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あああああああああああぁぁぁ好きぃいいぃぃぃぃぃぃぃぃ
好きィィィィィなんて純粋で美しいお話何でしょうか????!!! 心があったかくなりました!素敵過ぎて天に届いちゃう小説ありがとうございます!!!!!
まだ、まだ7月ですし、誕生日、間に合い、ますよ、ね?!(圧
アメリカ誕生日おめでとうということでアメ日を書きました!甘々ですね、あとアメリカが、キャラが定まってない…
なんでも許せる方向け
↓↓↓
注意
アメ日 甘々 誤字脱字あったら暖かい目で見てください…
時間軸が!おかしい!それも暖かい目で見てください!
前置き長くなりました、どうぞ🇺🇸🇯🇵
誕生日おめでとう!!
_______
「…ということでアメリカさん誕生日なのでなんでもプレゼントしちゃいます!」(高いのはやめて欲しいけど…
「あそっか俺今日誕生日か!!」
自分の誕生日忘れるとは…
そう、今日はアメリカさんの誕生日。なにか祝いたいと思ったが好きな物や行きたい場所、好きな食べ物さえもわからない。
「え?!忘れてたんですか?!」
「自分の誕生日覚えてて誰にも祝われなかったら虚しいだけだろ?」
眉を下げてしゅんとする。まるで子犬のように、少し可愛いと思った。
「そしたら私毎年祝うので覚えてください!」
ぱああっと笑顔が弾ける。私もつられて笑ってしまった
***
「なんでもって一つだけか?」
「はい!!」
「ひとつかあ俺ほぼ家族にしか祝われてないんだけどなあ」
きっと嘘だ。今もアメリカさんスマホから通知がやまない
だけどそんな目で見られると…
「2つで、どうでしょう…」
「俺日本に祝われるの楽しみにしてたんだけどなあー?」
いやさっき自分で誕生日忘れたとか言ってたじゃないですか…流石にお財布がしんぱ
「5つ位いいって言ってくれたら日本の誕生日日本が泣くほどのプレゼントしてやる!」
「んんん5つでいいですよもう!!」
「thank you!!嬉しいよ!!」
どうしてこんなに甘いんだろうか…
またもやし生活になりそうです…いいえ、私は日本!お財布の心配なんていらないのです!!アメリカさんを祝うと決めたのなら喜んでもらいましょう!
「じゃーまずあれ買ってくれ」
アメリカさんが指さしたのは花屋だ。
「ま、ままままさか花屋を買うつもりで?!!」
「誕生日に花屋欲しいなんて言うかよ…」
「あれだよあの薔薇」
「薔薇…いいですね!」
でもどうして薔薇なんだろうか?
「とりあえずこれ4本ください」
「え、1本じゃないんですか?」
「日本〜買っちゃダメかー…?」
うう。そんな目で私を見ないで下さい…
「買います。」
「んじゃ薔薇4本で、あとブラウン色にしてください」
「そんなのあるんですね!!」
「まあ親父が元々薔薇好きだしな…」
***
「このバラ私が持たなきゃ行けないんですか??!」
「いいじゃーん俺今日誕生日だし!」
「その袋の中入れといてくれ」
彼女の買い物に付き合わされる(荷物持ち係)彼氏の気持ちがわかった気がする…
「次はイタリア行こうぜ」
「あーいいですね…ってえ?!いやここ日本!!せっかくなら日本旅行しましょ?!」
やばい2つ目でお金が尽きるかもしれない。
「本場のピッツァ食べてぇよぉー!!」
「こ、今度イタリアさんの所行きましょ!!?」
何とか説得し渋々変えてもらった
「…じゃあ、お腹すいたから寿司が食いたい」
「いいですね!お寿司食べましょう!」
「ここの寿司が食いたい!」
「私の…すっからかん…」
「やっぱ寿司は美味いな!しかも”高級”寿司、だもんな!」
「ううう…たしかに美味しかったですけど…!アメリカさん食べ過ぎです…」
まさか高級寿司を食べたいと言うとは思いませんでした…しかも回転寿司ようにいっぱい頼んで食べるし…
「じゃあ次は」
5つなんて言わなきゃ良かったです…もやし生活どころか何も食べれないかもしれないです…
「…がいい」
「あ、すみません考え事してて!!もう一度言ってくれますか?」
はぁと言わんばかりの表情をされた…私が聞いてなかったばっかりに、
苦笑いしてアメリカは少し黙り込んだ後口を開いた
「遊園地行きたい」
「えっ、あ!はい!ここから近いですし行きましょ!」
電車に乗り遊園地へと向かう。
電車に乗っている途中気まずくなると思いきや楽しそうに遊園地に行ったら何を食べるか話していた。
…さっき、なんて言ったんだろうか
***
「着いた!!」
着いた頃にはさっきまで青空だった空も辺り一面オレンジ色になっていた
「さ!早く行こう」
なんだか懐かしい気持ちになる。たまにはこうやって遊ぶのもいいな。
「そうですね!!」
「そういえばあと2つプレゼント出来るのですが何がいいですか?」
「日本と一緒にいたい」
頬を緩めながら笑うアメリカ
「〜〜ッ!からかわないでください!」
「えぇー本音なんだけどな〜?」
「あ、あと1個ですからね!!」
最後にジェットコースターに乗ろうとアメリカさんに言われたので今並んでいます。
並んでいる間にすっかり夜になってしまった。
「もう閉園時間だって言うのにすごい混んでますね…」
「はぐれたら危ないし…」
手繋いどこうぜ
「?!?」
どこまでこの方はあざといんですか?!
「ひ、ヒャイ…」
情けない…変な声出してしまいました…恥ずかしいです…
「そっ、それに日本はちっちゃいからな!!探すの大変だからだ」
「そそそそーですよね!!お気遣いありがとうございます!!」
ぎゅっと手を握る。少し恥ずかしそうに握る日本がアメリカの心をくすぐる。
「日本ー?」
「なんです…か…?!」
アメリカは指を絡ませる。そう。恋人繋ぎだ。
「????!ちょ、アメリカさん?!」
「なんだよ?」
「こッこういうのって恋人同士でするんですよ!!」
パッと絡ませるのをやめて普通に手を繋ぐ
「恋人同士、ね…わかったよ」
「ど、ドキドキしました…」
幸か不幸かアメリカにはこの声は届いてなかった
そうこうしてるうちに順番は来た。
「お荷物お預かりします!」
「えっあ!はい!」
肌身離さず持っていた薔薇が入っている袋。落としたら大変だし渡しておこう。
『準備はいいですか?それでは行ってらっしゃい!』
ガタンガタンとゆっくり動いていく。
「き、緊張しますね、!」
「あぁ。ま、何回か乗ったことあるんだけどな。今日は何故か緊張する。」
ガタンガタン、徐々に上がっていく。上がっていくごとに手汗が出てくる。手を繋いでなくてよかった。
ついに1番上まで来てしまった。覚悟は出来た…ドンと来
ガガガガガッ
「うあああわあああああっあああ!?!」
自分でもこんなに声出せるとは思わなかった。
「あっああああああ”!!」
ブハッはははあっw
笑われているが今はそれどころでは無い。
「やっぱ……きだ」
風が声を斬る。聞こえなかった、
「ア”メリカさんなんがああいい”いましたかあああああああああ!?」
「いや…何も…」
かなり猛スピードでジェットコースターは駆け回る。
「…ずっとこの時間が続いて欲しいー!!」
聞こえた、アメリカさんの声。
「わ”私もですううう!!」
「!!」
ちらりと横を見るとアメリカさんは子供が宝物をみつめるような目で見てくる。
「っ!まっまた来ましょうねえええ!」
「おう!!」
___
『おかえりなさい!楽しんでもらえましたか?安全バーを上げるまで立たないでくださいね!』
つ、疲れたあああ。死にそう…あんなに猛スピードとは思いませんでした…
安全バーが上がり出口へと向かう。
遊園地を出ると賑やかさが消え、静まり返っていた。
「楽しかったですね!」
「…そうだな」
「?」
「あっそうだ、袋持ちますよ?アメリカさん誕生日なんですし」
「…あと2時間で俺の誕生日が終わる。」
「?そうですね、少し寂しいですが、来年もありますよ!」
「あと1つ、何でもしてくれるんだよな」
「そういえばまだ残ってましたね!」
「日本。俺と付き合ってくれ。これが今年の誕生日最後のお願いだ。」
え?付き…え?
「つ、つ付き合う?!」
裏返った声を聞いたアメリカは真剣そうな顔を緩め笑った。
「そーだよ!何でもしてくれるんだよなぁ?このお願いも“もちろん“聞いてくれるよなあー?」
「は、ハイ…はい!!」
返事をした瞬間薔薇を取り出す。
「日本どうせ花言葉知らないだろ?教えてやるよ」
“死ぬまで気持ちは変わりません“
「散々親父に散々叩き込まれたからなぁ」
「ブラウン色かは自分で調べろよ?まぁ、死んでも気持ちは変わらねーけどな!」
頬を林檎のように染め涙目になる日本。薔薇を受け取り一言。
私もですっ!!
電柱が2人を照らす。2人を祝福するように。
ぎゅ。
「もう、恋人同士なんだからいいだろ?」
アメリカは指を絡ませる。そう。恋人繋ぎだ。
「…!『ちょ、アメリカさん?!』」
「!『なんだよ?』」
「『こういうのって恋人同士でするんですよ!!』」
ぎゅっと日本も指を絡ませ握り返す。
「恋人同士として、改めて、こ、恋人繋ぎさせていただきますっ!!」
おまけ
「締まらねえなぁw「アメリカの彼女としてよろしくお願いします」だろ?」
「かっ彼女側だったんですか?!」
「彼氏側あげる訳ねぇだろ!」
「て、ていうか私これからもやし生活です、」
「彼氏を頼れよ?お前の彼氏金持ちイケメンだぞ?」
「た、頼っていいんですか!!私なんかに?!」
「いいぞ別に彼女だし?日本が欲しいもんなんでもやる」
「彼氏、す、すごいっ!!なんでもですか?!」
「覚悟しとけ。お前に全て捧げてやるわ」
(俺の人生も命も全て。)
と言うと『彼氏』は『彼女』に軽いキスを落とした。
ブラウンの薔薇の花言葉
全てを捧げます