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瑞希
「さて…んじゃ、先帰るわ」
悠斗
「あ、OK〜」
将暉
「了解です!」
瑞希
「んじゃ〜」
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瑞希
「えっと…(切符は…これであってるか…な?)」
瑞希
「あ(電車が来た…)」
瑞希
「(席は空いてるな…)」
瑞希
「…あれ(乗客者が全然居ない…)」
瑞希
「…(え?これ、泉川行きでしょ…?)」
瑞希
「…あってる」
瑞希
「…今日は少ないのか?」
瑞希
「?(誰か来た…)」
瑞希
「ぁ…」
あぁ、自分が思うほど
きれいで、可愛い子だなぁ…と思った
だから、
自分でもわかった
俺はあの子に
一目惚れしたんだな…って
朱音
「…」
朱音
「…なんですか」
瑞希
「へっ?!あぁ…いや…」
瑞希
「き、きれいな子だなぁ…と」
朱音
「はい?」
朱音
「…目でも腐ってますか?」
瑞希
「いやいやいや!事実言っただけ!!!」
朱音
「…そうですか」
瑞希
「あ…どこの学校に行ってるの…?」
朱音
「…水月学校」
瑞希
「え。おんなじだ…」
朱音
「え……そうですか」
瑞希
「な、何年生…?」
朱音
「…2年」
瑞希
「おんなじ…年齢だ…」
朱音
「そう…ですか」
瑞希
「あ…何組…?」
朱音
「…3組」
瑞希
「お、俺は1組…」
瑞希
「あ…俺は瑞希っていう…君は…?」
朱音
「…朱音」
瑞希
「朱音さん!よろしくね!」
朱音
「……はい…」
瑞希
「あ、じゃあ俺はここで…!」
朱音
「はい…」
瑞希
「じゃ!またね〜」
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瑞希
「はぁ…(緊張した…)」
瑞希
「(やっぱ…一目惚れしたんやな…)」
瑞希
「…2人に相談しようかな」
瑞希
「(いや。バカにされそう…)」
瑞希
「(いや…言ってみたほうが良いか…)」