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カービィ
「……ここ、は?」
視界には何もない。
あるはずだが認識できない。
カービィ
「あ……マホロア………」
悪夢でしかもう会えない君の名前を呟く。
カービィ
「やっ、やっぱり……夢だったんだ………」
「ようっ、やく……ようやくっ会えたと、
思った、のに!」
「マホロアっ……マホロアぁ!」
「どこにいるの………会いたい……」
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カービィ
「んぁ……はっ!」
「ここは……えっと………」
マホロア
『どうしたノ?』
カービィ
「ま、マホロア……」
また悪夢だ。
カービィ
「マホロア……もうやだよ、悪夢を見るの…」
マホロア
『ナニ言ってるノォ?ここは現実でショ?』
カービィ
「え……」
「嘘つき……そうやって言って、
君はどうせクラウンの……」
マホロア
『ほら、寝ぼけてないでサァ、
お仕事しに行くヨォ』
カービィ
「まっ………待って!」
ここは支配者のマホロアと一緒に暮らす夢
じゃないの?ほんとに?本当に現実?
カービィ
「仕事……マホロアの為に、頑張るね!」
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カービィ
「お仕事終わったよ!マホロア」
マホロア
『偉いネ。ヨシヨシ』
マホロアは頭を撫でてくれた。
カービィ
「うへへ……明日も頑張るね!マホロア!」
マホロア
『明日なんてないクセニ』
カービィ
「えっ……マホロ……あ…………」
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カービィ
「はっ……!ハァ、ハァ……」
「ここは………」
視界には何もない。
あるはずだが認識できない。
また目覚めてしまった。
『マホロア』はクラウンの偽物だった。
カービィ
「あ、マホロ、ア……まほ、あぁ………!」
「グスッグス……マホロア、ごめんね…」
「また、偽物で、僕、騙されちゃって……」
「判別、できなくて、ごめっ……」
「ごめんっなさ、いぃ……ハァ……ハァ…」
「ウグ、アァ……ハッ……」
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カービィ
「っあ!……ここ、えっ、と」
マホロア
『アリガトウ。光栄だヨォ』
白い服を着たマホロアがそこにいる。
カービィ
「また、夢……?いや、でも、もしかしたら」
「マホロア!お仕事?」
マホロア
『ハァ……仕事、疲れるナ』
カービィ
「ねぇ!ねぇってば」
「マホロア?」
マホロア
『もう潮時かナァ。
商品も買われにくくなってきたしネ』
カービィ
「ねぇ!マホロアってば!
僕だよ?カービィだよっ!」
マホロア
『誰か仕事とか手伝ってくれれば楽なのにネ』
カービィ
「ぼ、僕!手伝うよ!だから、無視しないで」
マホロア
『まぁ、そんな都合のいい存在、イナイカ』
カービィ
「ねぇ、もしかして……これも夢?」
「夢って言ってよ」
「僕、幽霊になったの?」
「マホロア……僕の名前、呼んでよ」
「お願い、だから……」
マホロア
『ハァ、トモダチでも居れば、
楽しいのかナァ』
カービィ
「ここに、いるじゃん。」
「ねぇってば………」
マホロア
『クラウンなんかに頼ったせいで、
ボクの人生めちゃくちゃだネ……
アハハ……』
カービィ
「そ、そんなこと言わないで……
まだ、やり直せるよ…」
マホロア
『あと、キミのせいで』
カービィ
「え、」
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カービィ
「はぁっ……!」
「また、夢………」
「幽霊、なんかじゃ、なかった……」
「僕、生きてるんだ……」
「でも、もしマホロアにとって、
僕がいらない子だったら……」
「ウグッ……そんな、の……嫌だ………僕、」
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マホロア
『ビィ……カービィ!』
カービィ
「はっ……ここ、ローア…………?」
デデデ
『どうしたんだ。顔色悪いぞ』
メタナイト
『さっきの戦いで
だいぶ無理をしていたからな……』
バンダナ
『カービィさん、大丈夫ですか?』
カービィ
「あ……えっと……みんな………」
マホロア
『今日は寝ちゃいなヨ。病人にまで、
冒険を行けとか言うボクじゃないからネ』
カービィ
「………ありがとう……」
ここも、夢?それとも現実?
さっきまでは夢だっただけで、
もしかしたら未来でも見ていたのかも。
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今日は、ランディアを倒しに行く日。
あの未来はきっと嘘だったんだ。
マホロアが、裏切るわけないもん。
夢より優しく褒めてくれてさ、
僕、マホロアが大好き。
だから、きっと大丈夫。
悪夢なんか捨てちゃって、
僕、絶対現実で幸せになるの。
そう決めたんだ。
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ああ、あの夢、未来だったんだ。
マホロア
『なーんて顔、してんダイ?』
マホロア……でも、今回は違う。
今回こそは、君を救ってみせるんだ。
だから、傷とか、覚悟しててね。
クラウンを被った君は君ではない。
だって操られてる。僕は知ってるから
マホロア
『さっきから、ボクを救うとか、
言っちゃってるけどサァ。』
『一人で、ナニができるんダイ?』
カービィ
「え……だって、デデデもメタナイトも、
バンダナも……」
後ろを振り返っても、誰もいない。
マホロアの方を見ると、
ポツンとクラウンが落ちている
そこには、誰もいなかった。
カービィ
「うそ、でしょ?……今度こそ、
僕は救えるって……
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カービィ
「はあ!……また、ゆめ……」
視界には何もない。
あるはずだが認識できない。
目覚めた時のいつもの場所だ。
カービィ
「はあ、はあっ……マホロア、僕……」
「もうやだ……嫌だよ……怖い………」
「もう何も信じたくない……」
「マホロア、どこにいるの?教えてよ……」
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カービィ
「はっ!ここは……また、夢……?」
マホロア
『あ、起きたカイ?』
『モー、びっくりしたじゃないカ』
『倒れたと聞いて駆けつけたら寝てるダケ!』
カービィ
「ご、ごめんなさい」
「えと………ここ、どこだっけ……」
マホロア
『わわ、忘れちゃったノォ!?』
『ここは、ボクが叶えたかった夢を叶えた
マホロアランド。遊園地だヨォ』
カービィ
「そ、そうなんだ!」
マホロア
『……本当に、記憶ないノ?』
『魔術で確認するネ』
『……なんとも、ナイカ』
カービィ
「え、そんなことできるの?」
マホロア
『そ、そこカラ?』
『ボクはキミに倒されて、修行して
マァマァな魔術師になった話も忘れたノ?』
カービィ
「ごめんね、記憶喪失ってやつなのかな」
マホロア
『魔術で調べてもなんともないカラ、
ボクもわからないヨォ』
『お医者サマに連れて……』
カービィ
「や、やだ!僕、遊園地で遊びたい!」
マホロア
『ダメだヨォ。今のキミは患者サンだカラ…』
カービィ
「やったらやなの!」
マホロア
『ウッ……しょうがないナ……』
『チョットくらいナラ、遊んじゃうカイ?』
カービィ
「うん!」
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カービィ
「マホロアの作るアトラクション、
全部楽しい!」
マホロア
『モー、コレが終わったら病院だからネ?』
『ホント、我ながらアマスギ……』
カービィ
「次ね!分かった行くよ!病院!」
マホロア
『嘘つかないでネェ?』
カービィ
「わかってる!」
マホロア
『ホント、カービィって操るのが簡単ダ』
カービィ
「へ……」
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カービィ
「はぁ……!ああっ!」
「もうやだ!マホロアに、会いたいよ!」
「なんでマホロアにっ、合わせてくれないの」
「もう嫌だよ!嘘の君に踊らされるの!」
「僕なんて、どうでもいいから………
マホロアから離れてよマスタークラウン…」
「僕なんか、いくらでも捧げてやるから」
「マホロアだけは、幸せにしてあげてよ……」
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カービィ
「んぁ……また、ゆ……」
マホロア
『大丈夫?』
カービィ
「マホロア……」
マホロア
『カービィったら急に倒れたんだヨ。』
『ほら行くヨ。旅続けようヨ』
カービィ
「えっと……目的、なんだっけ」
マホロア
『カービィが言ったんじゃん』
『僕達だけで幸せになりたいッテ』
カービィ
「そう、だったかも……?」
マホロア
『だからサァ、みんな滅ぼすッテ』
『ほら、寝ぼけてないで行くヨォ!』
カービィ
「まっ、待って!」
「目的、果たさなきゃ……」
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マホロア
『カービィ、やったネ!』
『ついに、二人っきりだヨ!』
カービィ
「本当!二人っきりだ」
マホロア
『これからは、楽しいことで
いっぱいにしようネ』
カービィ
「うん!約束だよ!」
マホロア
『一緒にご飯食べたり、寝たり……
きっと、楽しいよネ!』
カービィ
「うん!」
マホロア
『ボクとの関係、覚えてるカイ?』
カービィ
「えっと……トモダチ?」
マホロア
『忘れちゃったノ?』
『教祖と、信者。デショ?』
カービィ
「そう、だったかも……?」
「じゃあ、教祖様?」
マホロア
『そうダヨ!キミは今日から、
ボクが唯一頼れる信者サ!』
カービィ
「そっかぁ、嬉しいなぁ」
マホロア
『後は、頼れる信者を、殺すだけで、
ボクは支配者だネ』
カービィ
「え……」
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カービィ
「あれ……ここは、目覚めた後の………」
「また、夢だったんだ………」
「マホロアっ……会いたいよ!」
「どこにいるの?」
「好きだよ……だから出てきて………」
「マホロア、大好きだから……
どこにも行かないでよ」
「マホロアあいっ、愛してるっ……
だから僕以外を、選んじゃ、ダメ!」
「マホロア、マホロアぁ……好き………」
「マホロア…………僕の、依存先……」
「大好き」
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カービィ
「まほ、ロア……マホ、ロア……」
「グスッ……ウゥ……」
マホロア
「アァ、また……一番怖い悪夢見てるンダ」
「大丈夫……大丈夫ダヨ……」
「カービィが目覚めた時、ボクは消えた後…」
「だから、ボクを怖がらなくテモ、
大丈夫ダヨ」
「いつか、安心して出てきてオイデ」
「その頃、ボクはいないカラ」
カービィ
「グスッ……マホロ…アァ、……マホ、ロアッ!」
「グスッ……ウグ……」