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#嫌太
sakusima
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コメント
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えええ、太陽がまさかの別人格!?「蝶宮茜」って名乗ったときの雰囲気ガラッと変わってマジで鳥肌立った…😳✨ 蝶で刀作ったり毒撒いたり能力チートすぎるし、凶一郎お兄ちゃんを助けるために覚醒する展開エモすぎて泣ける🥺💕 でも視点コロコロしすぎてちょっと混乱したから、次は統一してくれると嬉しいかも!続きめっちゃ気になる〜🔥
⚠️今回の作品は視点が勝手にコロコロ変わりすぎてとーーーても見にくいのでなんでもバッチコイの人だけ読んでください。
⚠️いつも以上に捏造が激しいです注意
〇超捏造設定
朝野太陽【蝶宮 茜(アカネ)】
・「五色」の力(夜桜家の開花ポジ)をもつ9代目当主の子ども。
・太陽の五色の能力は「蝶」。
虚無から美しい蝶を生成し、その蝶を自分の理想のままに操れる。ex)刀に変化させる、蝶が道の案内役になる、毒を撒く、など何でも可
・六美と太陽は結婚してないです
夜桜家の壊滅。それが真の目的だ、と誰かが叫んだ。
夜桜家は世界トップの実力をもっている。しかし、そんな彼らの人数を大幅に上回る数の敵がかかってくれば形勢逆転も無理はなく。現に夜桜家は押されていた。
「いくらなんでもねぇ、この人数じゃここを抜けるのは非現実的なんだけど」
「数的優位も戦略の内だけどいくらなんでもこれはスパイマンシップ(?)に欠けるんじゃない」
「スパイマンシップ草」
軽口を叩いている嫌五と辛三だが戦況は変わらず劣勢だ。体力もそろそろ底を尽き始め、しかし敵は増え続ける。ここまで厳しい戦況はいつぶりだろうか。
「通信が途切れているってことは、四怨もやばいかも__________ねッ!あぶねー」
先程から四怨からの連絡がない。おそらく集中しているのだろう。裏を返せば、四怨が集中しなければならないほどの状況なのだ。きっとどこの場所でも劣勢だ。これはまずいことになった。
「チッ、これもダメなのかよめんどくせぇ」
サクラ型に輝く瞳にはうっすらと苦痛のが伺える。比較的安全な場所からハッキングなどの手立てはないか探っているが、努力は虚しく全て空回り。画面いっぱいにERRORの表示と警告音が響き渡る。これ以上はもう手立てがないに等しかった。それは、夜桜家の敗北を意味する。
「おい聞け!あいつらは本気で私たちのことを殺しにかかっている。これ以上は無理だ!」
その場にいる七悪と六美もこれ以上ない劣勢に顔を顰めた。何が奇跡的な逆転が起きない限り、夜桜家は壊滅する。それは避けたい、故に当主夜桜六美は決断を下した。
「みんな聞いて、任務は失敗よ。各々生きて帰る事に専念してほしい」
『こればっかりは仕方ないね。二刃、了解したよ』
『嫌五、了解!!』
『辛三、了解だよ』
『殺香、了解』
『太陽、了解』
『………六美、すまない、俺は承諾できない』(ブチッ
「お兄ちゃん?どういうこと?!ねぇ!お兄ちゃん!?!」
何度声をかけても凶一郎からの返答はなかった。あの凶一郎が六美に逆らった。それはおそらく、戻れない状況にあることを意味していた。
「四怨!お兄ちゃんのGPSは!」
「今やってる!でもあいつ律儀に切ってるんだ。どこにいるか分からない。しかも作戦であいつが行く予定の場所、今全部閉まっていて増援ができそうにないんだ。私のハッキングも通用しないから罠の可能性もある。今は凶一郎の無事を祈るしかないんだ。」
六美は血の気が引いていった。誰よりも夜桜家のことを思っていて強く頼りになるお兄ちゃん。少し引くくらい私のことが大好きで素敵なお兄ちゃん。そんなおにいちゃんが死んでしまうかもしれない。そんなの…..
「やだっ……..そんなのやだよ………」
ぽろぽろと涙が止まらない。私はみんなに守られて生きているのに、私が当主なのに、何もできやしない。ただ死を待つことしかできない。自分の情けなさに涙が止まらなかった。
ほかの面々もその場にはいないが通信機越しに淀んだ空気が浮かんだ。
『……….おれ、行ってきます』(ブツッ
「太陽………?!うそだよね!ねぇ太陽!」
(………ごめん六美ッ)
来た道を戻り駆け出す。道は分からない。凶一郎兄さんがどこにいるのかも分からない。ただがむしゃらに走り探し回るのみ。
「はぁッ…….はぁっ、はっ」
体力も底をつき膝に手をつき呼吸を整える。
がむしゃらじゃだめだ、どこかッ、どこかに手がかりが絶対あるはず….
すると、どこからか光が飛んできた。
「これは、ホタル?」
ホタルとも少し違うなにか。警戒はしたが、でも直感がこれについて行けと言っている。頼るものない太陽はその儚い光の後を追いかけた。
結構な距離を走ったとき、ふと足を止めた。なぜ足を止めたかはわからない。なぜか頭が重く、すっきりしない。頭の中で何かがぐるぐると回っていて、なにかが、なにかが思い出せそうで、でてきそうで
『■■■?』
「……ッえ?」
振り向いても誰もいない。確かに名前を呼ばれたんだ。でも、呼ばれたのは自分の名前であって自分の名前ではなかった。
『■■■?____________________________』
「ッあの、だれかいるんですか?」
『あの黒い髪の子が助かるかはあなたにかかっているの。お願い、思い出して■■■』
「黒い髪の子って…凶一郎兄さん?なんであなたは、その事を知ってるんだ」
『お願い、思い出して、わたしのだいじな■■■』
『夜桜家を救うのよ』
なにかの記憶が蘇る。
お父さんが、お母さんが、名前を呼んでる。
『■■■は強い子ね。きっと今代も夜桜家の■■■となるわね』
『そうだな、■■■は俺たちの大切な息子であり、■■■■だからな』
ねぇ、名前を呼んだその人だれ?だれのことを言っているの?
俺の記憶の中の映像はシーンが飛び、事故の時の映像が流れた。
『ごめんね、■■■、最後まで成長を見られなくて。』
『ごめんな、■■■、いっしょにいられなくて、きちんとお話ができなくて。父さん、あっちへ行ってくるな』
「やだッ!やだよ!お父さんッ!お母さんッ!!!」
泣いている小さい時の俺がいた。血溜まりで自分の服が汚れるのもお構いなしに両親に縋っていた。
今ならわかるが、母はもう息を引き取っていた。当時の子どもの俺は分からず、母にも縋っていた。父もいつ息を引き取ってもおかしくない。きっと俺のために無理やり意識を保っていたのだろう。
『■■■、生きろ、お母さんとお父さんの分まで生きるんだ、そして■■■家の仕事を全うしろ。』
『愛していたよ…………【あかね】』
「チッ、面倒な奴め」
ここに来るまでにおそらく何百、酷ければ何千もの敵を倒しただろう。一人一人は足元にも及ばない実力であったが、大人数で攻めてくればいくら凶一郎であっても無事では無い。大きな傷はないが体が悲鳴をあげ、体力ももうそろそろで底を尽きそうだ。消耗した状態でボスと戦うのは最早自殺行為だろう。しかしこいつを世に出してはいけない。六美たちには悪いが、己の身を犠牲にしてでも殺すのが最善だろう。
「夜桜凶一郎、流石の実力だ。しかし、身体能力を飛躍的に高めた私を倒せる者はいない。」
「ぐっッ、………」
攻撃を避けきれず、腕に傷がつく。それなりに深く抉られてしまったらしく血は止まらず、切迫した状況からか傷からか脈も速くなる。
冷や汗も止まらず、十八番のポーカーフェイスが崩れてしまいそうだ。
「よく耐えた方だ。褒めてやろう。しかし万全の状態で立ち向かっていようが、おまえに俺は倒せない。こちらも時間がないのでね。そろそろ眠っていただこう。」
あぁ、俺は死ぬかもしれない。六美たちを残して、あいつに本音も言えずに。
死を覚悟して次にくる衝撃に耐えようとしたとき、なにかが横を掠めたように感じた。瞬きした瞬間、バコンと轟音が聞こえた。目を開けると、すでに敵は左の壁まで吹き飛び勢いよく叩きつけられていた。前を見るとそこに立っていたのは、着物を羽織った人物だった。紺色を主に、控えめの刺繍が輝く、凛とした着物姿に目が釘付けになった。
顔は見えず、髪の色も少し黒くなっているが気配で分かる。お前は
「太陽……なのか?」
太陽らしき人物はこちらを一目見ると直ぐ敵の方へと歩み寄り、己の顔の前に右手を出す。指先からなにかが生成され、それが蝶となった。その蝶を敵の口元に近づける。蝶は自ら敵の口の中へ入って行き、すると5秒もせず敵の体がピクりと反応した。そして突如として苦しみ出し、悲痛な叫びをあげた。
耳を劈く叫びに聞く耳を持たず、太陽はこちらに近づいてきた。
凶一郎の近くに着くと、左足を地につけしゃがみ込んだ。下を向いた。
「夜桜凶一郎様でお間違いないでしょうか。」
「ッあぁ、….お前は誰だ。」
「お初にお目にかかります。わたくしは二十代目蝶宮家当主:蝶宮 茜【チョウミヤ アカネ】でございます。」
「蝶宮….家?」
「はい、そしてわたくしは朝野太陽と同一人物でございます。」
「それはどういうことだ。」
「….ご説明したいのは山々なのですが今は敵の討伐を最優先かと。詳しくはきっと、夜桜家八代目当主様がお話してくださいます。」
太陽は凶一郎と目を合わせた。
「凶一郎様、ご命令ください。このような奴を倒すこと、わたくしには造作もありません。」
凶一郎は少々考えた末、茜とやらに頼むことにした。
「茜、あそこの強敵を倒せ。」
「承知いたしました。」
太陽は立ち上がると先程のように蝶を生成した。蝶は刀と変化し、太陽の手の中へ収まった。その刀の鞘を抜き構えの姿勢をとった。
「ッはっ、ハハハハッ」
先程まで苦しんでいた彼奴は解放されたのか元の調子に戻っている。
「そんな小さい奴になにが出来る。見たところまだ15.6じゃないか。今すぐにでも殺」
俺には太陽が動いたように見えなかった。構えの姿勢のままその場にいたと思ったら鞘に刀を仕舞い始め、カチャリと鳴ったそのとき、彼奴の首が落ちた。切られた本人も気づいていないようで、えっ、えっと困惑の声を漏らす。
「凶一郎様、首を切りました。あとは塵となり消えていくまでです。」
太陽が同じく蝶を出す。その蝶を俺の傷へ近づけると中へ染み込み、内側からふわふわと温かくなる感覚がした。気づくと傷は綺麗さっぱり無くなっていた。
こいつは何者なんだ。太陽は無事なのか、太陽はどこにいるのか、なぜそんなに強いのか、ぐるぐると疑問が飛び交う。ふと茜の声で現実に戻された。
「久しぶりの力の使用で少々加減が上手くいかなかったようです。凶一郎様には大変申し訳ないのですが、夜桜邸まで運んでいただけないでしょうか。めがさめたら、すべてを、、、おはなし、、、、、、いた、、し」
太陽の周りで蝶が飛びまわる。すぐに蝶たちは飛んでいき、髪色も服装も全てが戻ったと同時に太陽の体が傾いた。凶一郎は太陽が倒れる寸前で体を受け止めることができた。その姿は何時もの太陽に戻っており自分の腕の中ですぅすぅと眠っていた。
「……ありがとな、太陽」
初めて太陽の頭を撫で、抱き抱える。行く先はもちろん、夜桜邸へ….