愛をくれない君へ
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本文
僕『柳瀬碧央』は『片寄朋弥』と恋人である
けど朋弥は僕たちの幼馴染である叶翔をいつも優先する
嫉妬はするに決まってる
でも僕たちは幼馴染関係だからそれを打ち明けれないんだ
打ち明けて朋弥達にキモがられるのは嫌だ
だから打ち明けれずにずっと僕の心の奥に溜まってってるばかり
ねぇ朋弥僕もう辛いよ…
僕と2人は同じクラスでずっと一緒にいるけど朋弥と叶翔が2人でいる方が多い
僕は仲間はずれ状態
それを見て僕の友達の悠(はる)くんが声をかけてくれる
悠くんは僕と朋弥が付き合ってることは分かってる
「なぁ、もう片寄と別れた方がいいと思うよ、あいつらお前フル無視で話してるよ」
「うん…でも僕まだ朋弥が好きだから…」
「でも観方はお前らが付き合ってんの知ってるんでしょ?もう黒だよそれ」
「それは…」
「無いとは言いきれないよね?」
「で、でも僕たちは幼馴染だから…」
「この距離でも、自然なんだよ…幼馴染ってそういうもんでしょ?」
「はぁ…お前ヤバすぎ」
「幼馴染でもあの距離は異常」
「片寄は恋人持ち、それに観方は片寄の首に腕を回してるよ」
「あれは異常だよ」
「うん…でも…僕はまだ朋弥が好きだから…」
「…………ねぇ、碧央」
「なに?」
「あんな男やめて俺のところ来いよ…」
「ふふっ…悠くんは冗談が好きだね」
「冗談じゃないよ…」ボソッ
「何か言った?」
「いいや、なにも」
「あ、朋弥達が呼んでるからもう行くね…ありがと」
「あぁまた後で」
タタタッ
「絶対俺に堕としてみせる」
「碧央は俺が助ける…」
放課後
「朋弥帰ろう」
「あぁ、碧央か」
「帰るか」
「帰りにクレープ屋寄ろうぜ、お前甘いもの好きだろ?」
「!!…うん!」
「なになに?2人ともクレープ屋寄るの?僕も行きたい!」
「えっ…でも…」
「おっいいじゃん、叶翔も一緒に行こうぜ!」
「碧央もいいだろ?な?」
「えっ…う、うん…!」
「それじゃあ3人でクレープ屋レッツゴー!」
朋弥と2人きりがよかったな…久しぶりの2人きりだったのに…
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