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楓🍁
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コメント
1件
うわ、この話、良いですね! 太宰さんと聖香の掛け合いが絶妙で、特に「笑ったね?」からの「ちょっとだけ」のやり取りがめっちゃ好きです。クールなキャラがちょっとからかわれてる感じ、すごく自然で微笑ましかった。 それにしても、聖香が「役に立ちたい」って言った瞬間の太宰さんの反応、何か意味ありげでしたね…。彼女の過去に何かあるのかな。森さんの「予想通りになるかな」の含みも気になるし、次の任務編がめっちゃ楽しみです!
続きだよ前回の
「まぁなんかあったら助けてあげればいいじゃないかな」
「僕、子守りは嫌いなんだけど」
「仕事だと思ってくれたまえ」
「森さんって、僕を何だと思ってるの?」
「優秀な部下かな」
「便利な部下の間違いじゃない?」
「それも否定はしないよ」
「……ふふ」
聖香が思わず笑ってしまう。
太宰がすぐに振り返った。
「聖香」
「はい?」
「笑ったね?」
「だって……」
「僕がからかわれてるのがそんなに面白い?」
「ちょっとだけ」
「ひどいなぁ」
そう言いながらも、太宰は全く怒っていない。
森が書類を指先で叩く。
「話を戻そうか」
「ああ、そうだった」
太宰が書類を手に取る。
「内通者の捜索。期限は?」
「三日」
「三日か」
太宰は書類に目を通す。
「……分かった。僕がやるよ」
「聖香も一緒にね」
「うん」
太宰は聖香を見る。
「聖香。君、戦える?」
「戦えます」
「即答だね」
「役に立ちたいので」
その言葉を聞いた瞬間、太宰の表情がほんの少し変わった。
「……そう」
それ以上は何も言わない。
ただ、書類を閉じると聖香へ手渡した。
「じゃあ行こうか」
「今からですか?」
「当然」
「えっ」
「嫌なの?」
「そういうわけじゃ……」
太宰は扉へ向かいながら振り返る。
「なら早くおいで。僕、待つの嫌いなんだ」
「はい!」
聖香が慌てて後を追う。
二人が部屋を出ていく。
その背中を見ながら、森は静かに笑った。
「……さて。僕の予想通りになるかな」
――そして、聖香にとって初めての任務が始まった。