TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

皆さんこんちよ〜  ど〜もちよです!

今回は天使໒꒱さんのコンテストに参加させていただきます!

小説部門ですね

いや決して天使໒꒱さんのコンテストだから天使ネタにしたとかそう言うのでは

はい、すいませんでした

それではいってらしゃい







この世界には4種の人物がいる。

死んだ者を導く「天使」、死ぬ前に契約する「悪魔」、死んだ者の運命を決める「死神」、そして「人間」が__________




🍍視点


🍍(今日も今日とて天界は平和ですなぁ)


俺はそう言い空を眺める。なにしろここは天使の集まる場所、天界なのだから。


🍍(平和じゃなかったら問題か)


☔️「あ、なつく〜ん!」

🍍「お、こさめ」


ボーッとしてたらこさめが来た。


☔️「何してんの?」

🍍「んーいや、特に何も」

☔️「へー?」

🍍「こさめはどしたん?」

☔️「なんか適当に歩いてたらなつ君がいたからきた!」

🍍「こさめらしいなw」

☔️「まぁね〜、それじゃまた散歩してくる!」

🍍「おーいってら」


こさめはまた歩き出した。いや羽あるんだから飛べば良くね?こう言うちょっと抜けてるところもこさめらしいんだけど。こさめは天使らしい淡い水色の髪。そして俺は天使らしかぬ茶髪。


🍍「なんで俺天使なんだっけ…?」


気付けば口からポロリと出ていた。そうだ、俺なんで天使なんだ?生まれた時から天使…?いや…


🍍「違う…」




🍍「違う違う違う違う違う違う違う違う」



🍍「俺は、なんなんだ…?」



その時俺は天使にいない紫色の髪をした男を見つけた。夜空のような鮮やかな紫。その男は翼が黒かった。形も違う…もしかしてアイツは


🍍「悪魔…?」


その時、その男の黄色い目と目があった。髪が夜空なら瞳は月だろう。


📢「ニコッ」


🍍「!?///」


微笑まれた…?なんか心なしかドキッとしたような…でも俺アイツのこと




知ってる気がする。







📢視点


久々に天界に用があってやってきたけど…やっぱ目立つよなぁ。早く済ませよ…


📢(ん?)


茶色の髪が目に入る。あの子は………なつだ。


🍍「違う違う違う違う違う違う違う違う」


🍍「俺は、なんなんだ…?」


…安定してないな。まだ”不完全”だったか?それでも俺は君を”救えた”ことに安心した。

…あ、こっちみた


📢「ニコッ」


微笑んでみる


🍍「!?///」


分かりやすく照れたな。やっぱ覚えてるんだろうか。俺のこと。そしてなつがまだ、






人間だった時のこと。






〜過去〜


📢視点


俺は人間界に降りて仕事を探す。

この俺、死神の仕事を。

よく悪魔に間違えられるけど死神だからな?死神は人の寿命がろうそくで見える。

だからそのろうそくが短いやつを見つけて成仏させるのが仕事。

成仏してからのその先は天使の仕事だな。

ちなみに寿命が短いやつは俺の姿が見れる。

誰か寿命が短いやついねぇかな。

まぁやっぱ定番は病院だよな(?)行ってみっか。


📢「よっと…」


窓から覗いてみる。丁度いい感じのやついるかな〜っと。…カーテンでよく見えねぇ。

しょうがない、中入っちゃいますか。


📢「よっガララララ」


お、開いた。ん?誰かいるやん。


📢「!?」


その時俺は目を見開いた。そいつのろうそくが凄い短かったから…だけじゃない。

人間と言うにはあまりにも








綺麗だったから。





🍍「スー…スー…」


寝てる…のか?この寿命の短さじゃもうこのまま目覚めないかもな。


🍍「…んパチッ」


あ、起きた。


🍍「誰…?」


あ、これ自己紹介した方がいい系?


📢「俺はいるま。信じられないかもしんないけど死神。お前を成仏させるために来た。」

🍍「いや成仏て。俺まだ生きてんだけど。」

📢「俺が死神なことに対しては疑わないん?」

🍍「正直疑いたいけどそんな羽生えてたらなぁ…」

📢「あぁ…なるほどw」

🍍「俺はなつ。よろしくないるま」

📢「いやよろしくなって…死神にそんな態度とる人間お前だけだぞ?」

🍍「おーじゃあ俺唯一の人間じゃん。」

📢「www」

🍍「…でさ、いるま。 俺やっぱ近いうちに死ぬん?」

📢「…まぁな」


ここで嘘を伝えても意味がない。


🍍「…そっか!じゃあ俺が死ぬまでしっかり見守っとけよ?」

📢「なんでだよw」

🍍「うるせぇ!俺の残り少ない人生満喫させろ!」


こうして、なつが亡くなるまで2人で過ごす生活が始まった。

正直俺は驚いた。

今までもうすぐ死ぬと伝えたやつは全員ヒステリックに泣き喚いたから。

そう言う奴らはうるさくてしょうがなかったがなつが泣くことはなかった。

一緒に過ごすにつれ俺はどんどんなつに惹かれてった。

仕草や癖、何もかもが可愛く、愛らしく、愛おしく感じた。

しかしやはり時間とは残酷なもので。

“その時”は来てしまった。


🍍「…なぁいるま…?」

📢「…なに」


最初会った頃と比べ物にならないくらいなつの声は弱々しくなった。


🍍「これ、俺死ぬんかな…」

📢「………」


認めたくなかった。なつが死ぬと言うことが。


🍍「…もっと生きたかったなぁグスッ」


なつが「生きたい」と言ったのを初めて聞いた。

俺が悪魔だったらどんなによかっただろう。

今すぐにでも契約したら命は救えるはずなのに…

そう考えてる間にもろうそくはどんどん短くなっていく。


🍍「俺な、いるまが好きだよ。ずっと隣にいてくれてあたたかかった。」

📢「俺も…好きだよ」

🍍「いっそ俺が人間じゃなきゃ良かったのに…グスッ」

📢「そんなことない…なつが人間だから俺達は会えたんだぜ?」

🍍「そっか…来世生まれ変わったらいるまとまた一緒にいたい。」


なつはそう言い目を閉じる。


🍍「俺、もう眠いや…おやすみ、いるま」

📢「あぁ、おやすみなつポロポロ」


気づいたら涙が溢れていた。

なつは生まれ変わったら一緒にいたいと言った。やはり俺に未練があるのだろう。だったら俺にできることはただ一つ。

“俺の仕事”は人を成仏させること。

“死神の仕事”は






死んだ者の運命を決めること。



〜現在に戻ります〜


📢視点


あの後なつの記憶を消して天使にした。優しいアイツに死神は苦しいだろうから。

また君と、一緒にいるために______


📢「なぁ、お前」

🍍「…誰?」

📢「俺はいるま。信じられないかもしんないけど死神。お前と仲良くなりたくてきた。」

🍍「いや仲良くって。俺天使だけど?」


どこか前にも聞いたことがあるような会話をする。


今度は、ずっと一緒にいられたらいいな。



この作品はいかがでしたか?

158

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚