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maitakeside

勢いで言ってしまったが、話すと言っても、何処から話せばいいのか分からない。俺があたふたしていると、それに気づいたのか、その人は話し始めた。

?「話しにくい?」

🍄「いや、あの、何から話せばいいのかなって…」

?「んー、まぁとりあえず端的に言ってみてよ。」

🍄「え、えっと…」

こんな重い事を名前も知らない人に言うって、難しいな。自分で言ったはずなのに躊躇う。

?「大丈夫、引かないから。」

そう言われて、決心がつく。大きく深呼吸して、自分でも信じきれていない事実を口に出す。

🍄「お、俺、事故の後遺症?みたいなので記憶喪失になってしまったんです。」

絶対気まずいだろうな…。言った後に後悔する。

?「あー、そうだったんだ。そりゃ俺の事なんか分かんないよね、やっと繋がった笑」

え?それだけ?いや、もっとこう驚くものじゃないの?いやそんな驚いて欲しい訳じゃないけど、、、軽すぎない?

俺が戸惑っていると、相手は言った。

🐷「戸惑いすぎでしょ笑あ、そういえば、俺名前名乗ってないよね。ポケカメンだよ、改めてよろしく笑」

🍄「あ、あー?よろしくお願いします……」

🐷「この感じ懐かしっ笑敬語以外高校の時の反応と全く変わってねー笑」

🍄「え、そうなんですか?」

🐷「うん、いつも雑にあしらわれてた笑」

🍄「う、、ごめんなさい…」

🐷「いやいや!謝らなくていいからね!?それと敬語なんか堅苦しいからタメで話してよ笑」

🍄「え?分かり…あっ、分かった。えっと、ポケ、、?」

🐷「っ……、あぁ!そうそう!」

🍄「なら、良かったです…笑」

そう言って俺が笑うと、ポケが言った。

🐷「あー、あのさ、別に嫌ならいいんだけど、」

🍄「……?」

🐷「っ、俺に手伝わせてよ!記憶喪失の治療?って言うのも変だけど、、笑一応仲良かったからさ、高校の時の思い出とかも覚えてるし。」

🍄「……いいの?」

🐷「うん、大歓迎!大体俺、する事ないし笑」

🍄「じゃ、じゃあ、、お願いしてもいい?」

🐷「任せろ!!じゃあ、連絡先交換しよ?」

🍄「うん…!」

そうして、ポケと俺の謎の関係が始まった。

2度目の初恋を残り僅かの君と。

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