テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。
※似たような話がもしある場合は、即座に削除させていただきます。
※今回は、AIとご一緒にお話ししながら制作した際に、思いもよらない展開になりましたので共有させていただきます。
※キャラクター崩壊が激しいです。
その翌日。運命の歯車はさらに歪に回り始めます。
テレビ番組の収録が終わった直後の、Snow Manの楽屋。 メンバーたちが談笑しながら片付けをしている中、渡辺さんは驚くほど静かに、そして迅速に動きました。
宮舘さんが飲み終え、ゴミ箱に捨てようとしたコーヒーの紙コップと、喉を潤すために使った使用済みのティッシュ。渡辺さんは、宮舘さんが部屋を出た一瞬の隙を見逃しませんでした。
「……っし」
渡辺さんはそれを奪い取るように拾い上げ、自分のバッグの奥深く、丁寧な不織布に包んで隠し入れました。その瞳は、まるで至高の宝石を手に入れたかのような、異常な光を放っています。
その光景を、阿部さんは楽屋の隅から、凍りついた形相で見つめていました。
(ゴミまで……? 舘さんの抜け殻さえあれば、彼は幸せだというのか……。僕が計算していた『依存』の域を、もう完全に超えている……)
阿部さんの背中を、拭い去れない恐怖が駆け抜けました。
『絶句する二人』
しかし、その異様な光景を見ていたのは、阿部さんだけではありませんでした。
ドアの影で着替えようとしていた岩本さんと深澤さんが、手に持っていた衣装を落とさんばかりに固まり、絶句していました。
「……翔太、今……何したんだよ……?」
岩本さんの声は震えていました。
「おい、翔太……それ、舘さんのゴミだろ? なんでそんな……」
深澤さんが顔を青くして渡辺さんに詰め寄ろうとした、その瞬間。 二人の肩を、冷たく、重い手が制しました。
「やめるんだ。照、ふっか」
『阿部の苦痛と制止』
振り返ると、そこには阿部さんが立っていました。 その表情は、いつもの冷静な軍師の面影はなく、内側からボロボロに崩れ落ちそうなほどの苦痛が浮かんでいました。
「阿部……? お前、見てただろ今の。翔太、明らかにおかしい。あいつを今すぐ止めて、ちゃんと話し合わないと——」
岩本さんが阿部さんの腕を振り払おうとしますが、阿部さんはさらに強く、しかし静かに首を振りました。
「……ダメなんだ。今、彼から『それ』を奪ったら……翔太は、その場で壊れる」
阿部さんの声は、掠れて今にも消えそうでした。
「今の彼にとって、あのゴミは舘さんの命そのものなんだ。……僕たちが不用意に触れれば、今度こそ彼は自分を殺すか、僕たちを殺す。……お願いだ、今は……見なかったことにしてくれ……」
阿部さんの歪んだ表情には、自分の知略ですべてを隠蔽しようとしながら、あまりにも深い闇を目の当たりにしてしまった絶望が滲み出ていました。
岩本さんと深澤さんは、阿部さんのそのただならぬ様子に、二の句が継げなくなりました。楽屋の外からは、何も知らない他のメンバーの笑い声が聞こえてきます。その明るい声が、この密室の狂気をいっそう際立たせていました。
地獄は、ついにメンバーの過半数に知れ渡りました。