馬〜!!こっち来てくれ!!」
「あぁ!!今いく!!」
「天馬!!今日俺らここいくんだけどお前も行かないか!!?」
「む?……おぉ!!実は俺も行きたかったんだ!!」
早く、僕のものに
「……司くん、最近クラスの人によく声かけられているね」
「確かにそうだな、まぁでも交流を深めるのは良い事だ!!」
「……司くん、今日僕の家に来ないかい?」
「え?」
「両親もいないし、新作のショーの案を練りたくてね」
「あぁ、そういうことなら!!」
「ありがとう」
類の家
「はい、ついたよ」
「お前な、もうちょっと片付けたらどうだ……」
「えぇ?これでも片付けたつもりだよ」
「どこがだ!!」
「じゃぁ僕は飲み物取ってくるね」
「あぁ!!ありがとう!!」
司くんには悪いけど、これでもしなきゃ━━━━━━━━━
【司side】
「早速なんだが、このシーン……」
「うん、となると機材も……」
ただ類と話して、水を飲んだだけなのに。
「……?」
頭がぼんやりする
「司くん?」
「……ッ?」
類が呼んでる、
そう思い振り向いた瞬間
「……ッ!!??」
唇に柔らかい物が当たった
「…る、、ッ!!」
なにかが口の中に流し込まされる
「ん……ッは……ッ!!」
ようやく離されたが
さっきよりも余計に頭が━━━━━━━━━
「る…い…?」
「フフ、」
なんだろう、怖い
さっきまでは普通だったのに
類が怖く見える
「……んッ……!!」
再び口を塞がれる
舌が入ってくる
「んん……ッ!!んぅ……ッ!!」
離して、と肩を叩くが、一向に離れてくれない
「…ッは、やめ……!!」
「……司くんが悪いんだよ?」
「ッえ?」
困惑した途端、なにか錠剤を飲まされる
「んんッ!!?」
ヤバい、飲み込んではダメだ。
でも、流れるように喉へ行ってしまった
「……ッぁ、」
なんだこの感覚。
やはりなにかまずい物を飲み込んでしまったのだろうか。
「司くん……」
類が抱きついてくる
「ッぁ、るい……」
やだ、やだこんな自分
でも頭が回らない
……どうすればいい?
外ももう暗い
家で咲希たちが待ってる
「……ッ、や、やめ……ッ」
必死で抵抗しても、敵わない。
類は一体どうなってしまったのか
「……」
「……ッ??」
類はこっちを見つめた後、さらに錠剤を飲まされそうになる
「……ッ!!や……ッ!!」
どうにか逃れるために口を塞いで後ずさりをする
「なんで……?」
「……ッ、」
逃げる俺を見て類は悲しそうな顔をする
その怯んだ瞬間に口に入れられてしまった
「んッ……ッ!!」
司くん
愛してる
コメント
2件
わぁぁおぉ
オーマイゴット 類どうしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!