テラーノベル
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翌日。
中:ふわぁ…
太:あ、中也、起きた?
中:眠いけどな
太:あゝ、そう云えば、今世の僕の事話してなかったね
中:確かにな
太:じゃあ此のタイミングで話そうかな
太:僕はね、No.2ヒーロー、エンデヴァーの息子なんだ。
中:はァッ!?滅茶苦茶有名どころじゃねぇかよ!!
太:そして、僕には双子がいる。其の名も轟焦凍。焦凍は半冷半燃と云う二つの個性を持って生まれてきたから、お父さんが長い間求めていた成功作だったんだ。
太:一方、僕も個性複数保持者なのに没個性として扱われているらしいの。つまり、僕は失敗作の落ち零れ。
太:轟家の人間は焦凍以外が全員失敗作。
中:何でだ?
太:理由は単純。個性が氷か炎の何方か一つしか無いから。
太:僕の扱いは更に酷い。虐待されてたんだ。
中:太宰を傷つけるやつは一生呪ってやる……ゴゴゴゴゴッ
太:未だ話の途中
中:ごめん
太:んで、面倒事になりたく無かったから家出してきた。
太:本当の理由は中也の居場所を突き止めたくてってだけなんだけどね
中:で?これからどうするんだ?
太:此の世界にはポートマフィアや探偵社は無い
太:だから、僕達で敵組織を作らないかい?
中:そんな事で良いのか?
太:え?
中:え?
太:ヴヴン、じゃあ決まり!其れはそうと、組織名どうする?
中:……双黒
太:え?
中:双黒、とか良いんじゃねぇの?
太:中也が云うやつなら何でも良いよ〜?
中:じゃあ決まりだな!ニカッ
太:ゴフッ
中:太宰?!
太:大丈夫……中也が可愛過ぎただけだから……
中:はァッ!?俺は可愛くねぇし!
太:はいはい、可愛いね
中:だから、可愛くない!
コメント
2件
それな((
結論:中也は可愛い