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・捏造

・寿武を含みます

・口調迷子、キャラ崩壊ありです

・誤字脱字もあるかもしれません

タケミチ嫌われですが、大寿はずっとタケミチの味方です。

『』がタケミチで、「」はその他のキャラとなります。

なんでも許せる人用です。

初書きのため、おかしいとこが多々あるかもしれませんが、暖かい目で見守ってください、、。




武道side

ようやく理想の世界になった。

みんな救うことが出来た。

真一郎くんに、場地くん、エマちゃんにドラケンくん、赤音さんやイザナくんなど、本来亡くなっていたであろう人も、今世は生かすことが出来た。

これでみんな幸せなんだ。

幸せに違いない。

だが、本来亡くなっていた人を生かした結果、いろんなことが変わってしまった。

1番大きなとこで言えば、俺は千冬と相棒になることはなかった。

それは仕方の無いことだ。だって、千冬には場地くんがいる。

血のハロウィンで場地くんが死ぬことは無かったんだから。

だから割り切るしかない。

そう、割り切るしかないのに、、


『どこか寂しいんだよね、、。笑』













ある時から、俺に関する悪い噂がたっていた。

「花垣武道は裏の人間と繋がっている」

「花垣武道は一般人にも手をあげている」

「花垣武道はいじめの主犯格」

など。

俺は気にする必要は無いと思い、スルーしていた。

だが、今思えば噂を知った瞬間になにか行動を起こすべきだったのかもしれない。

起こしていれば、こうはならなかったのかもしれない。







ある日の集会終わり、ほとんどの人が帰り、隊長、副隊長クラスの人間だけになってきた頃、俺はマイキーくんに呼ばれた。

「タケミっち、、いや、花垣武道。お前を今日、東卍トーマンから追放する。」

その言葉を聞いた瞬間、俺は少し固まってしまった。

『、え、、?』

なにかの冗談かと考えたが、マイキーくんは至って真面目な表情をしているし、みんなの目は冷えきっていた。

『な、なんで、!!』

「なんでって、、それはお前が1番知っているだろう?」

なんだ、何がいけなかった。俺は何をした。分からない。分からない。

「お前も噂が出回っているのは知っているだろ?」

『え、、あ、。』

嘘だ。あんな噂を信じたって言うのか!?

『っマイキーくん!あれはっっ!!』

「いい。言い訳なんて聞きたくない。」

『マイキーくん!聞いてください!あれはただのっっ!!』

あれはただの根も葉もない噂だ。そう言おうとした瞬間、俺の身体は地に落ちた。

一瞬何が起きたか分からなかった。だが、あとからくる痛みから、俺は殴られたのだと察した。

「だから、言い訳はいらねぇって言ってるだろうが!」

俺を殴ったのはドラケンくんだった。

当たりどころが悪かったのか、目眩がして上手く身体を起こせない。

「ごめん、ありがとう。ケンちん。花垣武道。俺らも確かに、最初はただの根も葉もない噂だと思っていた。」

「だがな、噂は日に日に増えていくし、被害者は出てくるし、証拠写真が出てくるしで、もう信じるしかない状況になったんだ。」

殴られたせいで頭が回らないのか、マイキーくんたちが噂を信じたことを信じたくないのか、理解するのに少し時間がかかった。


その後はみんなに散々罵られて、殴られて、蹴られて、、。

ここまで来ると、抵抗する気もないから、好きに殴られてたけど、さすがにちょっと身体が悲鳴をあげている。

「これでわかっただろ?もう二度と俺ら東卍トーマンの前に現れんな。」

そんなマイキーくんの一言を最後に、俺は意識を手放した。













「、、き、、、ながき、、花垣」

俺は、自分の名前を呼ぶ声で意識を取り戻した。

『た、いじゅ、くん、、?』

そこに居たのは、元黒龍ブラックドラゴン総長であった、柴大寿だった。

『たい、じゅくん、なぜここに、、?』

「お前に対する悪い噂を聞いてな。それが本当なのか、お前に聞きに来たんだ。」

嗚呼、大寿くんも、あの噂を知っていたのか。そりゃそうか、当たり前か。

大寿くんも俺の事信じてくれないのかな。

『信じてもらえないかも、ですが、、俺はなにもやっていません、、。』

「そうか、、まぁ、そうだろうな。」

『、、、え?、え、俺の事、、信じてくれるんですか、?』

正直、これを言った瞬間殴られるかと思っていた。予想外の反応に、俺は少し戸惑っていた。

「俺はお前がそんなことができるとは思っていない。そんなことが出来るやつに、命をかけて人を守ろうとするわけが無い。」

その言葉を聞いた瞬間、俺の目からは涙が溢れた。

初めてだ。俺の話を聞いてくれるなんて。東卍トーマンのみんなは、俺の話すら聞いてくれなかった。

そんなことを考えながら、 ボロボロと涙を流す俺を、大寿くんは優しく抱きしめてくれた。

「花垣、お前は俺の恩人だ。俺が、家族を壊してしまう前に、お前は俺を止めてくれた。だから俺はお前を、花垣武道を信じる。例え、全員に嫌われようとな。」












「おいおい、随分とおアツいこったな。笑」

聞き覚えのある声に、俺はびくっとした。

「九井か、、。何の用だ?」

そう、この声の主は、ココくんだ。そして、その後ろにはイヌピーくんがいた。

「なんの用かって?そんなの、そこのクズの件に決まっているだろ。」

クズ、、か、。俺のことだろうな。

ココくん達も、俺のこと信じてくれなかったんだな。

「九井、何度も言ってるだろうが。花垣は何もやっていねぇ。」

「はっ。どうかな?俺は元々、花垣はくせぇやつだと思っていた。やっぱり俺の予想はあっていたな。」

「ココの言う通りだった。なぜ俺はこんな奴に11代目黒龍ブラックドラゴン総長を任せてしまったのか。」

「てめぇら、、。」

大寿くんは額に青筋を立てて怒ってくれているが、俺はもうどうでも良くなっていた。

『大寿くん、もういいよ、、。庇ってくれてありがとう。』

俺はなんでもいいから、この場から離れたかった。

ここにいると、どうも息が苦しい。

『ココくん、イヌピーくん、迷惑かけてごめんなさい。』

俺は2人に頭を下げ、痛む身体に鞭打って、帰ろうとした。

だが、身体が思うように動かず、倒れそうになったとこを、大寿くんに支えられた。

「フラフラじゃねぇか。送る。」

『そんな、、大寿くんにそんな迷惑かけれないよ、、。』

「迷惑じゃねぇ。いいから送る。」

そういうと大寿くんは、俺をお姫様抱っこをした。

『た、大寿くん?!こ、これは恥ずい、、。』

「誰も見てねぇんだから気にするな。それより、あんまり暴れると誤って落としちまうかもなぁ。笑」

その言葉に少しゾッとしてしまった。

さすがにこの身体でいきなり落とされるとキツイ、、。

『す、すみませんっした。。』

「カッカッカッカッカッ!それでいい!大人しくしとけ。」

この後俺は、お姫様抱っこのままで家まで運ばれた。



一旦終わりです。

ボツになる予感がします。。

ボツにならなければ一旦大寿目線で書く気です。

『これが望む未来、、、?』

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コメント

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最高です続きありますかね?

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