「さっそくだけど作戦会議をしましょう。あなたの意見も聞きたいの」
「作戦会議?」
「ええ」
どこからか入り込んできた黒猫がアンジェリカの脚に絡みつき、にゃんと小さな声を上げる。
アンジェリカはそれを抱き上げ、いたずらの計画でも話して聞かせるような微笑みを浮かべた。
「本当の悪人をあぶり出すためのね」
自信ありげな様子だが、ジークハルトはまだ納得していない様子。
「…その前にひとつ教えていただきたいことがあります」
畏まった物言いにアンジェリカは首を傾げた。
「なんのために情報ギルドへ行ったのですか?」
ウォルトとサンズの背中を、つうと汗が伝った。
あのわずかな時間でどうして。
出来るかぎりの痕跡を消して裏口から出たは***************
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