心を傷つけた少女の幻想入り

霊夢 零っ！

紫 零ちゃん！！

零 みなさん、ご迷惑をおかけしました。

永琳 そんなこと気にしなくていいのよ

零 いえ、事実ですので

紫は零を抱きしめる。

零 紫さん？どうしたんですか

紫 零ちゃん、お願いだから自分を大切にしてちょうだい…

レミリア そうよ、あなたの体はもう1人の体じゃないのよ

霊夢 みんなあなたの事を大切に思ってる。そんなみんなの思い無駄にしちゃダメよ

零 でも私は大切にされていいような人じゃありません

紫 私たちはあなたの事が大切で、守りたいのよ！！

零 っ….!

霊夢 貴方はたくさん辛い思いをしてきた。

紫 もう1人で抱え込まなくていいのよ

零 うっ…うわぁぁぁん

零は紫の胸の中で沢山泣いた。

永琳 今まで、よく頑張ったわね

零が泣き続けてしばらく…

零 グスッ…恥ずかしいところをすみません

紫 いいのよ笑

咲夜 子供は泣いて育つのですよ？

零 うぅ、恥ずかしい…

紫 零ちゃん、もしかして、心を…

零 はい。閉ざすのを辞めました。皆さんが私のことを大切に思ってくれているって知れたので…! ニコッ

一同 ぐっっ！！！可愛すぎるこの笑顔！

霊夢 体はもう大丈夫なの？

零 はい！もう全然平気です！

霊夢 じゃあ他のところの案内に行きましょうか

紫 そうね、今夜は零ちゃんの歓迎会ね！

零 歓迎会なんてそんなの！いいですよ！

レミリア 何言ってるの盛大にやるわよ！！

零 え、えぇぇ….