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主の大好きなファンタジー集
桃青地雷さん🔙
M:おい、しっかりしろ! 今、助けてやるからな……っ!
と、扉をぶち破り、ボロボロになりながらも
聖剣を構えて突入してきた、人間の国の“元”仲間たち
彼らの視線の先、の魔王の玉座。
そこには、黒い毛皮を纏い、妖しく微笑む魔王が優雅に腰掛けている。
そしてその足元には、首輪にリードを繋がれた、かつての勇者の姿があった。
M:勇者様……!? なぜ、そんな姿にされて……っ、今すぐその魔王を――
僧侶の言葉と共に他の仲間たちも怒りに震え、武器を向けたその瞬間
勇者である青は逃げ出そうとするどころか、自ら進んで魔王の膝にすり寄り、その冷たい指先に気持ち良さそうに頭を 預けた
そして、かつての仲間たちを、ひどく冷めたような、どこか 蕩けきった瞳で見下ろしたんだ
青:……あ? 助けるって、誰を?
M:え……?
青:悪いな、お前ら。俺、もうこの人の 『犬』だから……今さら人間のとこに戻る気なんて、サラサラねぇよ
勇者の口から飛び出した、信じられない裏切りの言葉に、仲間たちは絶望で息を呑む
魔王である桃は、自分の足元で喉を鳴らすように 縋ってくる青の髪を、大きな手で愛おしそうに、そして見せつけるように 撫で回しながら、低くクスクスと笑った。
桃:聞こえましたか? 『僕の可愛いわんちゃん』は、もうあなたたちの元へ戻る気はないそうですよ。……ほら、青。ご主人様のために、あの邪魔者たちを追い払ってくれませんか?
青:御意、魔王様♡ ……おいお前ら、さっさと失せろよ。俺とご主人様の『お仕事』の邪魔なんだわ
かつて人類の希望だった不良勇者が、魔王のたった一言で、今度は人間に向かって獰猛に牙を剥く――♡
コメント
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魔王×勇者、第1話読了です! 「元」仲間たちが駆けつける展開からの、勇者が自ら魔王の膝にすり寄る衝撃…これはもう「何があったんだ」と気になりすぎます。首輪とリード、そして「犬」になった宣言。立場が完全に逆転しているのが、タグ通りの“闇落ち/堕ち”表現としてとても鮮烈でした。桃の「僕の可愛いわんちゃん」という台詞回しも、二人の関係性を感じさせて良いですね。続きが気になります!