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「ねぇ、碧唯」
高校の卒業式。
君の事が好きだ。
そう自覚したのは何時の日だったのだろう。
「第2ボタン、下さいッ!」
この言葉は、僕への告白だと受け取って良いのだろうか。
「あ、これは、…」
「告白、だね笑」
やっぱり。
と、僕達ははにかみ笑いあった。
「ふふっ、笑」
「で、返事、貰ってもいい…?」
勿論、
『第2ボタン、あげるよ』
「ッ、ホントッ…!?」
「嬉しいッ、泣」
僕は慌てた、何か泣かせる様な事をしたのかと。
「いや、嬉しいの、!泣」
「嬉し涙!!」
そんな君も好きだ。
でも、僕はこの時、重要な事実を見逃してたんだ。