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赤 × 桃
n m m n 作品
学パロ 後輩 × 先輩
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赤side
キーンコーンカーンコーン
4時間目の終わりを告げるチャイムが鳴る。
いつも通り先生への挨拶はすっ飛ばし、弁当を２つ持って屋上に走った。
先生「大神ぃぃぃ！！毎度毎度なんで4時間目の授業の時だけ挨拶をしない！？💢」
<あーすんませーん！！急いでるんでー！！
先生「せめて挨拶してから行けｯｯ！！💢」
白「出たで、りうちゃんの屋上RTAw」
水「もはや1年A組の名物だよねww」
白「僕らはゆっくり行くかw」
水「そーしよ〜」
ｶﾞﾁｬ（屋上の扉
赤「なーいくーん、きたよー」
今日は晴れてるから寝てるだろうと思い、少し小さめの声で名前を呼ぶと、案の定彼は寝ていた。
桃「すぅ、…すぅ…」
赤「…かわいー」（撫でる）
彼…ないくんと出会ったのは数ヶ月ほど前の事＿＿
赤「やばい…ｯ迷子だぁぁっ！！」
入学したばかりで、道に迷ったりうらは偶々屋上に来てしまった。
赤「うわっ、ここ屋上だっ、た…」
そこで見たのは桃色の髪と銀色に光るピアスを風に靡かせて眠る、男子生徒だった。
赤「っ . . . ！！/ / /」
心臓を撃ち抜かれたみたいに、その場から動けなくなった。
彼の顔を凝視していると授業終了のチャイムが鳴り、眠っていた彼が目を開ける。
桃「ん、ん…？も、おひるやすみぃ…？」
眠そうな顔でそう呟く。
桃「あ…まだ3限だぁ…」
赤「あ、あのっ！/ / /」
思わず声をかけてしまった。
桃「…？だれ？」
きょとんとした顔でこちらを見上げてくる。多分彼の方が背が高いが座っている為上目遣いになっていて可愛い。
赤「ぅあ、えとっ…りうらは大神りうらっていいます…ｯ！！/ / /」
桃「ほへぇ〜…一年生？」
赤「は、はい！/ /」
桃「そっかぁ〜…もしかして迷った？」
赤「あ、そ、そうなんです！！教室に戻りたいんですけど…分からなくて」
桃「んじゃ、俺が連れてってあげるよ」
赤「え、？/ / /」
赤（ひゃぁぁぁぁ近い近い近い！/ / / ）
桃「えっとね〜、1年A組の教室は…」
りうらの肩に手を置きながら歩く先輩。指を刺しながら説明しているのが可愛いくてもう心臓ばっくばく。破裂しそう((
桃「ついたよ〜」
赤「あ、ありがとうございましたっ！」
桃「ん、また迷ったら助けてあげるね笑」
桃「俺大体いつも屋上で寝てるから起こしにきて笑」
赤「っ……！！/ / / /」
赤「っあn」
水「りうちゃぁぁぁぁん！！」（抱きつく）
赤「うわぁっ！！？」
水「全く！！どこ行ってたのさ！１時間授業さぼってー！！」
赤「道迷ってたんです〜…あと暑い、離れて」
水「(´；ω；`)」
桃「…笑 じゃーね」
赤「え、あっ…先輩！名前っ…」
桃「ないこ。 乾ないこ」
桃「また屋上来てね、りうら」（手振る）
赤「……！！✨」
赤「はいっ！！！」
そんなこんなで色々あり、今じゃお互いタメ口でないくん呼び。なんなら毎日りうらが弁当を作ってあげている。
桃「ん〜…」
赤「あ、ないくん起きた？お昼休み だよ」
桃「ふぁぁ〜…りうらおはよぉ…」
赤「おはよ、w おべんと食べよ」
桃「！ うん！」
ないくんはいつも購買でお昼を買うのだが、週3くらいは面倒だと言ってお昼を抜く。
ないくんには常に健康でいて欲しいのと、りうらに懐いてくんないかなという小さい願望から毎日お弁当を渡している。
桃「ね、今日の弁当なに？」
赤「今日はね〜、ないくんの好きな卵焼きとハンバーグ。トマトは入れてないよ」
桃「え、やったぁ〜♡」
嬉しそうに擦り寄ってくるないくん。
こっちの気も知らないで…そんな可愛いことしないでよっ！！！たつじゃん！！（？）
桃「もぐもぐもぐもぐ…」
赤「おいし？」
桃「おいしっ！✨りうらやっぱ天才〜…」
赤「そりゃどーも笑」
口いっぱいに米を頬張るないくん。一生懸命もぐもぐしてて可愛い。
赤「…あ」
赤「なーいくん！」
桃「ほぇ、？」
赤「ついてるよ笑」
ないくんの柔らかい頬に付いた米粒を指先でそっと取り、自身の口に運ぶ。
桃「っ…！！？」
少しは照れてくれたかな、なんて思いながら顔を見る。
桃「…」
赤「…ないくん？」
桃「すっご！！！りうらめっちゃイケメン！！✨」
赤「…え＂」
桃「うわ、これがモテ男のテクかぁ…勉強になりますっ！！師匠！笑」
赤「え、えぇ…？」
桃「ごちそーさまでした！！」
桃「ご飯も食べたし、俺寝るね！おやすみ〜」
そう言ってないくんはりうらに寄っかかってくる。
赤「！！？/ / /」
桃「んへへ、りうらあったか〜♡」
桃「おやすみぃ〜…」
そう言って数十秒で寝息を立て始めるないくん。
赤「…鈍感、絶対振り向かせるから覚悟しろよ。」
無防備な彼の頬に、そっとキスをした。
水「え、これ入るの気まずくない？」
白「もぐもぐ…」
水「初兎ちゃん！？」
白「なに？」
水「なんでここで食べてんの？」
白「え、だってあと十分で昼休み終わるで」
水「え＂」
コメント
13件
名物赤ちゃんの屋上RTAw 鈍感すぎてかわよい．．．尊い… 気まずいけど尊いね(？)
いおりん、、 私の口角を返してけろ🐸(？) 鈍感桃ちゃん最高かよｯｯｯ👍 水白気まづいだろうなぁ((
うっへへへへへ() こうゆうやつがもう、好き。大好き。Love😌🫵🏻🫵🏻🫵🏻 それに無防備なのがめっちゃいいよね………🤤💕💕 もう書いてくれてありがとう😭😭感謝感謝👊🏻👊🏻💕💕
