side.Mz
朝起きたら恋人が小さくなっていた。体が小さくなるだけだったらまだいいが性格も戻ってしまったらしい。記憶がちゃんと残っているのが唯一もの救いだ。
「戻し方はないのか?」
「さぁ?1日経ったら治るでしょ。それよりお腹すいたからご飯食べよ」
けちゃは何も気にしてなく、マイペースにパンを焼いて卵ペーストを塗っている。こいつ…俺がめちゃくちゃ心配してるのに生意気な……。
けちゃを早く元に戻したい理由はひとつ、この生意気でクソガキのような性格をどうにかしたいからである。いつ俺がブチ切れるか分からない。
「ったく…飲み物は俺が入れとくからな」
「あ、僕ココアね!!」
「はいはい」
元から子供っぽいと思ってはいたがここまで子供になるとは思わなかった。そこからはけちゃが俺をからかってケラケラ笑う以外は何もなかった。
昼食も食べ終わり、ゆっくり編集しようと思ってコーヒーを淹れていたらあっきぃから電話が掛かってきた。
「もしもし?」
『まぜちさぁ、次のAMP放送何やりたい?』
「んーーー、スプラはこの前やったから違うのがいいな」
『あ、フォトナやっちゃう?』
「うわー、ありだわ」
『おっけー!!ぷーのすけにも確認取ってくるわ!!じゃね!!』
「おん、じゃな〜」
淹れ終わったコーヒーを手にして自室に戻る。電話を切る直前にけちゃがなにかしていたように見えたが気の所為にしておいた。
異変に気がついたのは編集をしている最中だった。なんだか異様に眠気がする。眠気覚ましとしてカフェインを摂取したのにがくりと頭が重くなる。しかしそれ以上に下半身が疼く。精力剤か…?そう考える間もなく意識が限界を迎え、ベッドへ崩れ落ちた。
深い水底から浮き上がるようにして目が覚めたのは消えない下半身の違和感が強くなったからだ。起き上がって見てみれば俺の上に乗って騎乗位をしているけちゃ。
「あれぇ?起きちゃったかぁ♡」
「おま、何して…!!」
「元の姿だとさせてくれないからしちゃった♡それにしてもたった1滴入れた精力剤で馬鹿みたいに勃ってるのなんでぇ?♡」
ケラケラ笑いながら俺のことを見下ろしてくるけちゃ。いつも俺が見下ろしてるからめちゃくちゃ悔しい。たった1滴とか言ってるけどそれめちゃくちゃ強力なやつということは黙っておこう。楽しみは後に取っておきたい。
俺が黙ってるのをいいことにけちゃはまだ生意気に話し続ける。
「僕に睡姦される気分はどお?しかもちっちゃい時の僕に!!♡」
「クソガキが………」
「あは、ざーこざーこ!!♡」
もう限界だ。俺の中で何かがブツリと切れた。身体は繋がったままぐるりと形勢逆転する。急に顔を青くして怯えるけちゃは本当に愚かで可愛い。
「けちゃ?流石にちょっと煽りすぎじゃない?俺ちょっと怒ってるんだよね」
「ひっ………」
さっきまでの威勢はどこへやら、俺に怯えて小さく震えるけちゃは蛇に睨まれた蛙そのもの。でもけちゃはこうなるのを知っててやってるからしょうがない。
「本当に雑魚なのはどっちか今から教えてあげるね♡」
「ひっ…や、やだ……」
1度めちゃくちゃに犯したことが脳にこびりついているのか物凄く拒否してくるが元から力が弱いうえに子供に戻ってるけちゃに抵抗する力はない。
「エロガキにはちゃーんと”わからせ”なきゃいけないからね♡」
そう言い、最奥を突く。ガンガン突いてやればすぐに何も取り繕わずに大きな声で喘ぐけちゃ。控えめに言って可愛いしエロい。
「い”ッや”ぁ”ッ♡ま”っれ”ぇ”♡」
「やだ〜♡」
「ひ”っ”ッ♡む”い”む”い”ぃ”ッ♡」
「大丈夫大丈夫〜♡」
何度も無理と連呼するのに突かれる度にナカを締めている自覚はあるのだろうか。俺に”無理”や”やめて”は効かないということを知っているから言っているのだろうか。
「い”ぃ”〜〜〜〜ッッッ♡」
「あれ、イッちゃった?早すぎない?」
「はやくッ♡な”ぁ”ッ♡」
早くないと言っているが完全にいつもより早い。普段はもっとゆっくりするし俺が焦らしまくってるからそんなに多くイかせないけど今日はお仕置きだし、どっちが上か分からせないといけないからね。それにめちゃくちゃイかせまくって意識飛ばしたい(俺の願望)。
「俺の事雑魚とか言ってその雑魚にイかされて可哀想だねけちゃ♡」
「ひぅ”ッッごめ”ん”らさッ♡」
「謝って欲しい訳じゃないの。けちゃがどれだけ変態か自分で分かって欲しいの♡」
「へんたッ♡じゃッな”ぁッ♡」
変態じゃないと言い張るが自分で雑魚と言ったやつにイかされて善がっている姿は誰がどう見ても変態だろう。
「ん”ん”ん”〜〜ッッ♡」
「声我慢しない♡…もっと啼けよ」
「ッあ”ぁ”♡いぐッ♡」
「低い声好き?めっちゃ締め付けいいんだけど」
「すきッ♡ひぎぃ”…ッ♡」
いいこと聞いちゃった♡言葉責めやりたがらないのはそういうことだったからか…。じゃあ今日は沢山してあげないとね♡
「イ”ッてりゅッ♡もぉ”イ”けなッ♡♡」
「えぇ?まだイけるでしょ?俺まだ全然イけてないからまだ頑張ろーねぇ♡」
「こえ”ッ♡ひくく”しないれ”ッ♡」
「いつもさせてくれないから自分で誘った今日なら別にいいよな?淫乱のエロガキが」
「ちがッ♡いんらッじゃッッな”ぁッ♡」
けちゃがお好きな低い声で囁いてやればギュウギュウ締め付けてイくのに淫乱じゃないと言い張るからこっちもムキになって激しく突いてみる。ゆっくり動いていいとこ擦ってあげたんだからそろそろ俺の好きにしていいよな?
「きゅうに”ッ♡はげしッッ♡」
「俺ももう限界なんだよね〜。だから頑張れ♡」
「おぐッ♡や”ぁ”ッ♡」
「やだ?奥ガン突きされてイきまくってるの誰かな?♡」
「ぼくッれ”すッ……♡」
「だいせーかい♡」
ご褒美と言わんばかりに奥をガン突きしてみればゴプッと音がして奥のさらに奥まで入ったようだ。けちゃは明らかに焦った顔をしているが潮も吹いて気持ちよさそうにしているから問題は無い。
「〜〜〜〜ッッ?!♡」
「イきすぎて声出てないじゃんw潮まで吹いちゃってさ…淫乱以外の何物でもないね♡」
「あ”ぁ”ッッッ♡お”ぐだめ”ッ♡」
「ダメとか言う割に入っちゃいけないとこまで挿れられて気持ちよさそ〜w」
「お”ぁ”ッ♡ふ、くぅ”…ッ♡」
「やべ、イきそう…。ナカに出していい?いいならお強請りしてみな?」
「まぜちのつよつよせーし…ぼくのッナカにくらしゃいッ…♡」
「よく出来ました♡」
「〜〜〜〜〜ッッ♡あつッ……」
俺が出すのと同時にイったけちゃは限界を迎えたのか意識を飛ばしてしまった。個人的には全然まだ何回戦でも行けるのだが如何せんけちゃは小さくなって体力もないからどうにかするしかない。しかしけちゃが小さくなった原因は全く分からない。考えてもどうにもならないのでけちゃの隣で寝ることにした。
「もうエロガキは勘弁だな…、俺も疲れたし」
可愛いけちゃの寝顔を眺めながら寝たらけちゃが夢に出てきたうえにエロい夢だったからビビったし1人で抜いたのは俺だけの話。
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