お久しぶりです。
本当っに♡850達成していたのに遅くなってしまい申し訳ないです…。
ゆっくりペースではありますが頑張ります故、
宜しくお願い致します。
))注意((
・軍パロ ・エセ関西弁
𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃!!
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《tn side》
あぁ…楽しいなぁ……
僕がW国に入って今日で丁度6年が経った。
今ではgrが総統としてW国を支えている。
あの頃と比べてW国も大きく成長した。
豊かなN国や薬などに発達しているB国などにも劣らないほどの戦闘力が確保出来てきた。
そしてW国が発展する中、6人ほど幹部も増えた。
司令塔のrbr、文明人のemさん、五月蝿いknに真面目なshp、煽り厨のsho、新人のciだ。
どいつも個性が強い奴ばかりや。
そして僕がこの国に入った頃にいた幹部も勿論今でもW国所属だ。
htが武器等管理、psが医療等、niさんは他国情報収集、osは新人教育。
あとutは………クズ。
真面目な奴、ガチめに少ないがそれでも楽しい毎日を過ごせている。
ただ1つ気になることがある。
それは……zmのことや。
この6年間、zmの捜査について1度たりとも辞めたことは無かった。
しかし、zmに関する情報はまったくもって耳に入ってこなかった。
6年やぞ…??こんな長い間で目撃情報がない方が不安だ。
やけど自分が出来ることはただ待つことだけ。
これが1番辛くて儚い。
“何も出来ない”
そんな僕の無能さを直で訴えかけられると正直精神的にくる。
でもそんな時支えてくれるのがこの仲間達や。
アホなこと言ってツッコミを入れて皆で笑う。
そんな馬鹿らしいことが僕にとってはいつしかかけがえのないものへと変わっていった。
だからと言ってzmのことを諦めるということでは無い。
“僕の幸せ”は此奴らとzmと一緒に過ごすこと。
この6年間で見つけることが出来た。
今諦めたら幸せは叶わない。やから頑張ろうって思えるんや。
shp)「tntnさん…??こんな所で何してるんです??」
tn)「おぉ、shp君か。ちょっと考え事しててんな…すまんな。」
shp)「いえ、大丈夫っすよ。そういえば今日の16時10分位から訓練らしいっす。」
tn)「16時!?微妙な時間やなぁ…笑それまでに問題児組の書類は終わるんやろか、笑」
shp)「tntnさん………賭けしません??」
tn)「賭け、??具体的にはどういうもんや、??」
shp)「単純にその時間までに彼奴らの書類が終わるかどうかっすよ笑」
tn)「……ええやん笑やってやるわ!!」
shp)「流石tntnさんやわ!!わかってらっしゃる!!……じゃあ俺は終わらない、で。」
tn)「……じゃあ俺は終わる、やな笑」
shp)「おけっす笑負けた方が1週間分の書類を肩代わりする、ってことで。」
tn)「まじかぁ笑………じゃあ勝負な笑」
shp)「はい、ではまた笑」
そう言って僕とshp君は別れる。
彼奴、どんだけギャンブル好きやねん、笑ちょっと呆れるわ…
まぁでも1週間分の書類肩代わりはゆーていいんよな……
………よし、彼奴らに活入れて来るか、笑
何かやったらダメとか言われてへんし、ええやろ。
そして動き出そうとした時、森側の方から何か光る。
思わずその場所をジッと見つめる。
しかし、その場には何も見えなかった。
……気のせいか、??
今は15時25分。
はよせんと賭けに負けてしまう…。
そう思い僕は窓から離れる。
ただ妙な違和感は残ったままだった。
そろそろか……。
現在時刻、15時55分。あと10分ちょいや。
なのに訓練所に向かう奴はこれっぽっちも見かけない。
え、今日何かあったか…??会議も無いし、任務も無い。
もしかして皆忘れてるオチですか??え、そんなことあるんかな…笑
……暇やし先訓練所行っとくか。
様々な疑問が飛び交いながらも足を前に進める。
そしてそろそろ訓練所に着く時、それは起こった。
tn以外)「tn!!/tnさん!!」
するといきなり前に僕以外の全員が目の前に現れる……と同時に大きな音が鳴る。
………クラッカーだ。
僕は驚きすぎて思わず腑抜けた声を出す。
tn)「…ふぇ、??」
sho)「声、腑抜けすぎやろ笑笑」
kn)「アーハッハッハッ!!tnがそんな声放つなんて珍しいな!!笑笑」
shp)「ちょ、うるさいっす、クソ先p……knさん。」
kn)「おい!!今クソ先輩って言いかけたやろ!!」
shp)「いや、言ってないっすけど。え、もしかして幻聴ですか笑あ~笑えますねニヤニヤ」
kn)「おい!!言いすぎやろ!!」
gr)「おい!!お前らうるさいゾ!!まだ祝してもないというのに!!」
tn)「祝す……??何か今日あったか??」
ut)「今日はあの日に決まってるやろ!!何、忘れてんの??笑」
tn)「え、??……お、おん……」
え、今日何かあった日やっけ…??
誕生日でもないやろ…??
そう考えていた時、全員が声を合わせて言う。
tn以外)「いつも書記長お疲れ様!!/です!!/めぅ~!!」
tn)「……え??」
ut)「今日はあれやん??あの~その~」
ci)「tn、この軍に入って6年目やん!!」
ut)「おいci!!台詞奪うなや!!」
ci)「))ボソッ兄さんが遅いからっすよ」
ut)「あ゛??何か言ったかci!!」
ci)「いや、??何も言ってないっすよ~」
ut)「ほんまかぁ~??」
em)「ほらそこの人たち、話してないでお祝いしましょうよ!!」
shp)「そうっすね笑」
tn)「今日で…6年……覚えててくれてたんや…」
gr)「当たり前だゾ!!……今まで本当にありがとう。」
突然の真面目な感謝にどう答えていいか分からず思わず立ち尽くす。
するとgrを初めとして、他の人からも感謝を伝えられる。
そして、最後の1人から感謝を伝えられた時、
気づけば…涙を流していた。
6年前、grの前で涙を流した時胸糞悪かった。
ただ今は心地が良い。
そうか、僕はもう此奴らが大切な存在になってたんやな、
そう気付かされたと同時に此奴らへの感謝を満面な笑みで言っていた。
tn)「お前ら、ありがとうな!!」
そう一言を放つと皆は妙にニヤニヤと顔に浮かべる。
……なんやねん、何か恥ずいやん…
sho)「まぁ俺らの軍にtn居ないと成り立たないもんな!!」
kn)「そうやな!!tnおらへんと色々と大変やしな!!」
そう言われるとまた僕の目には涙が溜まる。
……案外泣き虫なんかもな…僕。
そう考えていると部下から報告が入る。
内容は幹部増加についてだ。
今、勢力を増やそうと幹部募集をしていたが今はもう無くてもいいかもしれんな…こいつらで充分や、笑
そう思い、僕は皆に伝える。
tn)「すまん、幹部募集の件なんやけど…」
そして、今思ったことを伝えると案外すぐに了承してくれた。
何でも皆全員が今のままで充分だ、と思ってるらしい。
……どんだけ仲良しやねん、僕ら笑
するとgrは言った。
gr)「この軍・この国はtnによって支えられているもの同然だ。俺らはtnについて行くゾ!」
驚きの一言に固まる。
……案外、いや皆はもう僕が居らんとダメなんやな、笑
嬉しさからか、僕の承認要求が満たされる感覚がする。
こんなにも人に求められるのっていい事なんやな、と改めて実感する。
それと同時に僕が話さないのに疑問を持った皆が心配の声を掛ける…僕も期待に応えんとな笑
tn)「やっぱお前ら最高やわ!!もう幹部募集するの止めてええかもな笑お前らおもろいし笑」
そう言うと皆はきょとんとした顔をすると笑い出す。
どうにも僕がその言葉を放つことにおかしさを感じたようだ…気ぃ悪。
ただそれが此奴らっぽいよな、笑
この感じが何とも懐かしい。
僕はzmを思い浮かべる。
あれから6年。長い年月すぎる。
だけど僕は信じてる。zmは何処かで生きているんだと。
“いつかzmもこの軍の幹部にしたい”
これはずっと思っていること。
そして僕の叶えたい夢でもある。
この軍にzmがおったらどれだけ幸せなんやろうかって何度も思った。
だからその幸せが叶うことを信じて僕は今生きている。
……どうか無事でいてや…zm。
そう思っていると、さっきの言葉が口に出していたのか皆が誰や??と聞いてくる。
……間接的に伝えとくか。此奴らええ奴やし。
tn)「どうしても1人だけ幹部にしたい奴がおるねん。僕の弟みたいなやつで。今何処にいるかは分からんけどいつか絶対会えるって信じてるんや。」
そう言い終わると皆は了承してくれた。
……うるさかったけども。
まぁそういう所が此奴らのええ所でもあるか笑
するとrbrが取り仕切るように言う。
rb)「今からは模擬戦や!!この国で1番に強いtnと戦ってもらうで!!!」
え、なんやそれ聞いてないんですけど。
え、てか待って此奴ら全員と戦うの??さすがに馬鹿では??
すると皆は足早に動き出す。
こういう時だけ此奴ら読み込み早いのなんなん…だる、笑
でもまぁ、やりますか、!!
せっかくrbrが用意してくれたやつやし。
勝ってやんよ!!
そう思い、動き出した時だった。
………それが起こったのは。
僕の足元に1つのクナイが刺さる。
…気配が全くなかった。
気づいたのはクナイが地面に刺さった時の音のみ。
相当の手慣れやな…。
しかし、皆は移動してしまったのか周りには誰一人として居ない。
後から伝えるか…。そう思いクナイを拾うと
そこには……1つのブレスレットが巻きついていた。
太陽の反射でキラキラと光っている。
まるで僕に何かを伝えているかのように。
変な予感がしながらも僕はそのブレスレットを見る。
………
思わず思考が止まる。
間違いない。
これは僕がzmにあげたブレスレットだ。
その証拠に銀のプレートに表にはZ、裏にはTが掘られている。
所々気にならない程度に錆があるが、綺麗に手入れされている。
それが今までどれだけ大切にされていたかを物語っている。
この近くに、zmが、zmがいる。
ずっと長年待っていたzmがいる。
大好きで大好きで堪らないzmがいる。
しかし僕は……何も声を出せなかった。
zmが生きていた事への溢れ出す嬉しさと此処に投げつけられた事への哀しみが混ざり合う。
そして時間が経つ事にこの何とも言えなかった感情は“虚無感”へと変わっていく。
気づけば僕は皆に囲まれて心配されていた。
ずっと此処で突っ立っていたようだ。
……1つのブレスレットを持って。
しかし僕は何も言い返すことは出来ない。
皆はそれが異常だと感じたのか僕を無理矢理部屋へと運ぶ。
何も考えることが出来ない。それくらい頭は真っ白だ。
それが何に対して向けられているのかは僕自身も分からなかった。
そしてその日は喉に何も通さず1日が終わった。
………たった1つの虚無感を抱えて。
数日が経った。
しかし今でも僕は混乱していた。
そのせいか、大好きな食事も喉に通らなくて皆には凄く心配をされた。
その時、utは言った。
少し落ち着いて1つ1つ物事を進めればええ。
と。
その言葉に僕はハッとさせられ今に至る。
少しずつでもいい。状況を整理していこう。
まずは……zmは生きている。
長年niさんが調査をしてくれていたが足取りも掴めぬままだったが今やっと知ることが出来た。
zmは、生きている、。
僕は何度も繰り返し言う。
未だにその事実が受け止めきれてないんだと感じた。
そして2つ目。
他の奴らの捜査によると、クナイを投げられた方角から場所を特定したらしい。
その結果木の上で投げられた可能性が高いと判明した。
そしてその下にあった足跡から察するにN国の者ではないか、という件が浮上した。
つまり、だ。
zmはN国の幹部かもしれない、ということだ。
一般兵は基本的に他国へ入ることは固く禁じられている。
つまりこのW国に入れた=N国幹部=zm
ということである。
何とも信じ難いがzmなら有り得るのかも知れない。
そして最後、だ。
zmは各国から狙われている存在である、ということ。
一昨日、niさんから、zmという人物は各国から狙われている可能性があると報告を受けた。
何とも幼少期から強かったらしく、その脅威は1つの国分に値するとの事だ。
一通りまとめた後、僕はドッとした疲れを覚える。
しかし全ての疑問が消え去った訳では無い。
何故、zmはN国の幹部になったのか。
何故、ブレスレットを投げてきたのか。
何故、僕がW国幹部だと知っていたのか。
3つの疑問が脳内の情報を錯綜する。
……もう分からへん…。
思わず僕はブレスレットを強く握る。
そう考えていた時、1羽の鳩が窓へ止まる。
………伝書鳩だ。
そう気づくと僕は窓を開け、鳩に何か着いてないか探る。
すると足元の方に手紙らしきものが結ばれている。
鳩からそれを貰った後、僕は慎重にその手紙を開く。
……それは衝撃のものだった。
そして僕は大きな憂慮に見舞われるのであった。
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約5500字、お疲れ様でした!!
如何だったでしょうか。
まずは本当に遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
テストがちょっと多くてですね、更新ができず…
約1ヶ月くらい待たせてしまった…がちで申し訳ない…泣
いつかは言えないですけど最近誕生日あったので許して(◜֊◝ )
という訳で2月は低浮上なるので宜しくお願いします…。
3月からは多分大丈夫です。……多分。
次回はどうなるのかお楽しみにです。
では!!
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩♡1000
コメント
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続きがめっちゃ気になってしゃーないわ!✨