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「 漱、なんでそんなにやにやしてんの?キモいよ? 」
「 キモくないから?!ふふっ、俺はね、まだ体力が余ってるんだよ。 」
「 うん…だから…? 」
「 今から、遊びに行く。 」
「 は? 」
「 いやさー。なんかジェットコースター乗りたい気分なの!!だから!! 」
「 んお、豊岡君、遊びに行くん? 」
木萩君が声を掛ける。
「 あ、うん。ジェットコースター乗りたくってさ。 」
「 あの…俺も一緒に行ってええ…?俺もジェットコースター好きやから… 」
「 ほんま?!やった、やったら行こ! 」
「 豊岡ぁーー!!俺もーー!!! 」
「 はいはい。草ノ瀬ちゃんは元気ね。 」
「 じゃ…俺帰って… 」
「 はーい。辰も行こうなー。 」
「 …NO 」
「 いや、NOやないわ…!! 」
「 だってもう疲れたし… 」
「 …仁木君…こういうのは、行った方が元気でんねんで…?? 」
木萩君までそう言うから断れなくてついて行ってしまう。
「 ねぇ、漱…これ…今から乗るの…?? 」
目の前に見えたのは大きく捻るレールが繋がるジェットコースターだった。
「 おん。15分待ちなんてなかなかないで!はよ乗ろ! 」
「 えぇ… 」
「 っしゃぁぁあぁ!!どんとこい!! 」
「 草ノ瀬ちゃん気合いの入れ方バレーと一緒じゃん 」
と笑った漱の後ろをとぼとぼと歩く。