この作品はいかがでしたか?
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「 この近くにある神社には“お呪い”があるんだって! 」
「 “お呪い”って、心が綺麗な人にしか見えないんでしょ? 」
「 誰が心が汚いって…?! 」
「 言ってないから! 」
「 けど、“お呪い”を見たことあるって人ってまだ居ないんだよね! 」
「 わたし、“お呪い”を初めて見る人になりたい! 」
「 えぇー!だったら、ぼくも!ぼくも! 」
「 じゃあ、どっちが先に“お呪い”を見れるか勝負ねっ! 」
「 良いよー!ぼく、絶対に勝つから! 」
「 負けたらわたしの言うこと聞いてよ? 」
「 そっちこそ! 」
暖かい風が窓の隙間を吹き抜け、子供達の笑い声が響く
懐かしい匂いと、懐かしい雰囲気に包まれて…
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ドサッ
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床に転げ落ちて、痛む体を起き上げる
「 はあ… 」
重い瞼を無理矢理に開けて、目を覚ます
カーテンが開かれて、明るい光が差し込み、目を細める
「 おはよう!主人! 」
「 おはよう 」
「 また見たでしょ! 」
「 …うん 」
あの日の夢はいつも時々、夢にでる
→ 下次继续。
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