テラーノベル
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前に立っていたのは中竹だった。中竹の前に、田中が立っていた。
声をかけようとしたその瞬間、ふと足元に目をやった。
地面が一一赤く染まっていた。
背筋が凍った。
…そして意識がもうろうとしはじめた
意識が途切る前に聞こえた
『なんで、蒼井くんと空くん殺したの?』
気づいたら、数学の授業中だった。
「松本お前、この授業で何回寝てるんだこれで起こすの”8”回目だぞしっかりしてくれよ」
ああ、そうだった、あの日あの時に”彼”を死なせないようにループしてるんだった。
でも時間が経てば忘れてしまう…
誰も助けられない。助けてもまたループしてしまう…
だから人を辞めたいんだよ…
コメント
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最後まで読んでいただいて、ありがとうございます