「本当は、もっと好きにしてほしいんでしょ?」
彼の筋肉質な腕を乱暴に掴み、思い切りの力で引っ張り、顔を近づけた。
「琉真の本当にやりたいこと僕にしてよ。 」
琉真はまた顔を赤くしてる。なんて愛らしいんだろう。なんて愚かなんだろう。なんていやらしいんだろうか。
「俺はもう、梨沙を裏切りたくない!」
必死の抵抗を僕にしてくるけど、琉真には僕を振り払うだけの力があるのに、そうしない時点で琉真の答えは出てるよね。
「わかってないね。」
無理やり唇を重ねた。琉真の漏れた甘く高い声が僕の鼓膜に響いてくる。
「わからせてあげるよ。」
コメント
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わからせる?? え?次回に期待なんだが✨ たのしみぃぃ!⤴