どうも!紫蘇ㄘャンです!
水族館に行きたーい!!!
な気分です。もう久しく行ってません。癒されたーい…!!
そんな気持ちで今回はタイトルにもある通り、水族館へ向かうknmcとkzhのお話です!!
はい!それだけです!では!どうぞ!
あっとその前に!初めてですが、リクエストを募集したいなと思ってます!
理由はネタ切れですかね…笑
もう私の頭じゃ同じ話しか浮かばなくて、皆さんの好きなknmc受けのお話を聞きたい!知りたい!字に起こしたい!
なので、良ければコメントして下さい!
シチュエーションを言ってもらって、knmc右固定のリクエスト!募集します!!
・実在する人物を用いた創作話です!
・色々と捏造など個人的見解などで当小説は作成してます!
・そのキャラの口調がはやふやになってる所があるかもです!
・本人様達とは関係ないので、本人様達に繋がるようなご迷惑行為はお辞め下さい!
・本人様達の解像度は低いので(キャラ崩壊)無理な方は速攻閉じてください!
・誤字や矛盾してる箇所があったりしますが、その時は指摘お願いします!!
・kzmcです!🎲⚔️
「mcさ ~ ん!」
「あ、きたきた 笑」
そんな言葉共にknmcはkzhを迎える。とは言っても家ではなく外なのだが。
今日は珍しく、knmcとkzhの2人だけで遊びに行く日だった。
約束をしたのは先日の話で、たまたま遭遇した2人が話をしていて、この日だけはお互い何も予定が入ってなかったことを知って、これを機にkzhはknmcを誘った。
knmcはkzhからまさか遊びの誘いを受けるなんて思ってもなかったらしく、物珍しい目でkzhを見て、そんなkzhが不機嫌になったのもいい話のネタだ。
話は逸れたが、今回は2人で何をどうしたら水族館に行くなんて思考になるのか分からないが、水族館に行くらしい。
「昼食さ、ここの中のレストランでも良いよね?」
「もっち ~ 」
そんな話をしつつ、目的地へ向かう。
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「こちらへどうぞ ~ !チケットを拝見致します。…はい、確認できました!どうぞお楽しみ下さい!」
そんな明るめのトーンで喋る受付の人に一礼して、2人は可愛らしい装飾のされたゲートを通る。
中に入れば、海の中を再現されたような環境で、ひんやりとした空気とほのかな潮の香りが鼻を擽る。薄暗く、けれど光に照らされ、青く揺れる波が床や壁に反射して、どことなく綺麗だった。
天井にはその種類がいると示されている看板が吊るされていて、それを見て2人は館内を回る。
コーナーによって様々な種類の魚が見れて、2人は興奮気味に観察をする。
「めっちゃちっちぇ、この魚」
「ちっさいスね」
中身のない会話をしながら、ゆっくりと歩く。
すると
「ねぇkzh、あっち行ってみない?大きい水槽があるらしいよ」
そう言ってknmcが指を指す。
「見に行きましょうよ
人いっぱいいるけど」
「んははっ、我慢しろよそれぐらい」
やけに人が盛んになってる通路があって、その先に何があるのかknmcが館内のパンフレットを見てみれば、どうやら大型水槽があるらしい。
knmcの提案にkzhは頷くも、人が多い場所を見て顔を顰める。それにknmcは呆れるように笑う。
行くぞ ~ !なんて意気込んでは突っ込んでいく。
が、流石に押し退けてまで見に来た訳じゃないので、人混みの流れに沿うように2人は歩く。そしてやっとの思いで辿り着いたのは、想像以上よりも大きい大型水槽で、その場所はあまりにも神秘的だった。
中にはジンベイザメやイワシの群れ、ウミガメにエイ、数え切れないほどの魚が優雅に泳いでいた。あまりの迫力、魅力に2人は息を飲む。
「すっごぉ…見てkzh、ジンベイザメが泳いでるよ」
「ジンベイザメは泳ぐもんだろ 笑
てか普通に見えてるし。あ、あれニモじゃないっスか?」
「それじゃああっちはドリーって事? 笑」
ガラス越しで、映画で知った某魚の名前を指さしながらお互いそう言う。な訳ないだろと馬鹿らしく笑っては、その光景をスマホで写真を撮って収める。
「mcさんあれってエイかマンタ、どっちだと思います?」
「馬鹿にしてる?エイだろ」
「流石にアンタなら分かるかぁ…てかあのイワシの群れエッグ」
ガキンチョ過ぎるだろ、なんて思ったよりもはしゃぐkzhに、knmcは口にはせず内心そこに吐き捨てる。
魚に夢中でこちらを振り向かない事をいい事に、knmcはkzhの横顔をじっと見つめる。それからもう一度、水槽の中へ視線を戻す。
時間なんか忘れてしまいそうになる。
一生これが続けば良いのにな。なんて。
「…さん…mcさ………mcさん!」
「っ!あ、ごめん」
名前を呼んでも反応しないknmcにkzhは肩に手を置きながらもう一度名前を呼べば、knmcはハッと我に返り、咄嗟に謝る。
「んもぉ、さっきから呼んでたんだが?」
「いやぁ、あのジンベイザメでっかいなぁって」
「またジンベイザメぇ???好き過ぎでしょ」
いやぁね、なんてはぐらかしながらknmcはどうしたのかと尋ねる。kzhはポケットから四つ折りにしたパンフレットを広げて、とある場所に指を置いた。
「後1時間半後にイルカショーやるらしいから行かね?その間に昼食済ませてさ」
イルカショー。確かに興味はあるし、中々見れないものだ。
そんな思考を巡らして、knmcは「いいよ、行こ」と、頷く。
そうと決まれば、とその場から離れ、昼食を取るべくレストランへ向かう。
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「うまぁい」
「うめぇ…」
至福の声がついつい漏れる2人。
knmcはクマノミの形をしたご飯の上に乗ったハンバーグと目玉焼きにサラダが入っているロコモコを、kzhはイルカの形をしたご飯にカレーがかけられたカレーライスを頼んだ。
「肉汁やばいよこのハンバーグ」
そう言ってknmcはハンバーグに箸を入れて、1口サイズに分ける。ハンバーグからはジュワッと肉汁が溢れた。
「うっわ、それはずるいっスわ…」
思わず食べたそうな目で見てくるkzhにknmcは堪らなくなって微笑む。
「というかさ、僕の唇テカッてない?」
「…ぶふっ笑 めっちゃテカってる
なんなら口の端にソース着いてるよ」
「んっ、嘘」
kzhの指摘で初めて気付いたのか、咄嗟に手で口を隠して、紙ナプキンを手に取ろうとした時。
「mcさんmcさん」
「ん?…んぶっ」
名前を呼んできたkzhに何事かと思って目を向ければ、目の前には大きな白い…knmcが取ろうとしていた紙ナプキンだ。
それから次に口の端に紙ナプキンを当てられた感覚があった。見ればkzhがソースを拭っていたのだ。
knmcは呆気に取られる。
「…っておぉい!何媚びたことしてんだテメェ」
kzhの手を払いのけながら、周りの人への配慮から小声でキレ散らかす。
「えぇこれ媚びに入るんですか?」
「入っても入らなくても普通にこんな反応するだろ」
knmcはそう言いながらも最後には「ありがとう」と気恥しそうにお礼を言う。
「うぃ ~ す」
「うぜぇ ~ 笑」
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「食った ~ もう帰りません?」
「マジで言ってる?君がイルカショー見に行きたいって言うから今向かおうとしてるのにさ ~ ?」
kzhを挑発するように言うknmcに、kzhは分かりやすく顔に出る。
「…ハイハイ分かってますよ ~ !俺が言ったんスから、ほら、行きましょうよ」
「お前さぁ…」
手のひら返しかのようなkzhにknmcは、はぁ、と溜め息を吐く。
「ま、いっか…」
先に進むkzhの後を追いかける様にknmcも足を進めた。
「場所分かるんですか?」
ふと、knmcがkzhにそう聞く。
「え、こっち行ってここ通ってからここ行けば着くでしょ」
と言ってパンフレットの図に乗ってる通路を指でなぞりながら、行き方を説明するkzhに、knmcはついつい顔を上に仰ぎたくなった。
「kzh、パンフレット上下逆だよ」
「え?…あ」
──────────────────
「ねぇねぇ、後どのくらいで始まりそう?」
「んー…25分後くらい?っスかね」
「なるほどね…あ、ならあそこ寄っていい?」
そう言ってknmcが示したのは『海月』と書かれた文字の上に『くらげ』とルビの振られた看板だった。
「クラゲっすか…まぁ別に全然時間あるんで良いけど」
「んふ、じゃあ行こう」
そう言って、イルカショーが始まるであろう会場へ向かっている途中、2人は寄り道をした。
中に入ると先程の雰囲気が一変。喧騒が一瞬にして遠のき、静けさが広がっていた。
薄暗い空間を照らしていたのは、円形型の水槽から放たれる柔らかい青や紫の光。その水槽の中には無数のクラゲがフワリと漂い、繊細な触手がゆっくりと揺らめいていた。
「「うわぁ」」
2人揃って感嘆の声をあげる。
ひとまず、順番に見て回る。
水槽の横にはそのクラゲの生態を説明しているパネルが壁に飾られていた。
クラゲは照明の変化に合わせて色を変える。クラゲの傘や触手が光を透過し、どんな色を当ててもその色に染まる姿はまるで魔法のようだった。
「ねぇ知ってる?クラゲって体の約95%が水分なんだって」
泳いでいるクラゲを見ながら、knmcが唐突にそんな事を言う。
「ほとんど水じゃん」
knmcの発言に対してkzhもクラゲを水槽越しにじっと見つめながらそう言い返す。それから、「そんじゃあ」と次はkzhが
「クラゲって脳が無いのは知ってます?」
そうknmcに問いただす。
「勿論。脳がないから感情もないし、痛みもないらしいよ。クラゲが泳いでいるのは反射的に動いているらしいね」
「なんでそんな詳しいんだよ 笑」
「んふふ、たまたま?」
「何がたまたまだよ」
2人はじっとクラゲを見ながらそんな話を交わす。
「そんじゃあ、時間もあれっすし、行きません?」
「あ、ほんとだ。行こ行こ」
暫くして、kzhが携帯を覗いて、示された時間にそろそろかと頃合いを打って、knmcに向かおうと促す。knmcも時間を見て、行くか、と先を進めた。
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「それでは!最後に、この3頭のイルカ達のパフォーマンスでフィナーレを!!」
そのトレーナーの合図に3頭のイルカ達は一斉に泳ぎだし、息の合ったシンクロジャンプを披露する。水面に着地した時、水飛沫が飛んで、前列にいた観客たちにその水飛沫が飛んでくる。
観客は歓喜や悲鳴を上げて拍手喝采が鳴り止まない。
knmcとkzhは幸い後ろの列の席にいたので濡れはしなかった。
「ありがとうございました!!」
トレーナー達がお礼をし、イルカ達は愛嬌たっぷりに尾を揺らして、鰭を振って「バイバイ」と挨拶するかのように動く。
イルカショーは楽しく終え、観客達は出入口へと向かう。2人もそれに沿って向かう。
「楽しかったね ~ 」
「同感!」
満足した顔で笑って言うknmcにkzhも笑顔でそう言う。
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「あ、なんかお土産買っていく?」
時間も時間で、帰るかと話していた時、たまたま通り掛かった道の途中、お土産を売ってるショップが目に入り、knmcがどうするかとkzhに尋ねた。
「お、いいッスね ~ 行きましょうよ」
「行きましょう」
2人はそう言ってショップへ向かった。
中は水族館の魚などをモチーフにしたクッキーや和菓子等が並べてあったり、文房具やおもちゃ、キーホルダー等も並べてあった。
「なんか見つけました?」
kzhが顔を覗き込みながら、何かあったのかknmcに聞いた。
「え ~ どれも良いんだけどね
kzhはなにか見つけた?」
「いや俺もまだ」
「なんだよ 笑」
たいもない話をしながら2人で色んな商品を見回る。
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結局、クッキーなどを選んで購入し、2人は店を出た。
「いやぁ水族館なんてそんな訪れる事ないから、久しぶりに来て結構良かった」
帰り道、knmcがそんな事を言う。
「ッスね ~ 意外と水族館っていい所かも…また行きません?」
「えっ、それは2人だけで?」
「まぁ違う人も連れて来るのも良いけど、またmcさんとでも良かったり?」
kzhからそんな曖昧な返答が返ってきて、knmcは「どっちだよ」なんて突っ込みを入れる。
「まぁ、またkzhと行っても良いかもね
全然楽しかったし」
そう言われてkzhは照れたのか、鼻で笑う。それを見たknmcは揶揄うよにkzhに
「照れた?笑」
そう言う。
「はぁ?照れてね ~ し」
子供すぎるなんて思ってついつい笑みが溢れる。
「あははっ分かりやす過ぎるだろ」
「ムカつく!」
小学生の会話のような掛け合いをしながら、駅まで向かう。
──────────────────
「あれ?kzh、そのストラップ何?どうしたの?」
crnwの撮影が終わってkzhとkneが控え室で帰る準備をしていた。
kneはふと、kzhの鞄に何か着いているなと思い、よく見てみれば、紫色のイルカの形をしたストラップだった。
kzhは「あぁ ~」と言って話し始める。
──────────────────
「それじゃぁ僕あっちだから」
「うぃっ」
「その返事ムカつくかも」
うわぁと嫌悪感をknmcは向ける。それに対してkzhは笑って「なんでだよ」と反論する。
「んふ 笑
じゃ、またね」
そう言って改札口に向かおうとしたknmcを
「mcさん!」
と、kzhは呼び止める。
「?何」
「これ、あげます」
そう言ってkzhは鞄から梱包された白で透き通ったイルカのストラップを渡した。
「これって…」
「あそこの店で買ったやつ」
「えっいつの間に?!」
knmcはkzhが買ったのは食品だけかと思っていた為、このストラップを買っていた事に驚愕する。
「ほら、俺とオソロのやつっすよ。記念にって事で」
そう言いながらkzhは、knmcに渡した色とは違うイルカのストラップを見せびらかす。
「なるほどね 笑
てかなんの記念だよ」
変なのと笑い、有難く受け取ったknmcはkzhに感謝を述べる。
「まぁどっかしらに着けとくね」
「いや、別に着けなくても良いけど」
「恥ずかしがんなよ」
そんなやり取りを終え、またねと手を振るknmcにkzhも手を振り返す。
──────────────────
「てことがあって」
その説明を一通り聞いたkneは心做しか嬉しそうな顔を浮かばせ、ウンウンと頷く。
「なんでそんな浮かれてる顔してんの」
kneの顔を見てkzhは顔を引き攣る。
「いやぁなんかさ、嬉しくて?」
「何が!?」
「ふふふ」
「うわぁぁ…」
帰る、と鞄を持って控え室から出ようとするkzhをkneもあと追う。
「待って待って」
それから今回の収録の事や今やってるゲーム等の感想を話しながら、2人は事務所の廊下を歩く。
「あ、ねぇねぇkzh」
kneがkzhの名前を呼んで、kzhは「ん?」とkneの顔を伺う。
「そのストラップ、mcさんとオソロにしたって言ってたじゃん」
「…?うん」
「それで、その色ってさ」
kneのその言葉に、kzhは気付いたのかと言う驚いた表情を浮かばせた。
「え、気付いた?」
「いやぁ、色がさ…紫だし?もしかしなくても意識してる?
って事は、kzhがmcさんにあげたもう1つのストラップの色ってもしかして、し____」
「あああ!!それ以上言うな!」
色を言いかけた時、kzhは大声を上げて遮る。kneはあまりの声量に耳を塞ぐ。しかし、よく見ればkzhの耳はほんの僅かに赤く染っていた。
「ふーん?笑
あ、今度僕も着いてきて良い?」
「はぁ??」
「ね?」
「いや…別にまた行くとか決まってねぇよ」
「じゃあ僕が予定立てとくよ。mcさんに何て言おうかな ~ 」
そう言って素早い動きで携帯を取り出して画面を操作し始めるkneに、kzhは必死で止める。
「辞めろ!笑」
「えっへ 笑」
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いいですね…小説は書かないけど貴方の作品は見てますよ…( リクエストですか…、ハグ魔なmcとか、キス魔なmcとかですかね…? きゃー…なにか思いついたら送らせてください!