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恋恵side
最終審査開会式。いれいすへの宣戦布告
…僕達の力でいれいすを復帰させる。アネキは多分三曲全部聞かないとそもそも判断をしないと思うし…全曲さいっこうのパフォーマンスをしないといけないんだよね。それはいれいすのことがなくてもなんだけど!
「…ふぅ」
騎士側との打ち合わせは一切なし。なんなら誰が言うかも分からない
「…ちむりーん?大丈夫?」
こったんが後ろからひょこっと顔を出してくる。星のような瞳が少し心配そうにこちらを見つめる
「ん〜…大丈夫って言いたいけど言えない」
「正直でよろしいw!」
そういうと急に正面からふわっと抱きついてきた。
え、あの〜お姉さん?
「???」
「…不安だし緊張してるのは私もだし…こえちゃんならいけるって私が保証する」
耳元で落ち着かせるようなトーンで言う。
いつも良くも悪くも活動関連で嘘をつかないこったんからの言葉なんて最高の安心材料じゃん…
「んふふwありがとっ!ちむ全開でいくよん♪」
さーてと、頑張りますか!
〜
各グループ一言ずつ意気込みを言っていく。
いいことに最後にすたぽらと騎士Xの発表
やるなら…
《それではすたぽらのみなさんどうぞ!》
《はーいそれでは騎士Xさんどうぞ♪》
放送から間髪入れずに騎士さんにふる。…これでも完璧に対応できますよね先輩?
《はぁい回されました騎士Xのばぁうで〜す♪…あぁこらざわざわしな〜い!》
会場が静かになる。
《まず!ちむ達になんの共通点はありますか〜?》
会場から色んな返答が返ってくる。そこの中でこったんが口を開く
《アイドル?》
《うんアイドル大会だしそうだけど違うかも》
《えぇ…》
しょうさんの冷静なツッコミで会場が笑いに包まれる。場は整えられた
《いろんな答えが耳に入ってきますが〜正解は聞こえないかもなぁ?》
聞き覚えのある「えぇ〜」という声。流石ぽらりすさん達、慣れてる
《アタシ達は形は違えどどっちもあの子達のことを大切に思ってるんだよね。…まあ今日は喧嘩売る気でいるんだけどねぇ!気づいてんでしょあんたら!》
《優勝はもちろんするよっ!でもごめんねリスナーさん。大切にな子達のためにちょっとステージを使わして欲しいの。》
《騎士Xの》
《すたぽらの》
《《パフォーマンスでステージに戻る気にさせるから!!》》
《覚悟しろ!》
《待ってて!》
《《Irregular Dice!!!!》》
最大限の愛と敬意を。ちむ達を見て戻りたいって言わせるから!
〜
??side
『『Irregular Dice!!!!』』
…まさかいれいすのために2組が手を組むとは。
「今年はとことん読めないなぁ…」
反抗しているのか…それともそれ以上に意志が強いのか。そんな子達を見れたことなんて過去に“三グループ”しかない。騎士は二回目かな。四グループ目はすたぽらだったか
こんな二つのグループがぶつかるほどの楽しみ…久しぶりだよね
「_____?入るで?」
あ、来た
「どうぞ〜」
がちゃっとドアが開く
「…組んだん?」
「正解」
「これは…どうかるか分からんな」
「ね〜」
それだけの会話。だけど確実に両者とも楽しそうな空気が増していた
読んでいただきありがとうございます!
どもども星音です!
さあやっと第二章の第一関門始まりました!李浦さんと仏さんについては二次審査で少し描写がありましたが…さあどうなるんでしょう
それでは!また次回!
コメント
4件
2グループともかっこよすぎて惚れちゃうわ💕✨️ 最後の🍣🤪とかかな...??? 投稿ありがとうございます!!続き楽しみにしてます!!!
はぁぁぁぁっ、、すき、(