相性
「ヴガァっ…。」
朝霧「…」
黒部「此方応援の黒部。ターゲットの死亡確認。任務終了。死体の処理を頼む」
朝霧「…黒部さん」
黒部「…なんだ」
朝霧「何でこんな仕事してるんです?」
黒部「…前にさ、恋人が親友のせいで死んじまってな…その鬱憤晴らしみたいな…」
朝霧「……そうなんですね」
黒部「御前は?」
朝霧「両親がしているからやってる…唯其れだけです」
黒部「…愉しいか?」
朝霧「全然」
黒部「なあ、朝霧」
朝霧「何ですか」
黒部「メシ食おうぜ」
朝霧「良いですね」
~中華屋~
朝霧「私は目的なんて無いんですよ。生きる目的ってやつが」
黒部「へ~ぇ…大変だなあ、アンタ」
朝霧「…」
黒部「…」
朝霧「…暇ですね」
黒部「だな…」
朝霧「黒部さん」
黒部「あ?」
朝霧「どうやら私と貴方は相性が合わないようですね」
黒部「元からそうだろ」