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うい、我です。
///での照れてる表現ありです。
一応センシティブではないかと思います。
ーーとーます視点ーー
「ふふっ、かえる顔真っ赤~♡」
『う…うるさい…///』
照れ隠しなのか、少し膨れた顔もまた可愛い。
「なんでそんなに可愛いのかな~」
と、かえるに抱きつきに行く。
『…知らないよ……。』
かえるくんはそう小さく呟き、俺の胸に顔を埋めてきた。
その小さな背中を、ぎゅっと抱き締める。
しばらくの間、お互いの温もりを静かに感じ合っていた。
そんな中、俺の頭にはふといたずら心が芽生える。
「…ねえ、かえるくん。」
『ん…?』
「今夜は眠れないかもね。」
かえるくんの耳元で囁く。
ビクッ
と、かえるくんの身体が震えたのが分かった。
『え…?な、何を…?』
「さあ、何の事でしょう。」
ニヤリと笑い、かえるくんの耳を甘噛みする。
『っ…!とー…ます…!』
かえるくんは顔を赤らめて俺の胸を叩いてきた。
「やっぱり可愛い~♡」
『うぐぅ……///』
「でも、今日はもう遅いからお預けね。」
『…え?』
明らかに残念そうな顔をしている。
うぅ…本当は今すぐにでも犯したいけど…。
かえるくんは初めてだから無理をさせるわけには…。
「また明日いっぱい可愛がってあげるから。」
『…//』
照れて下を向いたまま、かえるくんは何も言わなかった。
その夜、同じベッドに入る。
かえるくんは俺の腕の中にすっぽりと体を収め、まるで小さな子供のようだった。
その寝顔を見ているだけで心が温まっていく。
かえるくんとの子供を授かる事が出来るのなら、俺たちの子供もこんな寝顔なのかな。
叶わないであろう願いをひっそりと心の片隅にしまう。
明日も明後日もこの何気ない毎日を送ることができたらな。
だけどどんな日でもかえると一緒だったらきっと幸せに過ごせるだろう。
そう確信し、俺は静かに目を閉じた。
ーーかえる視点ーー
「ふふっ、かえる顔真っ赤~♡」
『う…うるさい…///』
初めてのキスで舌まで入れられたらそりゃ照れるでしょ…。
そんな気持ちと嬉しい気持ちが入り混じりどうしたらいいか分からなかった。
「なんでそんなに可愛いのかな~」
『…知らないよ……。』
抱きつくのくらいはそろそろ慣れてきた。
けど、自分からするのは少し緊張する。
まさか…僕のアドバイス、今もやってるとか言う…?
んな訳ないか。
そんなことを考えていたら、突然彼が耳元で囁いてきた。
「…ねえ、かえるくん。」
『ん…?』
「今夜は眠れないかもね。」
ビクッ
『え…?な、何を…?』
とーますは不思議な笑みを浮かべ僕の耳を噛む。
『…っ!とー…ます…!』
自分でも顔が熱くなっていくのが分かり、心臓の音も徐々に大きくなっていった。
「やっぱり可愛い~♡」
『うぐぅ……///』
完全に弱みを握られてる…。
「でも、今日はもう遅いからお預けね。」
『…え?』
ちょっと期待してたんだけどな~…。
「また明日いっぱい可愛がってあげるから。」
『…///』
それなら楽しみにしてる。
なんて言葉は心の中に止めておこう。
その後、2人でベッドに入り、僕はとーますに寄ってから眠りに落ちた。
まだ不安はたくさんある。
だけど、今を楽しむために前向きな事を考えていこう。
きっと、とーますが支えてくれるから。
おやすみ。とーます。
コメント
3件
うい、我です。 15までの公開ありがとうございます! 我の作品を読んでくれている方に質問です。 1話1話長くないですか? 回答していただけたら嬉しいです(>_<)