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柔太朗side
勇ちゃん来るの早いよ、も…やだ
〜遡ること5時間前〜
個人仕事を終えて家に帰ると勇斗からメッセージがきていた。
『夜、家に泊まっていい?』
『OK』
飾りのない誘い文句に心が踊る。
もしかしてもしかすると、そろそろ…なのかもしれない。
心を落ち着けるべく無心で部屋の掃除をしているとベッド下の小さな段ボールに気が付いた。
それは数日前仁人に無理矢理押し付けられた箱だった。
「…そういえば体が硬いから使う様にって言われたんだっけ。マッサージ的なヤツかな?」
頭に?を浮かべながら箱を開けると黒いローターとメッセージカードが出てきた。
『よくわからないからランキング上位のを買ったよ♡by仁人』
「な…っ!!」
慌てて仁人に連絡する。
💛「なに?」
「何じゃないよ、何これ!?」
💛「…は?意味わかんないんだけど」
「この前くれた、あの小さい箱の!」
💛「…あぁ!あれ? なんかふたりが煮詰まってるみたいだからカンフル剤的な?優しいリーダーからのプレゼント」
「⚪︎△◻︎※〜!!」
💛「あ、わかんなかったら使い方教えようか?」
「〜〜〜もう、仁ちゃんなんて知らないっ!」
電話を切るとスマホをベッドに投げつける。
こんなの必要ないし、 天と地がひっくり返っても絶対使わない…
とは思ったものの、ひと通り掃除を終えてから箱の前に正座してそれと対峙する。
睨みつけること5分。
恐る恐るスイッチを入れると思いの外激しく振動し始めた。
… いかつ過んぎ。
こんなの入るわけない。
だってそもそも入れる場所じゃないし。
思わず弱音が漏れる。
「でも、いつまでもこのままって訳にもいかないよな…」
勇ちゃんに我慢させてるって自覚はあるし、柔太朗だって思うところがある。
………やるか
覚悟を決めてローションを多めにつけて入れてみる。
「うぅ…っ気持ち悪い…」
呼吸を整えて異物感と嫌悪感を紛らわす。
「じゃ…弱から…」
スイッチを入れた途端ローターが激しく動き奥に進んでいく。
「んぁっ…!!やだっ。 止まって」
スイッチを止めようとするがローションで滑ってうまく操作できない。
「…んっ!」
ローターが前立腺に当たる。
鋭い快感にびっくりして手からコントローラーが転がって行った。
這いつくばってコントローラーを追いかけると部屋の戸口に大きな足が見えた。
🩷「何してんの?」
「…へ?」
降ってきた聞き覚えのある声に、ゆっくり足を辿って見上げると勇人が立っていた。
慌ててシャツをたくし寄せて下半身を隠すが、情けない振動音が聞こえる。
勇人はローターのコントローラーを拾い上げて柔太朗の前に見せつけた。
🩷「これ、どういうこと?」
「いや、あの、これは…」
コントローラーを取ろうとすると勇人はスイッチを強にした。
「…んぁっ!だ、だめ。はやちゃ。止めて」
「あ、奥に行っちゃう、…からぁ」
勇斗がスイッチを止めると柔太朗が肩で息を繰り返した。
全裸を見られるよりも恥ずかしいけど、もうそんなことを言っていられないくらい切羽詰まっていた。
🩷「説明して」
「…じ、仁ちゃんが、使えって」
🩷「言われたとして、普通そのまま使う?」
呆れて言うと柔太朗は泣きそうな顔になった。
「だって」
🩷「何?」
「俺、うまくできなかったから。 勇ちゃんに我慢させてるし」
🩷「俺は、このままでもいいって言った」
「…でも、俺は」