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ゆき
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第三十五話 あの子の行方
ya「ふわ〜…ねみ〜…」
朝っぱらから俺は大きなあくびをかます。
jp「おはよ〜yaくん!」
するとjpが話しかけてきた。
jp「なんか眠そうだね」
ya「ん〜…ちょっとな」
あくびを噛み殺しながら俺は答える。
ya「…てか今日ttまだ来てないな」
俺はふと気づきそう言う。
jp「え、そうなの?生徒会室とか他の教室に行ってるとかじゃなくて?」
ya「その可能性もあるけど…ttの席に荷物ないからまだ来てないのかなって」
jp「あれ?ほんとだ」
そんなことを話しているとチャイムが鳴り、先生がやってくる。
周囲に散っていた生徒たちは慌ててそれぞれの席に着く。
ya(tt、まだ来てないけど…風邪とかか?)
しばらくすると朝礼開始のチャイムが鳴る。
先生「それじゃあ朝礼を始める…ってあれ?今日tt、まだ来ていないのか?」
ya「え」
先生「遅刻か?…ちょっと待っててくれ。何か連絡きてないか確認してくる」
先生がそう言って教室を出ていく。
ya(ttがなんの連絡もなしに欠席とかあるか…?)
ttなら欠席じゃなく、遅刻するにしても俺とかjpに連絡しそうだし。
…なんか嫌な予感がする。
しばらくすると先生が戻ってくる。
先生「確認しに行ったがなんの連絡もなかったみたいだ。誰か何か聞いてるやついるか?」
生徒たちにも尋ねるが、当然みんな何も知らない様子だった。
先生「そうか。ttが珍しいな…。まあそれじゃあ切り替えて朝礼を始めるぞ」
朝礼が再開されるが正直俺はそれどころじゃない。
ya(…ttに限ってこんなのおかしい。ttの身に何かあったのか…?)
俺の心には不安が渦巻いていた。
・・・
朝礼が終わり、俺は慌ててjpの席に駆け寄る。
ya「jpっ!」
jp「おわっ!yaくん、急におっきい声出さないでよ。びっくりするじゃん」
ya「それはごめん。けどそれどころじゃないだろ!」
俺は食い気味で話す。
ya「jpもttからなんも聞いてないよな?」
jp「うん、なんも聞いてない」
ya「おかしいと思わないか?ttが学校になんの連絡も入れずに休むとか」
jp「それは俺も思った。なんか変だなって」
ya「…一旦電話してみるか?」
俺はttに電話してみる。
プルルルル……プルルルル……
しかし、電話は結局繋がらない。
ya「なんで出ないんだよっ…!」
俺の不安が急速に膨れ上がる。
ya「もしかしたらttの身に何かあったんじゃないか!?」
jp「え〜…流石にそれは考えすぎじゃ…」
ya「でもっ…jpは心配じゃないの!?」
つい俺は声を荒げてしまう。
jp「…yaくん」
jpは落ち着いた声で冷静に俺を諭す。
jp「俺だってttのこと心配だよ。ttって普段そんなことあんまないし…。でも絶対何かあったって決まったわけじゃない。もうちょっとしたら来るかもだし、一旦落ち着こ?」
ya「っ…」
jpに言われ、だんだんと俺の冷静さが戻ってくる。
ya「た、確かにそうだな…。ごめん」
jp「とりあえずメッセージだけでも送ってみたら?」
ya「…うん、そうする」
LINEだけ送り、とりあえず俺は普段通り過ごすこととする。
それから1時間目…2時間目…3時間目…4時間目…。
着々と時間が過ぎていったがttは一向に学校に来なかった。
昼休みになり俺たちのクラスにurがやってきた。
ur「よお来たぜ〜…って、ttさんは?」
ya「今日学校来てない…」
ur「え?なんで?体調不良とか?」
urは尋ねてくる。
ya「ううん…それがわかんなくてさ。なんの連絡もなしみたいで」
ur「え?電話とかLINEとかはした?」
ya「したけど折り返し電話もなければそもそもLINEの既読もついてない」
ur「なっ!?」
urは目を丸くする。
ur「え?それってつまり完全に行方不明ってことか?ttさんの身に何かあったのか…!?」
ya「なんか胸騒ぎがするっていうか、俺もそんな気がしてしょうがなくて…」
jp「…まあ流石にこの時間になっても来ないのはおかしいか」
ur「絶対おかしいだろ!!」
urは強い口調で言う。
そんなurの様子を見て、俺もだんだんとttの身に何かあったのだろうという確信が強まってくる。
ya「3人で色々情報を集めよう。もしかしたらたっつんの行方についてわかるかもしれない」
ur「ああ!」
jp「確かにそうだね」
・・・
私が教室でetさんと話している時だった。
ya「naさん!etさん!」
na「え、yaくん?」
少し慌てた様子のyaくんがやってきた。
na「どうしたんですか?」
et「なんかあったの?」
私たちはそのように尋ねる。
ya「その…聞きたいことがあって、ttのこと最後に見たのっていつ?」
na「ttさん…?」
なんでここで急にttさんの話?
疑問に思いながらも私は記憶を遡る。
na「昨日の昼休みに廊下ですれ違った時、ですかね?私はそれ以降は見てないですけど…。etさんはどうです?」
et「いや…私も多分それが最後かな?」
ya「そっか…」
yaくんは明らか残念そうに言う。
na「ttさんになにかあったんですか?」
つい気になって私は尋ねる。
ya「…実は、今日tt学校来てなくて…、欠席の連絡も学校に来てないみたいで、行方不明みたいな感じなんだよ。電話したけど出ないし…LINEも既読がつかなくて…」
na「え…」
et「嘘でしょ…」
ttさんが行方不明なんてそんな…すごく心配です…。
ya「それでなにかしら知ってたりしないかなって思ったんだけど…」
na「ごめんなさい…何もわからないです…」
et「私も…。ごめん…」
ya「いや、こっちこそごめん。急にこんなこと言って。その…もし今後ttのこと見たり、連絡きたり…それ以外でも手掛かりとか掴めたら教えて。どんな些細なことでもいいから!」
na「はい!わかりました」
et「うちらでも色々他の子達に聞いてみるよ」
ya「ありがと!」
yaくんはそう言って去っていった。
na「ttさん…」
et「心配だね…」
一体彼の身に何があったのでしょうか?
・・・
生徒A「rnちゃ〜ん、ここの問題わかんないから教えてほしくて…」
rn「え、どれですか?」
rnがクラスの子にそのように質問されている時だった。
ur「おい、rn」
rn「え?」
突然urさんに声をかけられた。
rn「なんですか?」
ur「…ちょっと2人で話したいことがあるんだけどいいか?」
rn「はい…?」
一体なんなんだろう?
同じクラスとはいえurさんから話しかけてくるなんて珍し過ぎて少し驚く。
rn「すみません、ちょっと呼ばれちゃったんで後ででもいいですか?」
生徒A「あ、うん。全然いいよ!」
そうしてrnはurさんと一緒に廊下へと出る。
rn「それで話したいことって…」
ur「ttさんが行方不明になった」
rn「え?」
突然言われた言葉を瞬時に理解することができなかった。
ur「だからもし何か知ってることがあるなら教えてほし…」
rn「ちょっ、ちょっと待ってください!」
先々話を進めていこうとするurさんをrnは一旦止める。
rn「え?ttさんが行方不明ってどうゆうことですか?」
ur「朝から学校になんの連絡もなしで欠席してるらしくってさ。yaくんが電話かけたらしいけど出ないし、LINEの既読もつかないらしい」
rn「完全に音信不通ってわけですか…」
確かにそれは心配だ。
rn「でもrn、知ってることなんてないですよ?」
ur「最後に見たのとかは?」
rn「えぇ…?少なくとも昨日は会ってないんですよね」
ur「そうか…」
urさんは残念そうに呟く。
rn「…また何かわかれば伝えます。それとrnのほうでもttさんについて知ってることがないか聞いてみます」
ur「…!rn、サンキュ!」
urさんはにこりと微笑むと去っていった。
rn「…ttさん」
あなたは一体どこにいるんですか?
・・・
jp「hr先輩」
hr「え?君は確か…jpさん?」
教室で昼食を食べていたところ、突然ttの友人であるjpさんがやってきた。
hr「えっと…俺に何かよう?」
jp「ちょっと聞きたいことがあって」
hr「聞きたいこと?」
jp「昨日ttと最後に会ったのっていつですか?」
hr「え、ttと?」
なんで急にttのことを?
疑問に思いながらも俺は答える。
hr「昨日の昼かな?廊下でばったり会ったんだよね」
jp「そうですか。ありがとうございます」
jpさんはそう言うと立ち去ろうとする。
hr「ちょ、ちょっと待って!?」
俺は慌ててjpさんを止める。
hr「なんでいきなりttのことを?ttに何かあったの?」
俺は尋ねる。
jp「…なんでそんなttのこと気にかけてるんですか(ボソッ)」
hr「…え?」
jp「…いや、やっぱなんでもないです」
jpさんはそう言うと、少しため息をつきながらこう言った。
jp「…朝からtt、学校に来てないんです。なんの連絡も取れないようになってて今は音沙汰なしです」
hp「う、嘘でしょ…?」
ttは大丈夫なのだろうか?
jp「…聞きたかったのはそれだけなんで」
jpさんは今度こそ立ち去る。
hr「…」
ttのことはすごく心配だ。
だけど…それ以前に俺はjpさんの態度にどこか違和感を覚えた。
ttさんが心配のあまり切羽詰まってあの態度だったのか…?
hr「…なんか心配だなぁ」
・・・
学園中の生徒たちにttのことを聞き周ったが結局なんの成果も得られず、俺はついに最後の砦へとやってきた。
…生徒会室だ。
mf生徒会長ならもし何も知らなかったとしても絶対協力してくれる。
ya「mf生徒会長!!」
俺は勢いよく室内へと入る。
すると…そこには何やらかなり焦った様子のmf生徒会長とdn先輩の姿が。
2人とも何やら顔がかなり赤い。
…絶対この2人なんかやってただろ…って今はそんなのどうでもいい!!
mf「ど、どうしたんだyaくん。なんかすごい焦ってるみたいだけど…」
ya「大変なんですっ!!」
俺は前のめりになりながら言う。
ya「ttがっ…ttが行方不明になったんです!!」
mfdn「「え」」
2人揃って目を大きく見開く。
mf「行方不明って…どういうことだ?」
ya「朝からtt、なんの連絡もなしに学校休んでて…電話もLINEもしたんです。でもどっちも音沙汰なしで…」
俺は説明する。
mf「確かにttがなんの連絡もよこさないなんて流石におかしいな…」
ya「そうなんです!だから俺すごく心配でっ…でもっ…どうしたらいいかわかんなくてっ…」
あっ…やばい。
今までずっと堪えてた涙が溢れ出してしまう。
ttに、大好きな人の身に何かあったんじゃないかと考えるとすごく怖かった。
dn「yaくん…」
ya「ふっ…ひぐっ…(泣)」
dn先輩が頭を優しく撫でてくれる。
mf「わかった。俺も色々と調べてみる。ttの身に、うちの学園の生徒の身に何かあったなら流石に生徒会長として見過ごすわけにはいかないからね」
ya「っ…!」
mf生徒会長の心強い言葉にいくらか不安が和らぐ。
mf「絶対ttを見つけよう」
ya「…はい!」
俺は力強く返事をした。
続く
コメント
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これはjp彡があやs
じゃっぴ…ぁ~…(^p^)
jpさんの様子が違う!? ということはjpさんが…((o(´∀`)o))