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人間ショップ
side omr
日が段々と落ちて薄暗くなってきた都会
電車から続々と降りてくるサラリーマン
なんの変哲もない夜だった。
あの路地裏に入るまでは
「ペットショップ」と記された看板の付いた店は少し不気味だった
錆びれていて、とてもペットショップとは思えなかった
一体何がここにはあるのか
恐怖心より好奇心が勝つと俺は大きな目の前の扉を前にインターホンを押した
出てきたのは顔を隠した男性だった
暗くてよく見えないが奥にはショーケースが並んでいた
男性は俺を店に招き入れドアのロックを掛けた。
今思えばここからおかしかったんだ
そこには1人の男性がショーケースに入れられていて
背筋がゾッと凍った
これ、もしかして
「人身売買」?
俺が震えて喋れなくなっていると男性は口を開きこう言った
「ようこそ。人間ショップへ」