テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
510
3,682
tgmz
学パロ
会長×副会長
mz 視点
俺はそこらへんにある高校の副生徒会長だ。今日も距離の近い生徒会長である”ちぐ”からあれやれこれやれ言われている。
「 まぜたーん!これ手伝ってー! 」
こいつの声は大きすぎて耳にキーンとくるからもうすこし声量を抑えてくれと思う。
「今度は何ですかー?」と少し呆れたような声でちぐの方へ向かうと、それはもう俺の力なんて借りなくてもできそうな簡単な仕事だった
「 お前なあ……これくらい自分でやれよ 」
「 会長だろ? 」
「 えーっ冷た! 」
「 でもどうせやってくれるんでしょ? 」
とにやにやしながらちぐは言った。こいつはあとでしばくとしよう。まあでも仲のいい生徒会長の命令だ。従うしかない、決してやりたいという訳でもないが、仕方ないから「この俺様がやってやるよ」と言ってちぐの仕事を手伝い始めた。
「 ふぅ、終わった〜〜 」
「 おおさすが副生徒会長くん 」
「 お前何もやってないだろ 」
「まぜたんがやってくれてたから……」えへへ〜と頭を掻きながら言うちぐにすこしイラッとするが怒ってしまったら大問題なので「うるせぇ うるせぇ」で済ませておく。
「 よし、帰るか〜 」
「 ……もう帰んの? 」
「 えぇ〜?もしかしてまぜたん、この会長といっしょにいたいんですか〜? 」
にまにまくすくす笑いながらちぐは言う。
生徒会長だからって調子乗ってんじゃないかな…と思いちぐからは見えない後ろの方で拳を握りしめた。
「 ちげえよ 」
「 ただ完全下校の時間までまだあるなーって思って 」
「 帰って勉強したほうがいいよ? 」
「 おれ勉強いや〜めんどくさい〜! 」
「それでも副生徒会長か」と言いながら頭をぱしっと叩かれる。
「 あ〜!ちぐ会長が叩いた〜! 」
「 先生に言っちゃおうかな〜?笑 」
俺がそう言いちぐの頬をつんつんとつつくと、ちぐは
「 ええーそれだけはやめてぇ!!! 」
と言った。こいつ、ガキすぎる。
まあ身長も低いし体は細いしまあガキか〜と心の中で笑っといた。
「 ん、まあちぐ会長の言う通り帰るかー 」
「 うんうん! 」
「 あ、今日も一緒に帰ってくれる?! 」
キランと瞳を輝かせて俺の手を握ってくる。
断ったらめんどくさい事になりそうなので、「仕方ねぇな」とグッドポーズをする。
手を引かれて、そのまま並んで歩く。
こういうのも、もう慣れたものだ。
会長に振り回される日々だけど、まあこれも悪くないなと思いながらも学校を出た。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!