テラーノベル
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【嘘つき】
暗い部屋,寂しい教会の音,体が熱く,目の前も見えなくなる炎,最後に貴方に伝えるために,
自分は生きているかもわからなかった,そのぐらい実感がなかったのだ。愛されたいとか,そんなのもない。ただ『生きてる』という実感が欲しかった。そう思いながら通学路を歩いてる時貴方は私に話しかけてきた。天使かと思った,いや,もう女神だ。それほど美しかった貴方は「死んでるの?」と私に問いかけた。
「は..?」
いきなり言われた言葉に返せる反応がこれしかなかった。そりゃいきなり「死んでるの?」なんて言われたら誰だってこうなる。
『死んでる目をしていたわよ,』
「..そうですか」
バシッ
「…?」
いきなり響いた音。頬に走る痛み理解するのに時間がかかった。
「なにしてるんすか..?」
『痛い?』
何を問いかけてきてるんだ。混乱しながら逃げるかも考えたが,少しこの人のことも興味があったので,こちらからも問いかけてみることにしてみた。
「痛いに決まっているでしょ..あんた誰です?いきなり叩いてきて通報しますよ?」
『生きる意味教えてあげる』
「は.?」
グイッ
「ちょっ」
いきなり引っ張られてどこかに連れてかれる。やっぱ通報しといたらよかった..と後悔するが案外引っ張る力は弱い。これなら逃げ出せるか..?と思ったが謎の好奇心には勝てなかった。
「なんだ..ここ?」
そこには暗く不気味な教会があった。
[嗚呼,お帰りになられましたか。教祖様。]
『ええ,待たせてしまいましたわね,』
…?この人が教祖様なのか.?大勢の人々が集まってこの人のことを崇めてる..。
[教祖様このかたは..?]
『生きる意味がわからない愚かな少女を連れてきました。』
[おお,それは哀れな,今すぐ救って差し上げなければ]
「…」
好き勝手言いやがって..一体ここどこだよ,胡散臭い宗教団体か..?
「あの,帰ってもいいすか?」
『生きる意味見つけましょ,』
そう言って貴方は微笑む。その姿が美しく言葉がもう出てこなくなった。
『ついてらっしゃい』
どこか怪しげのある薄暗い部屋に来た。今に返って今自分のいる状況がヤバいと確信した。少し冷や汗が出て帰れるかを考えてると貴方は私の目の前に座り話し出した。
『名前は?』
「…あかりです..」
『私はアイ,ここの教祖よ,』
「なんでここに連れてきたんですか..私帰れるんですか..?」
『貴方が救われたら返すわよ,』
「それっていつですか..」
『わからない。貴方次第よ,もしかしたら何年かかかるかもしれないけど』
「え..?」
1日でもここにいるのが怖いのにこの人は何を言っているんだ..?てかこれって誘拐だし早く帰りたい..。涙が込み上げてくる。自分の今の状況が怖くて仕方ない。帰りたい。そう頭の中にそう唱えた。
「ッ..」
『涙がこぼてれるわよ,その顔には似合わないは,』
ギュッ
包み込まれるような感じがした。小さな体で私を抱きしめる。
ドサッ
ベットに倒される。見惚れてしまうぐらい美しい顔が私の首元に噛み付く。
「.ンッ、」
チュッ
「.!?」
唇に触れる感覚,温かく,気持ち悪いでもなんだか自分の気持ちが全部出てしまいそうな感覚がした。
ヂュル、
「ッ..ンッ、」
辛い。気持ち悪い。でも抵抗は出来なかった,なんだか今は受け流されたかった。
サスッ
下着の中に手を入れてくる。あぁ,もうこの人に優しく包まれたい。そう思って抵抗はしない。その先の状況を待つだけだ。
グチュッ、ズン
「ハッ,ンッ、」
中に指が入る。もっと,と求めてしまうぐらいに私はもう堕ちていた。
グチュ、ヂュ
「ア、ッ..」
『大丈夫,楽になりますから』
耳元で囁く甘い声。溶けそうな感覚に私は魅了されていた。
グチュクヂュ,トントン
「アッ,イッ」
中が締まる。
「好きっ」
思わず出た言葉。もう,どうだっていい貴方だけでいたい。
コメント
1件
うわ、これは……読み終わってちょっと息が止まったよ。冒頭の「死んでるの?」って一言から始まる急転直下の展開、すごく掴まれた。特に教会に引きずり込まれてからの空気感が不気味でいて、なのにアイの手つきや囁きがやけに甘くて、読んでるこっちも「もうどうでもいいや」ってなりかけた。この堕ちていく心理描写、すごくリアルでぞわっとした。続き、めちゃくちゃ気になる。
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