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『囚われの妖精』
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暗い部屋少女の泣き声が聞こえる
少女「…暗いよ…苦しいよ…ママ…助けて…」
鬼灯「最近この街事件多くないか?」
リンネ「そうかな…」
崇恵「確かに最近多いですね」
鬼灯「だろ、今もだって2、3件依頼が来てんだぞ」
書類を出す
リンネ「そうだね…この2件は、私が行くよ」
崇恵「私もちょうど学校帰りに寄れますので…私が行きます」
鬼灯「わかった…俺は家にいるからもし依頼が来たらそっちに行くからな」
鬼灯「あいつら居ないし…掃除でもするか」
鬼灯「…」
「あの、すみません」
鬼灯「?」
そこには、綺麗な女性がいた
鬼灯「…なにか御用ですか?」
「娘を探してください」
鬼灯「なるほど…娘さんが行方不明…」
「はい…探してくださいませんか?もぉ、頼れる所がここしかないんです」
鬼灯「依頼は、引き受けるがお前…妖だろそれも、妖精」
「…何でわかるんですか?」
鬼灯「俺の姿は、普通人間には見えない…見えたとしても強力な妖かずっと一緒にいた妖、霊感のある人間にしか見えない」
「…」
鬼灯「まず、探すから…お前は、さっさと帰んな」
「はい…」
鬼灯「(とは、言ったものの…情報が少なすぎる…探す手掛かりがあれば…)」
鬼灯「…(この家から依頼者と同じ気配があるな…入ってみるか…)」
能力で壁を通り抜ける
家の中を探索する
鬼灯「(気配はするが…どこにいんだ?)」
鬼灯「(てかこんなに物が大きかったけ?)」
「グスッ…誰か助けて」
鬼灯「?(少女の声か)」
物が大きく見える
鬼灯「俺が小さくなったのか…探索やるか」
クローゼットの中に入る
鬼灯「移動が大変だな…日誌があるな」
何が書かれているか見る
「9月仕事でミスばっかりする僕の目の前に占い師がいた…」
「胡散臭そうだったが僕の今の状況を正確に言い当てた」
「そしたら無料で可愛い天使を貰えた」
「僕はこの天使を家に迎えた」
鬼灯「…(天使か…確かに胡散臭いな)」
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「11月最近泣かなくなった…でも、笑わないあの占い師に返すべきか?」
「1月天使は…天に帰った」
「また、天使を迎えに行こう」
鬼灯「は?」
誰か来る気配がした
この家の家主が帰ってきた
鬼灯「(あれって妖精…)」
鬼灯「この日誌小さくして持って行けねぇかな」
家主がどこか行ってから動き出す
鬼灯「捕らえられた妖精の所に行くか」
檻の中にいるまだ幼い妖精を見つける
「助けて!」
「ここから出して」
鬼灯「(この檻から妖力が感じるな…)」
鬼灯「お前ら少し伏せろ」
鬼灯は、構え檻を斬る
鬼灯「これで出れるぞ」
「ありがとうございます」
鬼灯「お前らに頼みがあるんだがいいか?」
「はい」
鬼灯「あのクローゼットの中に日誌があるからそれを外まで持っていってくれないか? 」
「わかりました」
鬼灯「よし、あとは…」
遠くにある瓶を見る
鬼灯「誰か入ってるな」
「…」
鬼灯「(コイツ…依頼者の娘か)」
「鬼さんだぁれ?」
鬼灯「俺は、鬼灯…お前の母親の依頼でここに来た」
「そうなんだね」
鬼灯「ここから出してやるから少し離れとけ」
「今更助けに来るって、なんなの?」
「もっと早く探してくれたら…助けてくれたら…こんなに苦しまなかったのに」
鬼灯「…(なるほど…あの日記に書いてあったのはコイツの事だったのか)」
「だから、助けるなんて無理だよ…この瓶は、強力な結界が貼ってあるから」
鬼灯「…」
「諦めて…どうせ助けられないんだから」
鬼灯「はぁ…ここまで勝手に決められるとは思わなかったな」
鬼灯「依頼で頼まれた事は、やらないといけない」
鬼灯は、刀で決壊を貼ってる瓶を斬る
「…なんで!」
鬼灯「俺が決める事でありお前が決めることじゃない」
鬼灯「さぁ、一緒に行こう…俺がお前の母親の所まで連れてってやる」
「ありがとう」
鬼灯は、遺骨を壺に入れる
家主「クソ…どこに行ったんだ…俺の可愛い妖精ちゃん達は」
瓶が壊されているのを見つける
家主「誰がこんな事したんだ」
周りが暗くなり植物が家主を苦しめる
家主「な…なんだ!」
家主「ぐ…ぐる”じい”」
家主「だずげで…」
鬼灯「…?」
鬼灯「リンネ」
リンネ「…鬼灯…なんだ依頼があったのか?」
鬼灯「そうだ」
リンネ「なぁ聞いてよ…今回の依頼が掃除って…きつかったよぉ」
リンネ「こんな事なら鬼灯に行ってもらえばよかった」
鬼灯「おいおい…(コイツがあの依頼を受けてたら…あの家主は、ただじゃおかなかっただろうな)」
コメント
1件
ああ、このエピソード、すごく引き込まれました。鬼灯の「俺が決めることであって、お前が決めることじゃない」って台詞、痺れますね。あの少女が「なんで!」って驚く場面、ちゃんと彼にとっては「依頼は果たすもの」っていう信念があるんだなって伝わってきました。 それにしても、日誌に“天使は天に帰った”って書いてあったのに、また迎えに行こうとする人間の業の深さよ…。鬼灯が瓶を斬る判断力もそうだけど、結局彼は“やるべきこと”を見失わないから、読んでて安心感がありました。ラストのリンネとの会話も、あの依頼を彼女が受けてたらどうなってたか、って考えるとゾッとしますね。世界観がじわじわ広がっていく感じがたまりません。
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