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ゆうside
騎士の楽屋。すたぽらとは違って黒の衣装やジャラジャラのチェーンが多く広がる部屋。画面の中には三次審査の発表画面。
「願い?優勝だけど」
ばぁうさんの頭の上にはてな見える。割と分かりやすいなこの人
「あなた方の最大のライバルの方々についてです♪」
「「「「⁈」」」」
…まあそういう反応になるよね。忘れがちだけど忘れたらダメなこと…伝説のグループについて
「まあゆうさんの案ではないんですけどね。ちょっとばかり組みませんか?」
「…それならすたぽらだけで十分じゃない?」
しゆんさんが真剣な面持ちでこちらを見つめてくる。
「全員が心の底からそう思ってくれることを大切にです。そうなると1番現実主義で素直な…採点基準はアネキです。誰よりも“戻りたがっていない”んですよぉ…」
「「「「はぁ⁈」」」」
さっきまで落ち着いていたメンバーも思いっきり声を荒げる。…そりゃあそっか
「悠華なんて一番戻りたがるもんでしょ普通!!」
ばぁうさんが机を叩くと同時に立ち上がり攻めるような表情で叫ぶ。
熱量を感じたであろうメンバーが1番戻りたくないメンバーなんて信じられるわけもないもんね
「ないこちゃんが言ってたことなんですよ♪なぜかは分かりませんが…彼女はこういうことで嘘をつきません」
「……ッ…!」
言葉に詰まってギロッと睨まれる
…やっぱり、アネキのこと大好きだよね。特にばぁうさんはあの短期間であんだけ絡んでたし
「…私達だけじゃ最後の一歩が足りません。なので…組みませんか?最終審査開会式にはメンバーに宣戦布告したいのでそれまでにお返事を。優勝はもちろん私達がさせていただきますけど♪」
私の得意な満面の笑み。メンバーさん一人一人をしっかりと見つめる。みんなやる気に満ちた瞳。…やっぱり本当に良い人達だよね。
立ち去ろうとすると「ねぇ」と女性とは思えない低く綺麗な声が聞こえる。
「上等じゃん」
今まで一言も話していなかったしゆんさんが立ち上がり近寄ってくる。おでこをぶつけて鼻ももうすぐ付きそうな距離でニヤニヤとしながら言われる
「組もうじゃん。優勝はもらうけどねw?」
「んふふ♪負けませんからね?」
…この人達なら信頼できる。初めてまともに話したのなんてついさっきだけど
「私達だってもちろんやりたいことだからね。それに優勝のための最後のスイッチが入った気もするし!」
てるとさんが満面の可愛い笑みでこちらを見てくる。綺麗な可愛いエメラルドの硬い瞳。ばぁうさんも翔さんも仮面でもない素の笑顔。
「いれいすを私達で復帰させる」
読んでいただきありがとうございます!
どもども星音です!
さあ忘れてはいけませんよ伝説のグループを!ということで🎲さんに盛大に触れます!伏線が散りばめられてるので回収にもなりますかね
それでは!また次回!
コメント
5件
え、神展開きたぁぁぁぁっ!!!!(
⚔️の願いって🎲のことだったんだ... 確かに今までのお話で🎲の話はよく出てたし、 🦁が戻りたがっていないっていうのも出てたよね... 🐤💎はすぐに気持ちが変わりそうだけど、🐇🍣🤪がよくわからない... 🦁は絶対手強いだろうし... 2グループがどうするのかめっちゃ気になる!✨️ 投稿ありがとうございます!!続き楽しみにしてます!!!