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主です!ノベル描いてみたかったんですっ!
この前言ってた本編はここに書こうと思います!
黒(よろ、しく!
白(それでは!
現実(どうぞー!
現実(因みに私目線だよ!
見たくもない小綺麗な扉の文字を見る
現実(BARフランソワ、帰りたいよぉ…でも
そんな現実逃避はできないんだよ。
…よし!
ドアを見るとたちまち喉が詰まった、
もう帰りたい。黒に会いたい、白、白…
そんなきもちをグッと飲み込んでゆっくりと顔を上げて、いつかの優しい貴女がくれた金色の小さい鍵を差し込む。ドアを開いて勢いよく入った、そこには見慣れた光景があった
フランソワ(…
目の前の私を ゴミを見る目で見て、グラス拭く手が止まり、にこやかなあの時と違う貴女が私を迎えるでもなくただ見つめていた。
現実(あ、あ、あの、フラ
そう言い切る前に貴女は私に、いや私達に冷たく言い放った
フランソワ(その鍵を今すぐ渡しなさい 。
現実(…たったそれだけ、なんですか?
僕は現実さんの頭の中でその話を聞いた。あぁ、こんなにも冷たい人なんだな。聞くだけで喉が詰まる
嫌だ、今から何をする気何だろう…
現実(黒に休みをくれませんか、彼女はもう限界なんです。
え
なんで、
ぼくのはなしを、
ふらんそわさんはぼくがいちばんきらいなんだよ、
きみもわかってるはず
あぁ、僕のせいだ僕が弱音吐くからだよね
だめ、話しちゃダメだ!!
頭がいたくなった、でもこんなので止まれない…だめ、だめ?今僕は何を思った、いや、私?頭がくらくらする、でも返事を聞かなきゃ…
フランソワ(彼女は私達の作戦に居なくても良い。という事ですか?
現実(違う、違います、ただ、今は白と私に任せて黒にはゆっくりしていて欲しくて、
フランソワ(そんな現実逃避のような話に耳を傾ける暇は無いのです。貴女達は私と協力して最高のおもてなしをする。それだけなんです。ーーーーー、ーーーーー。ーーーーー
あぁ、何も聞こえないなぁ、貴女は何も聞いていない。そんな関係だ。私は頭のぐしゃぐしゃをゆっくり飲み込んで、今用意出来る1番最初優しい言葉を貴女にかけてみる。
現実(彼女は喉が焼けたんです。そんな事も分からなくなりましたか。フランソワ様…
私は呆れたみたいな声をして、困った顔になった。でも貴女はキッパリ私達に言った。
フランソワ(それが何ですか?私達は歩みを止めることはないんです。私に反対するのですか?そうですか。
答えを聞かない貴女。棚に手を伸ばすのを手を握りしめて見る。それだけ。次に目に入ったのは貴女の拳銃だ。誰が作ったかも分からない簡単に私達を傷つけるだけの機械。それに私は、
私は、私と同じだと思ってしまった。思ってしまったんだ。そして私は落ち着いた顔で言った
現実(今撃てば皆来ますよ…?
フランソワ(皆、とは?今白に周りの人間を全て夢に入れてもらってます。
白の屈託の無いきらきらした声を思い出す。 貴女を抱き締めることが出来なくてごめんなさい。
現実(私達は貴方に笑顔で死ねと言われても自らの命を絶つ訳には行かないんです。
現実(おねがいだから、このかんけいを終わらせてください…
フランソワ(それは不可能な話です
現実(お願いします…お願いします…
そうやって私は泣き崩れるしかない。私達は、いや私はそう。そういう生き物だ 断られたらそれで3人の劇は終わりを迎えるんだ。
そうだ、
私達は、劇があった。
劇だけできた、私達の星空に貴女は太陽を付け足して、それで 全てを狂わせたんだ。
私達だけの星空、全てが綺麗で、全て私達だけの広い空の真ん中に、
貴女はありもしない太陽を描き出した。
それが一番と思った。新しい一番星になると思った。でもーーーーー
貴女は私達を消し去った。
私に着いてきたら良いですよ 暖かいお家でご飯を食べましょうね。
そんな言葉はもう貴女の口からは出てこないだろう。今の貴女は私達の事は何とも思っていないのかもしれない。
でも、今頭の中にふっと入ってきた言葉は
だいすきだった。
フランソワ様は、だいすきなあなたは何処に言ってしまったの。
でも、もう帰れないし、変えれないんだ。
なら今。今どうする?どうする…
どうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうする
どうしたらいいの?ねぇ、フランソワ様
最初みたく教えてよ、ねぇ、
現実(フランソワ様。何故私達なのです?何故、何故黒にそんな無茶を背負わせるのですか?
フランソワ(…逆に聞きますが、彼女が望んだ今を何故そんなにも嫌うのです?
なんでそんな愛おしい物を見る顔をするんですか。 何故、何故…?
現実(私達をどう思ってるんですか
一瞬顔が曇って、
昔を見る顔をした。なつかしい…だっけ。
フランソワ(大切な、私の子供みたいな物ですね。
他人事のようにそう呟いた。誰に手向けた花か分からないような、誰に言ってるか分かんなかった、あたまが、ふわふわ、する…
現実(…ごめんなさい、あんなこといって、
くろのきもち、そんちょうしたかったんですね。フランソワさま、
現実さんは多分、これが思ってる本音かな、それを駆け引きもなく全て正直にいった。
フランソワ(!
…どうしたの?ふらんそわさま。
フランソワ様は、驚いてる?なんで?
そして現実さんはなんかふわふわした言い方をして、 そこからにこって僕達に見せるへらっとした笑顔でフランソワ様に笑った。
仲直りしたのかな。考えまでは分からない。黒の気持ち…?僕の気持ち…。
…フランソワ様の役に立ちたい?
来てみたけど、黒がもう居た。やばい。
1人の頭に二人いたら頭が使えなくなる。
現実ちゃんやばいから帰りたいけど、この話聞かないと、フランソワ様の頭に入る?
入れるの許してるの黒だけだぁ!!やばいやばい、取り敢えずでるね…くっそ〜私だけ仲間外れ?いつだってそうだよね!!夢も私だけだし!1人で自由?もっとわちゃわちゃしたいのぉぉおお!!とりまでる!!
あ、頭治った?ごめん、ごめん白。多分白がまた外れてくれたんだ。ごめんね。後でお餅あげようかな。
フランソワ(何故、何故私が拒絶しているのに。
そんな苦しい顔しないで、フランソワ様、言葉が出て来てくれない、早く、貴女の涙をふいてあげたい、それは、それは!
現実(それは僕達が貴女をだいすきだからだよ。フランソワ様!
黒(それは僕達が貴女をだいすきだからだよ。フランソワ様!
そんな言葉が口から二つ聞こえた。なんで、今の声は黒だ。私の口から出た、でも今はそんなの考えられない程に思考は停止した。
だいすきな貴女は、私達を見て、泣いてたんだ。でも顔は笑ってた、私達に向けて、笑ってた。貴女の顔は、まるで花束だ。とても、綺麗で、だいすきな顔。
フランソワ(私は貴女達をただ、傷つけたくなかったんです。私のだいすきな子供達を。でも、その必要はないみたいですね、
そう言い切って、貴女は、ゆっくり笑った。
あぁ、思い出した。最初のこの顔で私達は焼け落ちた。
あなたの光を真っ向から受けて焼けたくないと逃げていたれど、もう焼けていたんだなぁ。
太陽って、こんなに眩しいんだね。黒、白
私、月の事太陽って、言ってたのかも。そのぐらい、焼ける程に眩しい本物の、絵じゃない、劇じゃない、本物の太陽だ。私達だけの
私達のフランソワ様は、太陽のような方だ。
よく遊人が人を口説く時に使うらしいけど、そんな意味じゃなくて、
どんな風にも雨にだって負けない光だ。
それに照らされてる私達は月と言う人も居るけど、私達は違う。その太陽に手を伸ばし続けるそれは、それはまるで、
まるで光に群がる羽虫だ。
邪魔なのは私達だったんだよ。貴女はそれでも作戦を手伝わせると言って、ただ誰でも出来る仕事をさせてただけなんだね。
だって、貴女ならもっと上手く行ってるよね
現実(フランソワ様!!
びっくりした顔をして私の言葉を待ってるあなたの顔がどうしても愛おしくて、大好きで
私ははにかみながらこう言った。いや、言ってしまった
現実(フランソワ様のことが大好きなんです。だから、だからまだ貴女の隣に居ても良いですか…?
フランソワ様は、あの時の顔をした。
この前の僕に向けた怖い顔じゃなくて、最初 のあの笑顔をして、現実もにこってしてて、
僕は悟ったんだ。
良かった、良かった、最初の貴女、貴女、だいすきだよ、そう言いたいけど、涙が止まらなくなった。早く言いたい…フランソワ様の脳内に行こう、苦しいけど、
煙を吸った。あれ、こんなに綺麗な煙、初めて吸ったかも、初めて感じた気持ちだ、
肺いっぱいに吸い込む。
咳がでない、逆に息を呑むような花畑のような貴女の頭の中。この前は、煙で全部見えなかったけど、こんなに綺麗だったんだな、
堪能しきって、僕はもっとだいすきになったフランソワ様にずっと言いたかった事を言った。
黒( …フランソワ様、涙、ふいてください、
フランソワ(黒…?黒ですか…?
黒(そうだよ、やっと、名前で呼んでくれた
僕、ずっとフランソワ様に謝りたかったの
ごめーーーーー
フランソワ(謝るのはこっちなんです!!
え?そんな、そんな訳ない、貴女は何も悪くないよ?僕だよ、僕なの、悪いのは。
フランソワ(すいません、貴女を傷つけて、貴方に酷いことをしたのは私です、貴方はずっと一途に私を思って行動していたのに、
黒(フランソワ様だってそうでしょ?僕の、僕達の為に頑張ってる!だから、僕、声が焼けたなんて理由でフランソワ様のじゃま、したくないんだ。
フランソワ(ッ…
現実(白、白!おいで!
…覚えててくれた、良かった、ありがとう
私、現実もフランソワ様も大好きだよ、
現実の頭の中はまるで花畑みたいで、一つ一つの花弁が私を歓迎してる。
歓迎なんて、いつぶりかな。
煙は黒いけど、咳はでない。喉も痛くならない現実の煙は、まるで空気なんだ。現実は自分を主張しない。いつもフランソワ様や黒、ましてや私の為って行って動く。そんな所も好きだけど、私はきらい。
だって、それはただの馬鹿だから。騙されたらどうするのさ。もう。
私が居なきゃなんだから!!
白(来たよ、現実!
現実(あ、来た来た!あのね、みんなの夢を解いて欲しい。
白(?そんな事してないよ?
え、?
でも、フランソワ様は、
あれ、なんでそんな疲れている顔してるの?
フランソワ(それは嘘ですよ
そういって笑った。
え…?そういって絶望した顔で、自分で開けた茶色の小窓が着いた綺麗なドアを開いて、その向こう側を見たーーーーー
続くー!