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ぱちお×よわき
よわきの片想い
前の話とは隔離して読んでください。
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温度が低い 風が頬を掠めていく。
風で肌の温度が低くなってる。
鼻が冷たい。
寒い。
人の温度が恋しい。
マグカップから甘ったるい僕の好みの匂いが鼻腔をするぐる。
ゴクゴクとココアを飲み干しても胸のあたりがじわっと温かみが広がるだけで、
心までは温まらない。
なんか、辛い、苦しい…..かも
外へ出て、白い空を眺めてみる。
なにか起きることもない、ただ手の先が冷たくなっていくだけ。
手を息で温めようとしても力不足で、身体から温度が失われていくだけだ。
この冷たい手を握って欲しい。
「よわき君!」
脳裏にぱち先が浮かんできた。
明るく笑うぱち先。
僕に優しくしてくれたぱち先。
そうだ。
隣 にいて欲しいのは、
口を開こうとした瞬間、頬にひんやりとした感触がした。
空を見れば先程とは打って変わって、純白の花弁が散るかのように雪が降り注いでいた。
pto「初雪だ。」
隣から聞こえてきた声は、僕がずっと傍にいて欲しいと願っていた人だった。
ywk「……起きてたんですか」
自分は思ったよりも冷静で、声が揺れることもなかった。
pto「…ついさっき、ね!」
敷地内には二人の声しか聞こえない。きっと他に誰も起きていない。
pto「誰も起きてなくて、寂しかったんじゃない?」
ywk「…..寂しかったです。」
貴方がいなくて。
pto「そっか….じゃあ、おいで」
ぱち先が両手を広げて、おいでと言いながら自ら近づいて抱き締められた。
ywk「ぱち先?」
暖かくて安心すると同時に心臓がドクドクと波打つ。
pto「これなら温かいし、寂しくないね」
そう言って笑うぱち先の顔が、すごく好き。
胸の内にグルグルと渦巻く恋情は、粘着して離れない。
pto「なんか懐かしい気分になるなぁ….えるなにもよくこうしてたんだよね」
あぁ、やっぱりそうだ。僕はただの後輩なんた。
先程ココアで無理やり温めようとした胸が、苦しくなる。
pto「よわき君どうかしたの?」
ywk「……なんでもないです」
pto「….そっか、?」
僕の異変に気づいてくれても、恋心には気づいてくれない。でもそんな鈍感なところもすきで、 きっと僕はもう諦めることが出来ない。
pto「やっぱり、俺は冬が好きだな」
ywk「僕はぱち先が_____」
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end
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