Side:R
目が覚めた。
「いだっ!」
痛い、体に衝撃が走る。
電流か?
「目が覚めたか」
誰だろう?でも、おそらくここで一番偉い人。後ろに部下らしき人たちがたくさん並んでいる。
嗚呼、僕は拷問を受けているのか。
今気づいた。
「この事件について言及してもらおうか」
こんなことになるならやらなきゃよかった。後悔の渦が僕を取り巻く。
言いたくないな、なるべく。嫌だなぁ。
「あ゛ぁ?!」
また体に電流が走る。
くそっ言わなきゃなんないのか。
嫌だ。
「僕をいじめて楽しんでいたから、当たり前だろう?」
言ってやっt
「ぐっ、はぁ゛」
なんで?今答えたのにおかしい。
今度は長い、かれこれ1分くらいは体に電流が流れてる。皮膚が剥がれ落ちる。痛い。助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて。
「母さん、父さんごめん」
薄れゆく意識の中で声が聞こえる。
「ごめんなさい!御無礼をお許しください!」
なんだろう?さっき僕を問い詰めてた一番偉そうな人が謝っている、さらに偉い人が来たのかな?僕を助けてくれようとしてくれてたらいいなぁ、王様でありますように!
だはっ
そうして僕は、意識を飛ばした。
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続きが楽しみ!