テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ここ
224
#ご本人様とは一切関係ありません
🎼🍵大好き※1ヶ月猫化中
164
#ご本人様とは一切関係ありません
ぬま子
6,856
「吉田争奪戦」3万♡ありがとうございます!
今回で💛さんの体調不良は終わりますが、次からはいよいよ💛さんの揺れ動く心に触れていきます!読んでもらえると嬉しいです🫶
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
曽野も時間をかけて覚醒すると吉田に近づき頭を撫でながら聞く。
「じんちゃん体調どう?」
「ん、だいぶ良くなった。」
「ほんま?良かった!」
まるで犬のようにはしゃぐ曽野。塩﨑が静かにするように注意してると山中が扉から顔をのぞかせた。
「朝ごはんできたよ〜」
「お!じゅうちゃんありがとう!」
「俺も作ったからな!!」
「あ、はやちゃんもいた!」
「仁人歩ける?俺抱っこしてこか?」
「だ、大丈夫!!自分で歩けるから!」
塩崎の問いかけに少しだけ照れながらベッドから立ち上がると少しの頭痛が吉田を襲う。ほんの少しだけしかめた顔を4人は見逃さない。
「ほら、急に立つからそうなるんやで。ゆっくりでええから。」
「……。ちょっとだし、もう大丈夫。」
「無理すんなよ仁人。全然俺がおぶっていくからな。」
「ん、ありがと勇斗。でもほんとに大丈夫だから。」
昨日と比べてしっかりした立ち姿の吉田を見て、4人は本当に大丈夫なのだと判断した。全員でぞろぞろとリビングに移動すると、机の上にはもう朝ごはんが並べられていた。
「仁人はおかゆな。昨日咳してたし、喉も多少は痛めてるだろうから。熱くはないと思うけどちゃんと冷ましてから食べろよ。」
「ありがと。…勇斗って子供できたら過保護そうだね。」
「え?あー、たしかにそうかもしれないけど、ここまで心配するのはお前だからだよ。」
「っ!さ、早く食べよ!いただきます!!」
佐野の言葉に一気に顔を赤くした吉田は話題を逸らすためにひとりでフライングいただきますをするとそそくさとスプーンを持った。そんな様子の吉田に4人はつい笑いがこぼれる。
「な、なんで笑うの。」
「だってじんちゃん可愛すぎるんやもん!」
「ほんとに。照れてんの分かりやすすぎ。」
「……。うるさい。」
「お!いつもの仁人だ!元気になってきてるんやね。」
「もーー!早く食べるよ!!」
吉田の声に全員で改めていただきますをしてから食事にうつる。全員で食べる朝ごはんは何よりも温かかった。
食べ終えると佐野と山中が全員分のお皿を回収し、洗い始めたので、朝イチから仕事の塩﨑と曽野が準備を始める。吉田は薬を飲んで、ソファでゆっくりしながらその様子を大人しく見ていた。
自分の家とは思えないほどの騒がしさに落ち着かないが、その原因が4人だということに嬉しさを感じていた。
その日の夜には完全に体調を回復させた吉田は、次の日から仕事に復帰することになった。
翌朝楽屋に入った瞬間、4人に囲まれる。いつもは一番に来ていたはずの時間なのに、4人はあまりにも吉田が心配でそれより早く来ていたのだ。
びっくりして固まっている吉田のおでこや背中やおなかなどをぺたぺたと触りながら体調を確認する。
「じんちゃん無理してない?」
「痛いとこあらへん?」
「無理するなよ仁人。」
「なんかあったらいつでも言ってや!」
ボディチェックが終わるとやっと我に返った吉田は4人に笑顔を向けて言う。
「ん、ありがとうみんな。」
その笑顔は風邪をひく前よりも穏やかで優しく輝いていた。
コメント
1件
のりもちさん、第23話読みました! 体調不良から回復した吉田くんを囲む朝の風景、ほんわかしててじーんときたよ。特に「勇斗って子供できたら過保護そうだね」→「それはお前だからだよ」の流れ、破壊力ありすぎて悶えたわ。4人の心配具合がそれぞれ違っててキャラ立ちしてるのも好き。最後の笑顔がキラキラしてて、次からの心の揺れ動き編もすごく気になる。温かいエピソードありがとう!