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遂にキスの次元を超えたか…(?) 作品最高すぎて推し作になったわ✨(?)
僕は3度目のキスを琉真と交わす。
キスで声が漏れ出るのは琉真のクセなのだと3度目で覚えた。その声が、顔が、仕草が可愛くて、僕は彼の唇を舌でこじ開け、それを無理やりねじ込んだ。口先では嫌がっていたのに、彼は案外僕の舌を安易に受け入れた。
唾液が混ざり合う音と琉真の甘い声が僕を刺激する。
少し物足りないくらいで僕は唇を話し、耳元で囁く。
「なんだ、受け入れてるじゃん。やっぱり僕が恋しいの?」
琉真は羞恥と悔しさが混じったような顔を必死に隠しながら答えた。
「春輔だってわかるだろ、これが良くないことだってくらい…。」
「わかってるよ。だから気持ちいいんじゃないか。」
僕は涙で溺れそうな琉真の顔を見ながら、口とは違い正直な「それ」に手を添えた。
「あれ、随分硬いね。」
その先っぽを指先で軽く撫でる。
「んあぁッ…」
彼はその声を出した瞬間、やってしまったと言わんばかりの顔をし、口をむんずと結んだ。
「素直じゃないね。」
僕は彼の社会の窓を叩き割り、その全てを僕の目に焼き付けようと決めた。