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ㅤㅤㅤ ㅤ ㅤ zm×em
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ㅤㅤㅤㅤ ㅤ すれ違い
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ㅤ 付き合っています、微r?
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ㅤ zm『』
ㅤ em「」
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ㅤem視点
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ㅤ実は私エーミール、ゾムさんとお付き合い
ㅤさせていただいております
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ㅤ私の片思いだと思っていたんですが
ㅤ相手も気になってくれていたようで。
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ㅤ日に日に好きが増しているんですけどね
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ㅤ付き合って…明日で3ヶ月ですね
ㅤゾムさんはペースを大事にしてくれていまして
ㅤまだき、キスをしたくらいでして、/
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ㅤ内心もう少し進んでもいい…というか
ㅤ進みたいと思っています
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ㅤ優しい彼も好きなので不満は無いですがね
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ㅤzm視点
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ㅤ飽きた、 この一言に尽きる
ㅤ確かに俺はエミさんのことが好きだった
ㅤだけどこの数ヶ月、どんどん冷めていっている
ㅤ数ヶ月…付き合ったのいつやったっけ
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ㅤ俺の方から言ったのに別れたいだなんて
ㅤよくないよなぁとも思っている
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ㅤ”どう別れを切り出そうか”
ㅤそんなことを考えているうちに一日が
ㅤ終わっていく。
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ㅤそんな彼から連絡が来た
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ㅤ<明日、空いていますか?
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ㅤ明日は日曜日、特に用事もなかった
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ㅤ≪空いてるよ~
ㅤ どした?
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ㅤ<明日、もしよかったら会えませんか?
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ㅤ即レスエーミール、彼は返信が早い
ㅤそういうところは嫌いじゃない。
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ㅤただなぁ…
ㅤエミさんが受け側なのは知っていたけど
ㅤあまりにも手を出してこない
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ㅤ進みたかった、キス以上のことをしたかった
ㅤだけどエミさんが嫌なことはしたくなかった
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ㅤキスをすると、”もう、いいです”と
ㅤ毎回言われてしまう
ㅤ流石に俺も傷付くしな…なんて
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ㅤ明日切り出すか、別れようって。
ㅤそう覚悟し “会えるで” と返信をした
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ㅤem視点
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ㅤ本日はゾムさんとお付き合いして3ヶ月
ㅤ3ヶ月記念日ですね…!
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ㅤ緊張しながらゾムさん家のインターホンを押す
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ㅤピンポーン
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ㅤ『よ、エミさん』
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ㅤ大好きな彼の声と姿
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ㅤ「こんにちは、お邪魔します」
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ㅤ今日はいい方向へ進めばいいなという思いで
ㅤお邪魔させてもらっています
ㅤ先へ進めなくても、進展があればな…と
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ㅤゾムさんは紅茶を出してくれました
ㅤ私の好みです、彼も紅茶を飲んでいます
ㅤ前までは “俺紅茶飲めんのよなあ”と
ㅤ言っていたんですが。嬉しいですね、
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ㅤ紅茶も飲んだことで少しリラックスできました
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ㅤなんて話しかけましょうか
ㅤとりあえず話しかけるのは大事ですよね
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ㅤ「ゾムさん、あの…」
ㅤ『ん?』
ㅤ「その…」
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ㅤ
ㅤzm視点
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ㅤエミさんもじもじしすぎでは?
ㅤちょっと見てておもろい、 何言おうとしてんw
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ㅤ「私は、もう少し進めたらなって
ㅤㅤ思ってるんですが… その…
ㅤㅤゾムさんはどうですか…ね…」
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ㅤ”ゾムさんはどうですかね”
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ㅤその一言で察してしまった
ㅤあのエミさんから、エミさんの口から。
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ㅤはあ~~~、まって、どうしよ
ㅤ今日別れを告げるって決めてたじゃないか
ㅤこれじゃヤリモクみたいやん
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ㅤしーんと静まり返った部屋の中
ㅤなんて言えばいいのかわからなかった
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ㅤここでyesといえばヤリモクだったのでは
ㅤでもnoといえば気まずくなるし、
ㅤそれはそれで違う気がする。俺も気持ちは同じ
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ㅤ『…どうして今日?』
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ㅤ「今日が、3ヶ月だったからです」
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ㅤそう言われ、ああ、エミさんは俺の事
ㅤ大事にしてくれてるんだなって
ㅤちょろすぎか俺。でも嬉しくて、
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ㅤ『エミさんが嫌じゃなければ
ㅤㅤ俺も進みたいなって思ってる』
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ㅤ思っていることをそのまま伝えた
ㅤ間違いではない、その気持ちは嘘ではない
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ㅤ「嫌なわけないじゃないですか…/」
ㅤ
ㅤそう言われ、彼をベッドに押し倒す
ㅤ
ㅤエミさんのこと飽きてなんていなかった
ㅤただ不安になっていただけだった
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ㅤ優しく、大切に、
ㅤ可愛らしい彼を傷付けてしまわないように
ㅤ
ㅤ