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この先、ご本人様との関係は一切ございません。
全て私の独断と偏見になります。
「こうだったらいいな」を詰め込ませていただきました。
卒業メンバーに触れる描写がほとんどです。
不快に感じられる方は自衛していただきますよう、何卒よろしくお願いします。
それぞれの明るい未来へ向けて。
桃「なーくん、忙しいところごめん。」
桃「話したいことがあって。」
桃「今時間ある?」
紫「うん。大丈夫だよ ~ 。」
桃「これからの俺の活動に、大きく関わることなんだけど、」
桃「単刀直入に言うね。」
桃「俺は”すとぷり”としてのさとみの活動に、区切りをつけようと思ってる。」
桃「これからは”個人”としてのさとみの力を試したい。」
桃「去年の活動休止から”すとぷりのさとみ”としてどうあるべきか考えたときに、」
桃「俺の進みたい道が見えた気がしたんだ。」
桃「でもそれは今のまま進むだけじゃだめで」
桃「俺自身も変わっていかないといけない。」
桃「そんな現実だった。」
桃「その現実を目の当たりにした時に、」
桃「俺は”すとぷり”であるべきなのか?」
桃「自分の中で、”すとぷり”に対して疑問が生まれたんだよね。」
桃「もちろんみんなと過ごした時間は大切だし、これからも一緒に過ごしたい。」
桃「だけどそれだけじゃだめなんだ。」
桃「あの桃色でうまった会場をみたとき、」
桃「この景色をずっと見ていたいと思った。」
桃「それと同時に、歌以外のことでもみんなに喜んでもらいたいとも思った。」
桃「俺は、歌い手活動以外にも挑戦していきたい。」
桃「ただそうすると、」
桃「俺は”2.5次元アイドル”で居られない。」
桃「今までの”すとぷり”のイメージと大きく変わってしまう。」
桃「わがままだけど俺は今までの”すとぷり”も好きだからさ、」
桃「俺の事情で今までの”すとぷり”を消したくない。」
桃「だから、俺は”すとぷり”を卒業して、」
桃「新しい道に進もうと思う。」
桃「急にたくさん話しちゃってごめんな。」
紫「ううん。話してくれてありがとう。」
紫「あの活動休止のときからずっと考えてきたもんね。」
紫「個人の活動にあてる時間を増やした結果、個人活動の道に進みたい。」
紫「そうさとみくんが決めたなら、俺は背中を押してあげたい。」
紫「こちらこそありがとう。」
紫「実は俺も卒業を考えているの。」
紫「”実は”って言ってもみんな知ってると思うんだけどね。」
紫「俺はここ数年、基本的には裏方として活動してきて、」
紫「新しいことに挑戦したいと思った。」
紫「”すとぷり”のプロジェクトはもちろん、」
紫「俺自身の夢も叶えたい。」
紫「代表取締役としては、これからも関わっていくつもり。」
紫「だけど、”すとぷり”のメンバーとして表にでる活動は卒業しようと思ってる。」
紫「これは決して”すとぷり”としての活動が嫌になった訳じゃなくて、」
紫「それぞれが前を向いていくための決断だと思う。」
紫「俺もみんなのおかげで東京ドームに立たせてもらって、」
紫「こんな俺でも迎えてくれるリスナーさんがいるんだ。」
紫「って嬉しくなった。」
紫「”5人だと思ってたパフォーマンスに俺が1曲だけ加わって、」
紫「一瞬だけど”6人になって、」
紫「そんなことで喜んでくれるリスナーさんを大切にしたいと思った。」
紫「だからこそ俺は新しい挑戦をしたい。」
紫「みんなに、」
紫「なーくんってこんな形で関わってたんだ。」
紫「って何年経っても思って欲しい。」
紫「それぐらい長く関わり続けたい。」
紫「それが俺の夢のひとつだと思うんだ。」
紫「でも裏方に専念しようと思ったら、」
紫「どうしても表での活動は減っちゃう。」
紫「それなら”卒業”っていう形で、」
紫「心置き無く前を向きたい。」
紫「そしてみんなには、たくさんの煌めく光を見せてあげたい。」
紫「だから俺も”卒業”しようと思う。」
紫「俺の話も聞いてくれてありがとう。」
桃「こちらこそ。」
桃「なんか俺たち、一種の似たもの同士なのかもね。」
桃「理由は違えど、新しいところに飛び込む感じ。笑」
紫「ね ~ 、たしかに。笑」
紫「ジェルくんを1人にしちゃうのは申し訳ないなぁ。」
桃「な。ジェル泣いちゃうんじゃない?笑」
紫「そのときは一緒に励まそうね。笑」
紫「元凶は俺たちなんだけど。笑」
桃「そ ~ だな。笑」
紫「みんな、次の会議で大切なお話をするね。」
紫「すぐには決められないことだけど、」
紫「少しずつ進んでいこう。」
紫「よし、会議始めようか。」
紫「じゃあ、今日1番大切なお話。」
紫「”ななもり。”は、”すとぷり”での活動に区切りをつけることを考えています。」
紫「理由としては、新しいことに挑戦したいって言うのが1番近いかな。」
紫「やっぱり表に立ち続けながらできることには限界があって、」
紫「ずっと同じペースで走り続けることはできない。」
紫「そう感じたんだよね。」
紫「それなら、すとぷりに残ったまま続けていけばいい。」
紫「そういう意見もあると思う。」
紫「でも”すとぷりはすとぷり”で、」
紫「”俺は俺”。」
紫「俺がする新しい挑戦で、すとぷりのイメージを変えたくないの。」
紫「”すとぷり”のためにも、”俺”のためにも、」
紫「区切りをつけた方がいいのかなって思ってる。」
紫「急な話でごめんね。」
桃「俺からも1個いい?」
桃「俺も”すとぷりのさとみ”としての活動に、区切りをつけようと考えています。」
桃「去年も活動休止でみんなには迷惑をかけてごめん。」
桃「でもあの貰った時間は俺にとって、今後について考えるきっかけになった。」
桃「俺は”歌い手”以外のことにも挑戦したい。」
桃「声優活動とか、ゲーム実況とか、」
桃「幅広く挑戦できる人でありたい。」
桃「でもその挑戦のために、俺は”すとぷり”でいてもいいのかなって思った。」
桃「新しいことをするっていうのは、今までともつイメージも変わるっていうことで、」
桃「”2.5次元アイドル”としてのすとぷりのイメージが脅かされるんじゃないかなって。」
桃「俺は”すとぷり”でどうあるべきなんだろう。」
桃「どういう立ち回りをするべきなんだろう。」
桃「たくさんたくさん考えた。」
桃「そのタイミングで、桃色で埋め尽くされた会場を見たんだ。」
桃「俺はこの景色をずっと見たい。」
桃「その為にも幅広く挑戦していきたい。」
桃「あの光が俺に決断をくれた。」
桃「だから、これからは”すとぷりとしてのさとみ”ではなくて」
桃「俺らしい”さとみ”を届けたい。」
桃「そのひとつとして”卒業”という可能性を考えています。」
桃「聞いてくれてありがとう。」
橙「そっか。」
橙「寂しくなるな。」
橙「でも、俺は2人が決めたことなら止めへんよ。」
橙「2人が大好きやから。」
橙「2人には、自分の進みたい道を進んで欲しい。」
橙「俺が活動休止の相談をしたときにも、たくさん話を聞いてくれて、悩んで、」
橙「でも最後は温かく送り出してくれて、めっちゃ嬉しかったんよ。」
橙「だから、俺も2人を送り出したい。」
赤「俺もおんなじ。」
赤「俺をどうしようもない人生から救ってくれたのは、他でもない”すとぷり”だった。」
赤「”すとぷり”に誘ってくれたなーくん。」
赤「そのずっと前から仲良くしてくれたさとみくん。」
赤「そんな2人が決めた未来なら、どんなものでも明るくなると思う。」
赤「寂しいけど、進んでいきたい。」
黄「僕は寂しいです。」
黄「この10年間、家族のように過ごしてきた “6人”が揃わなくなるから。」
黄「いつかは来ることだってわかってたけど、」
黄「いざ向き合うと、逃げたいです。」
黄「あったはずの未来の約束が無くなったり、叶わなかったり。」
黄「やるせないこともたくさんありました。」
黄「何してくれたんですか。」
黄「裏切らないんじゃないですか。」
黄「って思うこともありました。」
黄「それでもみんなは仲間だから、」
黄「”卒業”するときは、笑って送りだしてあげたいです。」
青「僕は…、なんだろ。」
青「引き止めたい気持ちも強いんだけど、」
青「自分の夢を叶えて欲しいっていう気持ちもある。」
青「誰だって”他人の人生”は生きられないから、」
青「精一杯楽しんで欲しい。」
青「だけど僕はわがままだからさ、」
青「やっぱり、ずっと一緒にいたいって思っちゃうんだよね。笑」
青「みんなこの結末を察していたとしても、」
青「なんでかずっと一緒な気がしてた。」
青「僕たちは”6人でひとつ”なんだよね。」
青「でも”卒業”するからには、自分のやりたいことに全力で挑戦してほしい。」
青「みんなで、行ってらっしゃいって言いたいな。」
紫「みんな…、いい?」
紫「ななもり。とさとみは、」
紫「”すとぷりとしての活動を終了”」
紫「10/18付で”卒業”となります。」
紫「結論はこれで大丈夫ですか?」
橙「うん。大丈夫。」
赤「2人の道を応援します。」
黄「2人の人生ですから。」
青「大丈夫。お互いに。」
「行ってらっしゃい。」
道はある限り、どこにでも繋がっています。
いつか、”6人”の道が重なったとき、
共に笑いあっていたら嬉しいです。
それぞれの道にどれほど困難があろうとも、
その先に明るい未来が待っていることを、
心より願っております。
好評でしたら番外編も出します。
コメント
1件
この第1話、読んでいて胸がぎゅっとなりました。桃と紫がそれぞれの未来を真剣に考えて、お互いに背中を押し合う関係性が素敵です。特に「行ってらっしゃい」という一言に、残されたメンバー全員の想いが込められていて、温かいけど切なくて……。それぞれの道に進む決意と、それを受け止める仲間たちの姿が丁寧に描かれていて、これからどうなっていくのか気になります。素敵な物語をありがとうございます。
13,326
あかね@低浮上
35
るか
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