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俺は、「俺が泣いたって何も変わらない。比叡は必ず帰ってくる」そう自分に言い聞かせ、リビングに降りると電話が鳴った。俺が電話に出ると、相手は看護師だった。看護師の話によると、河合が階段を踏み外して退院出来るのが先延ばしになってしまったと言う連絡だった。俺は、急いで病院に向かって走り出した。道中で、首狩り先生が所有しているリムジンに乗せてもらった。首狩り先生は比叡の容体を見るために病院に向かっていたそうだ。軽い世間話をする暇もなく、リムジンは病院に到着した。俺は、大急ぎで河合の病室に向かった。すると突然、体が突然後ろに引っ張られた。「急ぎたい気持ちは分かるが、病院内は走るな。点滴を打ちながら移動してる患者さんもいらっしゃるんだから」と首狩先生に怒られた。俺は反省して、歩いて河合の病室に向かった。河合の居る病室の扉をノックしたが中から声はしなかった。静かに開けてみると、そこには見知らぬ人たちが寝てた。俺は慌てて、病室番号を確認すると1部屋隣だった。隣の病室の扉をノックすると、中から河合の声がした。河合に話を聞くと、単なる捻挫だと言っていた。俺は安心して、河合と世間話で盛り上がっていると、「里臣学生そろそろ俺は帰るけどソナタはどうする?」と聞いてきました。俺は河合に別れを告げ、再び首狩り先生のリムジンに乗り込んだ。すると突然「なんかアレルギーとか、苦手な物はあるか?」と俺に聞いてきた。俺は、「特にない」と答えた所までしか覚えてない。目を覚ましたら、ふっかふかのクアトロベッドの上に俺は居た。