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ラ「ママー!パパー!」
深「どうしたの?らうちゃん」
岩「どうした?甘えたか?ニコッ」
ラ「んふふっ、なーんもない!」
深「なんだそりゃ!笑」
ふっかと俺の関係がいつからか夫婦って言われるようになって、最年少のラウールが俺たちの息子って存在になってから今までは笑って冗談で夫婦って言っていたのが今では離れられない大切な存在になっていてそれを好きだと言う感情だと気づくのに時間は掛からなかった。
岩「どうやったら意識してくれるかな…」
それからはふっかの好きな飲み物を買ってみたり、眠たそうにしてたら上着をかけてあげて肩を貸してあげたり、一緒にドライブに行ったり…
話したら長くなりそうなくらい色々尽くしたでも、相変わらずふっかはいつも通りで俺が1人で空回りしてるみたいだ。
岩「なぁ、どう思う宮ちゃん」
宮「なにが?」
岩「ふっか、どうやったら振り向いてくれると思う?」
宮「うーん、…そうだなぁ、…」
ソファの隣に腰掛けていた宮ちゃんに相談するとまたふっか?って顔をされたけど俺そんなにふっかの話してたっけ?
宮「一回引いてみたら?」
岩「引く?」
宮「そう、与えすぎて駄目だったら引いてみろってよく言うでしょ?」
岩「引いてみるね…」
確かに俺は今までふっかに振り向いて欲しくて
ずっと構っていたけど引いてみるのもアリかもな…
岩「うん、引いてみるわ…ありがとう宮ちゃん」
宮「うん、力になれてよかったよニコッ」
岩「よし、今日からやってみるか…」
この日から俺のふっかの気を引く為に我慢をする生活が始まった
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