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6件
またここに神がお一人………
もう …😭😭めちゃめちゃ気になる終わり方するじゃないですか !!👊🏻💕︎︎続き待ってます!
こんばんは🌙*゚カンヒュ好きです!
投稿が大分遅くなってしまいました…!
いつも6時と決めているのにっ!
今回は、はたまたありがたリクエスト!
韓日のハッピーエンドです!
前の話続きでは無いので、前のバットエンドは忘れて見て頂けると嬉しいです!
それでは、どうぞ!!
壁を隔てた向こう側
そこに居る君に、俺は恋をした
・・・・・・・・・
幼少期
シロツメクサを摘みに、だだっ広い花畑へ向かった
夢中になって、花を摘んでいるとコツンと頭をぶつけてしまった
頭をさすりながら、痛々頭を上げると、そこには真新しい壁が大きく立っていた
子供ながらの好奇心で、壁を軽く叩いてみる
すると、
トントントン
向こう側からも壁を叩く音が聞こえてきた
驚きと、興奮で、もう一度、大きく壁を叩いてみると
ドンドンドン
またもや、大きな音が返ってきた
今度は大きな声で叫んでみると
わぁーー!!!
優しくも大きな声が返ってきた
韓国「ねぇねぇ!君は誰なのー?」
壁の向こう側に居る誰かに名前を聞いてみる
??「僕?僕はねー!“日本”だよ!」
優しい声音が返ってきた
韓国「僕は韓国!よろしくね!日本!」
僕はその日、新しい友達を持った
壁の向こう側の、顔も見たこともない
新しい友達を
・・・・・・・・
韓国「ねぇねぇ!日本ー!」
大きな壁の向こう側にいる君に、今日も今日とて話しかける
日本「どーしたんでーすかー!」
聞きなれた君の声が耳を揺さぶった
韓国「今日はねぇ、日本にお花を持ってきたんだぁ!」
小さく柔らかい手に握りしめた赤いカーネーションを、大きな壁に、差し出した
韓国「あー!壁があるからあげれないんだったぁー!」
君にこのお花、見せてあげたかったんだけどな…
悔しさと、悲しさで、口を紡いでいると、君は元気に言い出した
日本「本当だぁ」
日本「じゃあじゃあ!おとなになったらそのお花見せてよぉ」
韓国「おとなになったら?」
日本「うん!」
日本「きっとね、多分ね、おとなになったら、この壁も無くなってるんだぁ!」
日本「だから、そのとき見せてよ!」
韓国「…うん!」
僕は君のその優しさに、何度救われたことだらう
きっと、そのときの僕は、想像もつかなかっただろうな
韓国「じゃあさ、その時には、僕達けっこんしよーよ!」
日本「けっこんってなぁに?」
韓国「ずっと一緒に居られること!」
韓国「だから、結婚しよ!」
見えていない
そう分かっているけど
僕は君にも伝わるくらいの笑顔で
にっこりと笑った
きっと、君も笑ってくれていた気がする
・・・・・・・・・
時が過ぎて行く事に
僕の国は、戦争に関わることが多くなった
他の国の植民地になったり
戦争に巻き込まれたり
辛い日々が続いた
君に会える頻度も少なくなって行って
親からも反対された
怖かった
唯一無二の友達に、会えなくなってしまうのでは無いかと思って
不安だった
やっと親の目を掻い潜って君の所まで走った
壁に向けて大きな声で叫んだ
韓国「日本!」
でも、いつもなら聞こえてくる君の声が、今日は聞こえてこなかった
韓国「ねぇ、日本!日本!」
何度君の名前を呼んでも、僕自身の声が、児玉となって返ってくるばかりで、君の声は聞こえてこなかった
韓国「ねぇ、ねぇ……ねぇ」
韓国「返事してよぉ…」
涙が溢れてきた
君に会えないのが、声を聞けないのが辛かった
日本「……っ…!」
日本「ごめんなさい…韓国さん…っ!」
君の声が返ってきた
でも、今日の君の声はいつもより湿ったような声をしていた
日本「もう…貴方には会えない!」
日本「ごめんなさい…ごめんなさい!」
韓国「え、なんで、なんでなの、日本…!」
握ってくれていたこの両手を、思いっきりに突き飛ばされた様な気がした
なんで、なんで…どうして
涙で目の前が見えなくなった
震える両手で、壁を叩いた
韓国「待って!待ってよぉ…日本…!」
何度壁を叩いても、手が擦れて、血が滲むだけ
君の声は、どれだけ待っても返ってこなかった
韓国「ゔ、うぁ…あぁぁぁっ…」
壁の向こう側から君の小さな小さな泣き声が聞こえたのは
僕の空耳だったのだろうか
今でも見当がつかない
けれど、
壁の向こう側に居る君が、笑みを浮かべていなかった
それだけは確かな気がする
つづく
これ以上は長くなりそうだったので、少し切らせて頂きます🙇🙇🙇🙇🙇🙇
絶対ハッピーエンドになるので、バットエンドにはしないので、少々お待ちください🙇🙇🙇🙇🙇
リクエストを変に長引かせてしまって、本当にごめんなさい!
それでは!!