テラーノベル
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うるは㌠
【 ATTENTION 】
・nmmn作品です
・御本人様とは全く関係ありませんので迷惑になることはやめてください
・没ネタの「思」設定などを上げてます。先にそちらを見た方が分かりやすいと思います
・拡散、スクショなどはご遠慮ください
・コメントは有り難いですが必ず伏字でお願い致します
・誤字脱字などは教えてくれるとありがたいです
・《nmmn》《irxs》《赤桃》《伏字》に見覚えがない方、地雷の方、純粋な方、理解のない方は読むのはおすすめしません
__昨夜、またしても怪盗ROARが現れました。
今朝のニュース番組は騒がしかった。
画面いっぱいに映し出されたのは、厳重な警備に囲まれた美術館。
その前には、大勢の報道陣や警察、規制線
そして…
美術館の中央に飾られていたはずの宝石が、跡形もなく消えていた。
『 今回、怪盗ROARが狙ったのは、世界でも五本の指に入る希少価値を持つ宝石―― 』
そうキャスターが言うと画面が切り替わる
そこに映ったのは、淡い桃色の宝石
「 うわ綺麗、 」
『 満月の夜がモチーフとなったことで有名な宝石で 』
『 通称――月華の涙です。 』
名前が出た途端にスタジオではざわめきが起きていた
『 月華の涙は、かつてヨーロッパ王室が所有していたとされる幻の宝石で、現在の推定価値は… 』
画面の下に金額が表示され、誰もが驚きを隠せないでいた
『 数十億円とも言われています 』
「 みんな朝から元気だねぇ、 」
テレビの前、制服姿の少年がトーストを齧りながらテレビを見ていた。
「 本物には見えなかったけどな 」
赤城りうら。一応フツーの高校二年生。
寝癖の残った髪を適当に整えながら、騒がしいテレビをぼんやりと眺める。
『 警察によりますと、現場には今回も怪盗ROARのものと思われる予告状が残されており、 』
画面に一枚のカードが映る
白いカードの中央にはトレードマークの赤い狼の紋章
そして、その下に書かれたメッセージ
【 今宵、月が最も高く昇る頃に月華の涙を頂戴いたします 】
【 今度は捕まえられるといいですね♡ 】
「 おいハート付けてねぇよ!! 」
「 りうらうるさい!!!!!! 」
「 父さんもうるさい 」
『 なお、怪盗ROARはこれまでにも… 』
ニュースでは、過去の事件が次々と紹介されていく
世界各国の美術館、王族が所有していた宝石、企業が保管していた秘宝
どれも一度はROARの手に渡っている
なのに、そのほとんどが、後日持ち主のもとへ返却されていた
『 一体彼は何を企んでいるのでしょうか 』
( そんな持ち上げるような事じゃないしー )
そろそろ行くか、と思い立ち上がるとチャイムがなった
「 はーい、あら!!りうら!!ないこくん来たわよ!! 」
「 まじ?!いってきまーす!! 」
「 ごっめん!!遅かった?! 」
「 全然!!笑 」
「 よかったぁ〜、 」
彼は小さい頃からずっと隣に住んでいる幼馴染、
名前は百瀬ないこ。
昔から何度も繰り返してきた、当たり前の光景
けれど学校が近づくにつれて、その「当たり前」は少しずつ変わっていく。
「 でさー母さんが―― 」
「 ええおもろ笑 」
「 あ、赤城くん! 」
「 おはようりうらくん!! 」
( 毎日すごいな、、 )
校門の前だと言うのにりうらを中心として男子も女子も集まってきた
「 今日もえぐいな 」
「 あまろ! 」
「 おはよないこ今日も2人で来たん? 」
「 うん 」
「 相変わらず嫁しとるなぁ 」
「 ちげぇよばか!!!! 」
りうらは誰にでも明るくて、人当たりがいいし、軽音部でギターを弾いていて、手先も器用で手品までできる。
学校でりうらの事を知らない奴なんて居ないと思う
また、入学してすぐにファンクラブが出来た、なんて噂まである
「 朝から疲れる、、 」
「 おっやっと解放されたか 」
「 まろ揶揄わないで、、 」
「 お疲れ様りうら 」
「 ん、ありがとう 」
俺らのところに追いつくために少し走ったのか汗をかいてるりうらにハンカチを渡すとニコッと爽やかな笑顔を見せてくれた
そんな何気ない朝だった。
教室に入った瞬間、
「 ありうちゃん達!! 」
ほとけが勢いよく駆け寄ってきた。
「 今朝のニュース見た!? 」
「 ニュース? 」
「 怪盗ROAR! 」
ほとけの声がデカすぎて教室の空気が一気に変わった
「 あー朝からどの番組も言ってたな 」
「 俺も朝見た 」
「 りうらはちょっとしか見てない 」
「 今回は何十億円にもなる宝石を盗んだらしいよ!!! 」
ほとけのスマートフォンを3人は覗き込んだ
画面には、今朝のニュース記事をまとめたサイトに大きな見出しで
《 怪盗ROAR、またも高級宝石を盗む 》と書かれていた
その下には、美術館の警備システムが一時的に停止したこと。
警察が現場に到着したときには、すでに宝石が消えていたこと。
そして――
現場には、お決まりのカードが一枚だけ残されていたこと。
「 ほんま何者なんやろうなこいつ 」
「 絶対どっかに正体隠してるよねー!!!! 」
「 世界中の警察が追ってるんでしょ? 」
「 そうそう!!! 」
「 しかも盗んだ宝石、しばらくしたら返すんだよ?!意味分かんなくない?! 」
「 金目的じゃないってこと? 」
「 じゃあ何が目的なん? 」
「 コレクション? 」
「 愉快犯じゃね? 」
「 でも予告状がめっちゃかっこいいんよな〜 」
「 分かる!って初兎ちゃん?! 」
「 おはよう〜みんな 」
盛り上がるみんなの輪から離れ、りうらは自分の席でスマホを開いた
画面に映っているのは先程ほとけが見せてくれたサイト
昨夜盗まれた宝石はピンク色で、光を受けるとほんの少しだけ赤にも見える
「 りうら? 」
「 んー…、?? 」
「 いつも興味なさげなのに、珍しいじゃん 」
「 んー、 」
りうらは画面を見たまま答える
「 怪盗って、ちょっと面白そうだなって 」
「 へぇ〜? 」
「 りうら手品とか好きだし 」
「 確かに、りうら上手いよね 」
「 でしょ? 」
「 でも俺だったらもっと上手く盗めるけどね!! 」
「 はいはい 」
俺が呆れたように笑うと少しだけムスッとしたりうら
「 何拗ねてんの? 」
「 違う!!ないくん俺のマジック信用してないでしょ 」
「 まぁ、ロアよりは凄くないでしょ?笑 」
「 はぁ?!言ったなー、、!! 」
ぶつくさ言いながらりうらはポケットからコインを取り出した
「 ないくん、手出して 」
「 手? 」
「 うん 」
俺が手を差し出すと、その手のひらにコインを乗せた
「 ぎゅって握って 」
「 こう? 」
「 そう 」
握っているといきなりりうらが指を鳴らした。
「 じゃ、開いて 」
「 …?? 」
恐る恐る手のひらを開けると先程まで手の中にあったコインは消えていた
「 え、えっ?! 」
「 ふふーん 」
「 どこ行った?!?! 」
「 ないくんちょっと近づいてきて 」
「 えなになに、 」
近づいて来るりうらにドギマギしてると襟を触られた
「 じゃじゃーーん!!コインが出てきましたぁ〜 」
「 え!?!?!りうちゃんすご!!! 」
「 なんだみんなも見てたの? 」
「 お前も怪盗かよ 」
「 マジック得意なだけで?!?! 」
りうらが叫ぶとみんな笑っていた
( なんか変にドキドキした、 )
その反対に、赤くなった俺の頬は気にしないフリをした
「 ないくん帰ろ 」
「 あれりうら部活は? 」
「 今日休みになった 」
ニコッと爽やかに笑いながらピースしているりうらに周りの女子が湧いてて若干怖い、、
歩きながら雑談でもしてるとりうらが珍しく歩きながらスマホを触っている
「 話聞いてる? 」
「 聞いてる聞いてる〜 」
「 何をそんな真剣に、、 」
ちらっとスマホを覗き込むと英語だらけの記事に大きな宝石が映っていた
「 …イキって英字読んでんの、、?? 」
「 失礼だな?!?! 」
「 りうら宝石とかに興味あったっけ?? 」
「 いや、次にロアが盗みそうだなと思っても見てるだけ〜 」
「 お前ロアとかに興味あるタイプだっけ 」
そう言うとりうらは目を泳がせていて、頭にハテナでいっぱいになった
「 みんなが言ってるからりうらも波に乗ろうかな〜なんて、 」
「 ふーん? 」
「 じゃあもう家の前だし!!ばいばい!!! 」
「 あっ、ちょ?! 」
話してる途中でりうらの家の前に着き、当の本人はもう家の中に入ってしまった
「 変なりうら、 」
昔からの付き合いだが、なんだかりうらの事が不思議で首を傾げながら帰った
「 つっかれた〜、 」
鞄を持つのもだるく床に投げて、適当に崩した制服のままベッドに寝転んだ
( ないくんはロアみたいなのが好きなのかな〜、、 )
さっきまで会っていたのになんだがそわそわして無駄にないくんとのトーク履歴を見てしまう
📱_ピロン
「 んぇなに、 」
せっかくトークを見直してニヤニヤしてたら何かの通知がきた
《 ”桃花の雫”も怪盗ROARに盗まれるのか?! 》
「 桃花の雫?? 」
ファンかよくわからないアカウントが流れてきて、そこには聞いたことない宝石の名前があり、気になって見てしまった
「 へぇ〜、 」
長ったらしく書いてあり、纏めるとすごく有名な宝石が日本に来るからそれを狙ってまたロアが来るのではないかと言う内容だった
「 ピンクでかわい〜じゃん 」
小さなピアスにピンクの宝石が散りばめられており、とても惹かれた
「 んじゃ早速予告状作りますかっ、 」
ベッドから起き上がり、手慣れた手つきで予告状を2枚作った
「 ねっむ、、つか寒っ?! 」
春と言ってもまだ朝も寒くて、思わず布団に戻りそうになった
ピューピューと部屋の中から音が聞こえてきて、音の鳴るほうへ目を向けると窓が開いてきた
「 俺窓開けてないんだけど、、 」
確かに寝る前は鍵を閉めたはずの窓が開いており、恐る恐る近付くと何か手紙みたいなものが置いてある
「 えっ怖…。 」
【 今宵、貴方を頂戴いたします 】
【 夜は冷えるので暖かい格好で過ごしてください 】
【 Ps.無防備過ぎるのでもう少し警戒心をお持ち下さい♡ 】
「 これってロアの、?!?! 」
手紙かと思ったものはまさかの予告状で、差出人は世間を騒がしている怪盗からだった
「 無防備って何が、、 」
書いてある事に少し疑問を持ち、姿見で自分の格好を確認した
「 ッ~、!?!? 」
「 エロ怪盗めっ、!!!!! 」
( ないくんの生脚見れた〜♡ )
怪盗スマイリー1️⃣×ステハイ4️⃣
(ステハイ1️⃣)
吹き出しを使うの飽きましたか?って聞かれそう
飽きてます(あ)
下書きをノートでするようになったので吹き出しにする元気が全くありません
この投稿に♡100ついたら続き書きます(え)
コメントもください(土下座)
ここから下は設定(没ネタであげたもの)
⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️
赤城 りうら
✧︎高校二年生
✧︎軽音部
✧︎手品が得意
✧︎隣の家に住んでるないこと幼馴染
✧︎人当たりがよく、男女ともに人気
✧︎学校ではかなりの有名人でファンクラブがあるとかないとか…
.
怪盗 ROAR
🎩神出鬼没な怪盗
🎩色々な宝石を盗むがなぜか返してる
🎩宝石を盗むのには理由が….?
.
百瀬ないこ
✧︎高校二年生
✧︎バスケ部
✧︎生徒会にも所属
✧︎隣の家に住んでるりうらと幼馴染
✧︎なぜか怪盗ロアに好かれている
.
青海 いふ
✧︎同クラ
✧︎警察官の息子
(その他未定)
.
コメント
3件
最後1️⃣番さんエッティ…で好きです😭設定書くの上手すぎて尊敬です> ·̫ <💖
うわあ、第1話からもう胸がきゅんきゅんしちゃいました…!りうらくんの底抜けに明るい人柄となんでもできちゃう感じ、ないこくんとの幼馴染の距離感が絶妙で「朝の登校風景」だけでちゃんと2人の関係性が伝わってくるのがすごく好きです。そしてラストのロアからの予告状!「今宵、貴方を頂戴いたします」なんてドキドキするんでしょう…。しかも「無防備ボイス」のくだりに思わずふふってなりました。続きが気になりすぎます〜!🌷